今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

約2ヶ月ちょっと経過。元気すぎます。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

乱暴な仕立て直しから2ヶ月以上が経った観葉植物たちの様子”を載せときましょ。癒されるといいますか、元気を貰える過ぎるといいますか。

umikichi52.hatenablog.com

 

モンステラ】 

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                              ↓ 

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       ↓ 8/3

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まだまだ、新葉が続々と出ております。ただ、気になるのが、モンステラ特有の切込み模様がないこと。栄養不足なんでしょうか。補給した方がよろしいですね。太陽に向かって成長するので、時々くるくると鉢を回しております。       

 

マドカズラ 

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   ↓ 7/14

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                     8/3

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こちらも、次々と新葉が。切り口から幾枝にも分かれてます。凄い。

 

下の挿し木は、水挿しから鉢植えにしたもの。どうなるかな思っていましたら、根付いた頃からはぐんぐん育っております。 

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【プミラ】 

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                        8/3    

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水挿しから苔挿ししたもので、なかなか根付いてくれませんでしたが、少しずつ育ってくれてるようです。    

 

【アイビー】

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          ↓ 8/3

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こちらも、プミラ同様に水挿しから苔挿ししたものですが、一見変化ないようですが、よくよく見ると生きてくれております。頑張れ!

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【アルテシマ】

何だか縮んだ?みたいなのは撮影角度の問題ですね。

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5本とも順調でございます。頑強です、アルテシマは。        

             

 【ウンベラータ】

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ウンベラータも丈夫でございます。成長、早い!

モンステラマドカズラ、アルテシマ、ウンベラータは、夏、一日水やりを忘れてもちゃんと育ってくれまして、初心者の私にはとっても相性が良いです。基本的に、土の表面がカラカラになってから(限度はありますが)水やりしています。それに、病気にもなりにくそうですし、剪定にも強そうですし。友人にプレゼントするのは、どの子がいいかしら。

 

ところで、最近、大好きな早朝の我が家の庭ぶらりをさぼっております。といいますのは、居候Kくんに水やりをさせているので。

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なんと、雑草たちがわやわや、もさもさ、しております。

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f:id:sumikichi52:20170803115015j:plain ちびモミジが草に埋もれて・・

f:id:sumikichi52:20170803115011j:plain 初めて見た!ミントの花

近いうちに二人で草むしりをするぞ!と号令をかけてはいるものの・・。ふう。

無理矢理、水やりをさせられているKくん曰く、「最初は、もぉー、水やりなんて、と渋々やってたけど、そのうち天気予報が気になりだして、あっ、あさって雨かぁ、なら明日は朝晩じゃなくて・・とか考え初めてるんだよねぇ、なんか愛着湧いてきた。ペット飼ってる感じかな」ですって。「そうでしょーっ、そのうち、元気ないなぁ、水が足りてないんかなー、とか、冬場の肥料が足りてないんかなー、とかまで考えるようになるんよー、ネットで調べたりして」などと私もノリノリになって会話がつながっております。けれど・・朝、水やってね、と申し渡しておりますのに、何故に言われなきゃやらないのだ?うーん、まだまだだな。

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日々感謝です。

 

Eテレ「趣味どきっ!〜 わたしの夜時間“無心になれるやすらぎ時間”〜」を観て。色日記、興味津々!

こんにちわ、SUMIKICHIです。

たまーに参考にさせて頂く「趣味どきっ!」。
マラソンや登山、自転車、茶の湯や書道、ギターそして仏像鑑賞の旅やスケッチ紀行、パソコン・IT講座など、現代人の趣味は幅広くジャンルも多種多様。その道の第一人者を講師に起用し、初心者にもわかりやすく紹介する番組。

今回のシリーズ「わたしの夜時間」、“お休み前の心と体を整える夜時間の過ごし方”の中で「あっ、これなら私もすぐ出来そう!」と思ったものをざっくり備忘録しときましょ。

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        〜無心になれるやすらぎ時間〜

アートセラピーテクニックを利用した“10分で心をゆるめる色日記”≫
        塗り絵感覚の色日記で無心に

アートセラピーは、悩みを抱えた人が、セラピストと絵画やダンスなどの芸術を通して交流を深めていくもの。心の内なる世界を表現することでリラックスして、自分に対する気づきや癒しが得られるといわれている。

これを利用した色日記は、丸い枠を描いて、そこに自由な色を塗るだけ。こんな簡単な作業の中にセラピーの要素が詰まっている。

用意するのは、色鉛筆と手帳だけ。

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たった10分、無心になって色を塗るだけで心がリセットされる。

 

◆好きな色を選んで、○(円)を7つ描く
どこに描いても良い、深く考えないで
大きく描き過ぎると後が大変、○が重なっても大丈夫
どんな形に描いても良いが、色を塗るためなので円の線は閉じる

この枠が大切、後付け法から来ているが、自分の心の中の表現したいことを、この枠の中だったら自由に画けるんだよって。際限なくある空間をこの枠ど留めるブレーキの役割をしてくれる。枠を描くことがアートセラピーの大きなポイント。
例えば、このページで、自由に表現して、と言われても戸惑う。逆に、○があれば塗り易くなる。今回は○だが、違う形でも良い。

 

◆好きな色で○の中を塗る
何色でもいい、1個でもいい、無理しなくていい。誰かに見せるためではなくて、あくまでも無心になるためのもの。心の赴くままに塗るのが大切。何をしても、まず自分を許してあげる自分だけの世界。

鉛筆のサラサラっていう音もいい・・塗っていくうち、だんだん何も考えないで、呼吸が整ってきて、リラックスしてきて・・鎮静効果ぶある。

 

◆塗り終えたら円の横に日付けをいれる

慣れてきたら、○の配置や枠の形を変えたりしてみるのも良い。

文字がないと成り立たない日記とか具体的にものを描かなきゃいけないお絵かきと違って、ただ○の中を塗るだけで完結する表現を夜の時間に持てたら良い。


私も早速、挑戦。キリのよい8/1から始めてみました。

f:id:sumikichi52:20170802085943j:plain 日付忘れてるけど 8/1

f:id:sumikichi52:20170802085951j:plain 日付! 8/2

お子ちゃま以下でございましょうか。本来は誰に見せるものでもないですし、そもそも、いつか、大量に持っている色鉛筆で何か描きたいと思いながらも手つかずでしたので、気軽に手に取るグットタイミングなのよ、ということで納得させましょ。塗っている最中は、たしかに無心になります。あらっ、日付けを入れ忘れておりました。今は、塗ることに集中しましょ。いつまで続きますことやら。

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この他、
≪マスキングテープを使った簡単コラージュアート≫

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文具店や100円ショップで買えるマスキングテープを、テーマを決めないでちぎって貼っていく。いろんな色があって、上手に使って場所や時間を表現することができる。

例えば、茶色テープを横に貼ると地面に見えて、その下に水色テープを同じ方向に貼ると海や川に見えたり。上の方にオレンジや赤で夕陽、黒っぽい色だと夜、といったように。逆に、自由気ままに貼っていくと、そのうちそれが何かに見えてきて、そうなるとしめたもの。シールや包装紙などを貼っても良い。

 

こちらも、なぜか大量に持っているままのマスキングテープを使う絶好のタイミング!ただ、模様のあるテープを貼ってみて・・ただ貼っただけだな・・規則性を持たせるなら・・どうしたらいいのだ・・紅色の細めのテープでつなげとくか・・うーん、やっぱり貼っただけ・・ってな仕上がりでございます。

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コラージュは、逆にストレス溜まりそうですので、しばらくは色日記にしておきましょ。そうそう、思うばかりじゃ駄目でございますね、実際に手を動かしませんと。塗り方ひとつで全く出来上がりが違うんですものね。これって当たり前のことですが。メージングばかりしてて、いつか、いつかとか、やれば出来る、とか、いつまでも先延ばししてても技術は勝手に上達してはくれませんから、あまり深く考えず、まずは手を動かしましょうよ、ってことに気づかされました。どこぞの教室で基本から・・と、意気込んで始めようとする癖があり、それで億劫になるタイプです、私。隙間時間にでも手に取りましょ。

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日々感謝です。

実践!“一日一禅”

こんにちわ、SUMIKICHIです。
Eテレ「まる得マガジン」で、‘禅の言葉で生活をグレードアップ 実践!一日一禅’という、興味深い内容の番組が放送されていまして、ざっくり備忘録しときましょ。禅語は好きですし、5分のミニ番組ですので、簡単に取り入れられそう。

 

禅語、それは人生の教えを記した禅の修行の道しるべ。指南役は、曹洞宗 徳雄山建功寺18世住職 枡野俊明さん。番組は8回シリーズ。

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①はじめての坐禅 

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身も心も執着から完全に抜け落ちるという状況、何ものにも捉われず、身も心も一切の執着から離れた禅が目指す最高の境地。

ストレスが多い現代社会には、禅の心を取り入れることが有効だと枡野さんは言う。人々の心に欲や悩み、いろいろなストレスが埋まっている、これを心のメタボリックシンドロームと呼んでいる。心のメタボを解消するには坐禅


坐禅をするときは、坐蒲(ざぶ)を使う。なければ、座布団を半分に折って。
・両脚は、結跏趺坐 か 半結跏趺坐。
 胡坐をかいて腿の付け根の上に両足先を乗せるか、片足先を乗せるか。
・手は、両手で輪を作り、親指が軽く触れあうかたち。

・体の中の邪気を一度吐き出す。
・体を振り子のように左右に振り、しだいに体が真ん中でピタっと
 止まったところで静止。
・姿勢が整ったところで坐禅開始。

坐禅の最中は、目は見開かず、半分に開き、視線は斜め45度下に落とす。
・鼻で呼吸を行いながら40〜45分間ほど。初心者は10分でも大丈夫。

家で行うときは壁やタンスに向かって、明るすぎない場所でリラックスして行う。

まず、続けることが大切。いつしか身心脱落の境地に近づけるでしょう、とのこと。

 

少し慣れたら・・
坐禅で心を調える

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唐の時代に活躍した百丈懐海禅師という方が唱えられたのが、この百丈山という自然豊かな中でどっかりと坐っていること、命を頂いて坐っていることが、何よりも尊く有難いことだとお答えになった、という意味。

その境地にいたるために坐禅をしましょう。
‘調身 調息 調心’。姿勢を調えれば 呼吸が調う 両方が整うと心が調う。 

・脚や手は前述同様。
・意識して骨盤を立てているような姿勢で。
・鼻から呼吸し、慣れてくるとやがてゆっくりになってきて
 1分間で4〜5回くらいになる。

もし、頭に何かが浮かんでくるようならそれに取り合わず、浮かんできたものはそのままに放置、そうすると自然に心が調い、調心という状態になる。

足が組みづらいときや仕事場で一息つきたいときは、椅子坐禅。背中は、背もたれから離して坐り、膝は肩幅くらいに開く。

 


③はじめての写経

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心に浮かんでくるいろんな想いをそのままにしておく、そして、消えるままにまかせる、そういう状態のこと。

心がざわついて落ち着かない時、写経をすると心がすっきり落ち着いてくる。
今回の写経は般若心経。仏様の智慧が凝縮され、最も多く写経されているもの。

最初は、最後の部分を書いてみよう。市販されている写経セットを利用。

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サンスクリット語を音写したもので、‘私もみなとともに行こう みなで悟りの境地を円満成就しよう’という意味で、一番重要な部分。

・始める前には、手を洗い口もゆすぐ。
・まずは、合掌しながら深くお辞儀し、写経する一文を唱える。

・お手本の上に紙を置く。筆ペンでもボールペンでも良い。
・姿勢を正し、呼吸を整えてから始める。
集中して、一字一字丁寧に、上手い下手ではない、心穏やかな時間に入ることが大事。

最後に、普回向(ふえこう)を唱える。f:id:sumikichi52:20170801085419j:plain

 

④般若心経を書く

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禅では、そのひとつのものに一心不乱に取り組んでいる状態、そのものと一つになる、そのものと一枚になる。雑念を捨てて写経三昧。

般若心経は、“大般若経”という600巻にも及ぶ経典を276文字に凝縮したお経。

・手順は③と同様。

写経には“一字一仏”という言葉があり、一字一字心を込めてを仏さまを書いているという気持ちで取り組む、そうすることで、仏さまの教えと一体になるということ。そして、写経には、願いを込めることもできる、それは最後に、‘祈願’を入れる。
祈願例・・諸縁吉祥、家内安全、心願成就、身体健全、商売繁盛、諸災消除、世界平和など
写経したものは納経(お寺に収める)できる。

 

⑤生活の中心をすがすがしく

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一番大切なのはお掃除。信心より掃除が先にきている。仏の道を志す者にとって最も重要な信心よりも掃除が上位であるとこの言葉は表わしている。

掃除は、単にその場をきれいにするだけでなく、自分の心の中の塵や埃を払う行いだと考える。お寺では掃除のことを作務という。

では、作務の智慧を活かして家の中を掃除してみる。


≪台所≫
命のあるものを調理する神聖な場所だと考えてみる。そうすると、常にきれいにしておかなければならない。使ったものは、すぐもとの場所にもどす、後回しにすると億劫になる、出しっ放しだと神聖さを保つことはできない。

修行僧が、便をしたり、寝起きしたり、食事したりする所を“僧堂”という。ほか、“浴司(風呂)”、“東司(トイレ)”、があり、、この三ヶ所では、修行僧が口をきくことは許されていない、重要な場所と考えられている。“東司”には、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)というご本尊さまが祀られている。お参りしてからトイレに入る。それだけ大事な場所だと位置づけられている。

丁寧に磨けば、自らの心も磨き上げられる。禅寺の掃除には、見えない所こそきれいにするという鉄則がある。人目につきにくい場所も丁寧に掃除しよう。部屋の状態というのは、自分の心の状態が映ってしまう。部屋がきれいになると、心も強くすがすがしくなる。

 

⑥家の中をきれいに

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体と心は切り離すことができない一体の関係であるという意味。落ち込んだ時、もやもやして切り離すことができない時、体を動かすことが大事。心が沈んで淀んでしまっているので、気分を変えるにはお掃除するのが一番もってこい。


玄関は‘家の顔’といえる場所。最重要お掃除エリア。
・内側は、ほうきで隅から中央へ寄せるように掃く。
・掃き掃除後、固めに絞った雑巾で水拭きを行う。
・掃き掃除と同様に、隅から中央に向けて拭いていく。
・玄関の外側も、まずはほうきで掃き、打ち水で清める。
 埃が舞うを防ぐ上に、夏は涼しげ。

禅の言葉で

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窓ガラスは本来、透き通っていてピカピカ。だとしたら、塵や埃など汚れが積もってからでは遅くて、常にそうならないように掃除しておくのがあるべき姿。

・まず、ぬるま湯に浸して絞った雑巾で、水拭きをする。
・その後、乾拭きをし水滴の跡を消す。

清々しい気持ちになる。空間をきれいにする、というのと、心は一体。いつもそんな気持ちでいられることが大切。

 

⑦おもてなし その一

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この茶会を催す機会は一生に一度、もてなす側ももてなされる側も誠意を尽くしてその場にのぞまなければいけない、もともとは人をもてなす時の時世の言葉で、もてなしの基本となる心構え。

来客時、一期一会の気持ちでもてなす方法紹介。

≪玄関≫
お香を焚いてもてなすのもひとつの方法。
夏・・清涼感のある香り
冬・・温もりを感じさせる香り
焚くタイミングは、来客時にいかにも、あなたのために焚いてますというのは野暮、到着時間を見計らって香りの調節をしておく。

≪お花≫
もてなしに欠かせないのが、お花。
季節の花をお香と一緒に玄関の靴箱の上や床の間に置く。華美にならず、さりげなく。

≪お茶とお菓子≫
季節感のあるもの。暑いときは透明感のあるもの。基本は、先に手に取って頂きたいものを“右側”に置く。

  抹茶(左)+ お菓子(右)    お菓子(左)+ 煎茶(右)
    ―お菓子が先―          ―お茶が先―


お客様到着後は、季節に合わせたお茶を出すのも心配りのひとつ。
 夏・・良く冷えた麦茶
 冬・・ほうじ茶
招かれた方も、こんなにもてなして貰って有難いなと嬉しくなる。

 

⑧おもてなし その二

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和やかな表情をして、思いやり深い優しい言葉で人と接しなさい、来客を迎える際の心構えはこの言葉に言い尽くされている。

おもてなしは挨拶から始まる。まずは、お客様が来た時、
和顔愛語の心で挨拶する方法。

≪玄関に出てお出迎え≫
挨拶で注意すること・・言葉とおじぎを同時にしてはいけない。
まずは、相手の顔を見て言葉を言ってから、おじぎをする。日本古来の“語先後礼”。

出迎え3歩 見送り7歩
出迎えは相手に3歩、歩み寄る 「ようこそおいで下さいました」と言葉を言ってからおじぎ。

≪見送り≫
「本日はありがとうございました」と言って、相手の後に従い7歩進む
 相手の姿が見えなくなるまでその場に立ち続ける。
 逆に、見送られる側は、相手を立たせたままにしないよう、最初の角を曲がって
 視界からいなくなるのが心配り。

もてなす側ももてなされる側も和顔愛語

日々過ごしている生活そのものが禅に続いているよということ。心に溜まっている塵や埃を取り払い、心軽く過ごしましょう。       (完)

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ほとんどが当たり前の事なのでしょうが、意味も分からず行っている所作や禅語が結構ございました。お恥ずかしながら、お茶とお菓子の配置や出迎え3歩 見送り7歩、修行僧さんたちの作務中の私語禁止など。実は、以前、禅的生活とかなんとかいうタイトルの本を読んで日々の生活に活かそう!としましたが、すぐ忘れて・・今回は、ミニ番組のため詳細な説明はございませんが、指南役の有難い雰囲気のお言葉をお聴きしながら映像で観ますと、なんとな簡単に日々の生活に取り入れやすい感じがいたしました。

台所は、命あるものを調理する神聖な場所だと心に刻むと、使ったらもとにもどす、いつもきれいに、と身体が勝手に動く?かな。窓ガラスにしましても汚れが積もったら拭く、ではなく、そうならないように拭く。そうだよねーと思いはすれど、我が家の窓ガラスは未だに水滴跡がばあーっと。

よく考えてみますと、型から入るのも大切だと思いますが、相手のことや空間のことを心から想えば、自然と言動に表れますよねぇ。多少型にはまっていなくとも。空間をきれいにしておくのも、そこに集う人たちに居心地良くいてほしいという気持ちの表れでしょうけれど、まずは、一人のときでも空間を清潔に保つのは、自分を大切にしてるという表れですよね。いえ、自分だけが気持ちよければいいというスタンスではなく、自分を労わっていればこそ、相手への心配りがより深くなる・・のかな。まあ、これが、なかなかしんどくもございます。だって、あとでやろってなりますもの。美と労力は切り離せないものでございます。えっ?私だけ?

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日々感謝です。

 

NHK「ドキュメント72時間〜海が見える老人ホーム〜」を観て。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

最近よく観る「ドキュメント72時間」。今回は、〜海が見える老人ホーム〜。神奈川県の海を見下ろす高台にあるその老人ホームでは、平均年齢84歳、450人を超える入居者が静かな日々を送っている。人生100年時代に問う“幸せって何ですか?” ざっくり備忘録しときましょ。

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建物の中に入るとまるでマンションのよう。30年前に出来て全国から入居希望者が絶えないという。ホテルのような食堂、バランスの良い食事が三食摂れる。

 

◆92歳女性 入居30年 夫と入居したが21年前に死別
 90歳男性 入居22年
ご夫婦ではないようだが、夫婦以上のおつきあい。ここで30年生きてる。「(夫が死んで)独りでしたら、しょぼくれてたと思う。私、わがままですけど、上手くリードして下さいます。このお漬物、私が作ってるの」
 〜毎日この席で待ち合わせ まだまだ青春みたい〜

 

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◆元高校教師82歳男性 妻と死別し、茨木から13年前に入居
ロビーで熱心に新聞を読んでいる。「レトルトのカレー買ってきて、それをご飯にかけるとかさ、そんなやつをずっと食べてたんだよね。そしたらこんなこと長く続けてたら駄目だろうと思って老人ホームに入るかなと思ったの。姨捨山みたいな所に入りたくない、リゾートっぽいのがいい、ここ(僕の部屋)オーシャンビューでしょ」この景色を手に入れるために自宅を売却し、3,500万円の入居費を捻出したそう。「ジャズが好きだから今日もいろいろジャズを聴きながら、生の豆を買ってきてローストして・・スムージーって知ってる?満足してるね、だって見ればわかるでしょ、オーシャンビューでさ」

 

 〜460人が暮らす巨大老人ホーム 社会から少し離れた“お歳寄り”だけの国〜

 

◆91歳女性 ゆったり新聞を読んでいる
「いろいろありますよね、世の中がこんなですから、でも私たちは、もう枠外の人間ですから。毎日気分良く暮らせたらそれでいいと思っております」

 

 〜人生の多くの時間をここで過ごす人も〜

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◆元エンジン開発 90歳男性
20年前木彫りを始めて、気づけば数百点の作品を作っていた。「こんなに長く生きてはずじゃなかったんですけどね」

 

◆夕暮れ時、女性4人がテーブルを囲んでいる
「ここに入って、子ども孝行してるんです。一番安心するのはお嫁さん」そう言いつつみなさん自身が楽しそう。4人の中で一番年上は、88歳の女性。東京大空襲の生き残り、9年前に夫と死別。新しいもの好きで、スマホを使ってここでの生活を楽しんでいる。「ひ孫が5人いて、ラインで写真をやりとりしてる、孫が‘いいね’ってスタンプを送ってくるの、月に数回会いに行くけど、普段はスマホで十分。孫の動画を観たりして楽しいですねねこれって。これがなかったらつまんないですよね」
 〜距離の取り方も どこか今どき〜

 

夜7時を過ぎると館内は一気に静まり返る
◆89歳と80歳の女性姉妹
80歳の妹が向かうのは、医療設備の整っているホームの中の診療室。足を怪我して二年前から入院中の姉を毎晩見舞う。13年前姉妹で入居。両方とも独身で仕事一筋だった。子どももいないので、将来お互いに迷惑かけまいとここを選んだ。就寝前の何気ない会話が二人の日課。「この頃ね、おさかな一匹出ても、なぜか骨がないのよ、一番美味しい所を抜いちゃってね」

 

〜様々な人生が同居する老人ホーム 確実に訪れる老いと静かに向き合っている〜

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体操から始まる老人ホームの朝。バス待合室にはポツポツ人が集まってくる。「ちよっと歯医者へ」。みんな健康を心がけている。ほかにもあちこちに出かけていく人たち。

 

◆元通信関係 90歳女性 28年前に単身入居
フロントのソファで独り坐る女性。通りがかる人がみな挨拶している。「あたし、古だぬきだから。そうねぇ、いろんな人見てきたねぇ、ここにいてどうこうないんじゃない、もう終わりの人が来るんだもん。(長生きが楽しいって人もいらっしゃいますけど?)へぇーっ、だ。あたしは楽しくない、やっぱり若い時が一番楽しいわよ、だいいちくたびれるじゃない、自分の体が」独身を貫いて90年。「誰の手も借りず自立して生きてきた。自分に自信があったから。結婚は、やっぱりね、すれば辞めなきゃなんないじゃない、万事が辞めなきゃの時代だった、だからそういうことはしなかった。いい加減が嫌いだから、あたし」自分に厳しいからこそもどかしい気持ちが伝わってくる。

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夕方になると、外出から帰ってくる人たちが・・
◆元自動車製造 86歳男性 9年前に単身入居
モノづくりが趣味と言う元技術者。奥さんを早くに亡くし独り暮らし。天井には手作りの花々がぶら下がっている。持て余す時間をどう過ごすか考えた末、現役時代の腕を活かして始めたそう。毎月ね近くの保育園に届けている。「保育園に行けば子どもたちが、キャーっと言って集まってくるから可愛い」。でも、時々手放してしまった以前の暮らしを思い出すこともあるそう。「今日も表から帰ってくるときに畑を見てね、もとの家に住んでたら今頃は植木にこうやって・・まあ、どっちがいいか、それはわかんないけどね」

 

◆70歳女性 入居2年目 
「ここ、私の菜園でね、凄いでしょ、お野菜とお花が。みなさんに百花園とかジャングルとかいわれてるの。育っていくと気持ちがせいせいして」
 〜育っていく草木に期待を膨らませる〜

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ホームの近くにある共同墓地 現在130名が眠る
◆「女房が眠ってる。次は俺だよ、あそこに。自分の行く末は末はあそこだと思えば気が楽じゃない」

 

七夕の短冊に願いを書いている人がいる・・
◆車椅子に乗っている97歳女性
“今が しあわせ・・・”と。寄り添っていたのは花飾りを作っていたあの男性。長い付き合いでいろいろ本音を聞くこともあるそう。「私、寂しくて、寂しくて死にそうだという電話がかかってくるから。人間というのは、口じぁさぁ、早く逝きたいというけれど、口とは裏腹で本心として、具合が悪くなったら病院行くでしょ?」
 〜30代で悩んだことを80代でもやっぱり悩んでるし、それはいくつになったって同じ〜

 

◆87歳女性 入居18年
「生まれつき視力はないの、少ししか見えないの。でも、転ばないからみんなが不思議がるの。階段は全部勘定してます。ここの下に行くには18段、向こうが5段。」不安と隣り合わせの中、ずっと手探りで歩いてきた。ポストの中の納涼祭りのチラシを読んでもらう。「窓を開けて見てましたね。凄い華やかで、焼き鳥の匂いなんかもいい、でも、男性は煙が入るから開けないでっていう、1年に一回なんだから煙が入ったってどうってことないのにね」
 〜今度はどんな一日になるのか 女性の声は明るかった〜

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最後は・・
「9時からピアノやらなきゃいけないから。このロンドン橋やるんですけど」。83歳女性、ピアノに初挑戦。

 

    〜今、入居者の平均年齢84歳 旅はまだ続く〜   (完)

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番組で紹介されていた老人ホームは、まるでホテルのようなそれぞれ独立したマンションスタイル。入居費3,500万円。なるほど、私にはどう逆立ちしても捻出できません。ということは、こうして画面を通して眺めるしかないのです。みなさん一見楽しそうですが、心情を深堀りしていくと・・いえ、それは、私自身が近い将来感じれば良いことですよね。やっぱり・・お金なんでしょうか、老後の支えは。お金さえあれば、ホテルのような老人ホームに入居できて、似た環境の方たちとお友達になり、心配なく余生を送れる・・早期退職しなければ、入居できたかもなぁーと考えてみますが、私は、健康なうちは独りでも我が家で暮らしたい、出来れば亡くなる時も孤独死であろうと我が家で・・。って、健康な今は言えますよね。何が正解なのかわかりませんが、自分で選択した人生に納得できるよう日々を過ごしたいな。それにしても、皆さんお元気でございます。私の人生設計は、母が59歳で癌で他界したこともあり、60歳までで途切れてまして、それから先、80歳の自分は想像もつきません。どうするんですか?私!

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日々感謝です。

 

 

本日は、地元劇団公演へ。宮沢りえさんみたいに“自分を疑ってる?”

こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日も暑うこざいました。晩も窓を開けっぱなしで寝てますので、湿気が家の中に入るんでしょうね、カゴに入れていた秋冬のスリッパがじめじめ、もちろんカゴもですが、デッキの上で干しました。可愛い。

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我が家には冷暖房器具(扇風機も!)がなく、西日の当たる時間帯には玉の汗を流しながら暮らしております。差し詰めサウナ。それはよしとしまして、午後から地元で活動中の社会人劇団の公演を観に出かけるので(やった、冷房効いてる)、居候Kくんに、昼食とかは自分で作ってねと言い渡しましたら、なにやらスクランブルエッグを作ろうとキッチンに立っておりました。男性は見てくれを気にしないんですね、適当に皿に入れて、牛乳もパック飲み。おい、そんな子に育てた覚えはないぞ!と言いかけましたが、私が産んだわけじゃないか、と言葉を飲み込みました。やれやれ。

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開演前に時間があり、側の図書館で雑誌を眺めてましたら、なんと、“ブルートゥース”という単語が目に飛び込んでまいりました。

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といいますのは、昨夜から今朝にかけて、Kくんも使っているそれを、私にも紹介してくれ、私のPCに設定までしてくれようとしてたんですよね。

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結局、私のものへは接続不可でしたが、へぇー、今どきはそんなものがあるんだーと思ったばかりでしたから、この偶然に驚愕。まあ、世のみなさんはとっくにご存知のことでしょう。さらに、オーディオブックとやらも紹介されてました。要は朗読?

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すさまじいスピードで便利になってますよね、私、完全に乗り遅れております。とほほ。

 

さてさて、本題の観劇。今回は女性二人芝居。

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‘夫と二ヶ月前に離婚して一人東京で暮らす由佳。離婚の理由は夫の浮気だった。ある日夫の母、みどりが京都から由佳の暮す部屋にやって来た。離婚したことを知らなかったみどりは驚く。しかし、みどりも夫とケンカして家を出て来たのだった。行き場のないみどりは、そのまま由佳の部屋に居すわることに決める。困った由佳は元夫に電話するが・・’といったあらすじ。

母・みどり役が私の知り合い。終盤の言い争いで感情を爆発させるシーンはどきっといたしました。由佳は、夫が浮気を白状した際、10分で部屋を追い出したことに対して、みどりが「あなたは息子を愛していない!自分の本心をぶつけることなく、たった10分で追い出すなんて愛してない証拠。あなたはぶつかるのを避けて、ただ逃げてるだけじゃない!」という台詞に、‘私も、全てのことに対してそうかもしれな・・’と。浮気問題には全く関心がございませんが、人との関わりあいにおいて、本心をさらけ出したことが少ない、いえ、ほとんどございませんのでちよっとどきっ。

そういえば、先日観た「NHKプロフェッショナル仕事の流儀」で女優・宮沢りえさんに舞台公演までを密着していましたが、印象的なくだりがございました。宮沢さんは、‘これでいいのか もっと何かあるんじゃないのか’と手放しで喜ぶ瞬間がずっと無かったが、あるとき故・蜷川幸雄さんが稽古場で、ある俳優さんに、「もっと自分を疑えよ!」と言い、その言葉にはっとさせられた、というよりは、「肯定してもらえた」という思いでいっぱいになった、「自分を疑え」っていう言葉は宮沢さんにとってエネルギーになったというところ。

もうひとつ、「早く正解を出さない」というところ。宮沢さんは稽古の序盤においては、“正解を早く出す”ことが、よい結果につながらないと考えていて、役者の中にある“衝動”をもとにさまざまなことを試し、挑むことで、より豊かなものがはぐくまれ、生まれると考えている。「もっと失敗してみたいっていう。失敗することってすっごく恥ずかしいんだけど、役者にとっては。試してみることって、すごい人の前でやることって恥ずかしいけど、それを、えいってやってみる瞬間が。せっかくみなさんとやるときに、なんかもうちょっとこう、役者から生まれる生理とか衝動とか、そういうことで自由な時間が(あるといい)」と話してらっしゃいました。そして、宮沢さんが思うプロフェッショナルは、身を削る覚悟のある人。

観劇中、そんなことを思い出し、お二人も社会人劇団とはいえ、身を削りながら、自分を疑いながら、稽古し、この場に立ち続けていらっしゃるんだろうなと余計なことも考えてありました。‘これでいいのかな、もっとほかにやり方が・・’と、凡人の私でも日々思うことがございます、失敗してみたい、試してみたいとも。けれど、少し演劇をかじっただけの私は、たとえ台詞といえども感情を爆発させる役は出来ないのです。自分を開放?捨てる?ことができないのです。そんな人間は舞台に立つべきではないな、と最近悟りの境地に入りつつあります。この駄目な自分を見極め受け入れることが出来つつあるということでしょう。今回の舞台もいろいろ想いを深めることが出来楽しゅうございました。

 

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帰宅しますと、Kくんが、私からの宿題‘大人の素敵な洋楽曲’をまとめといて!を真面目にダウンロードしてくれており、食事後、二人で一時間かけて先程まで聴いておりました。ブルートゥースで。ビリージョエルとかカーペンターズ、エアサプライ、セリーヌ・ディオン、ホイットニー、エトセトラ。どれも有名な曲で素敵ですが、私は選ばないなというラインナップで、結構面白かったですね。「この曲、歌の課題曲にしたら?」などとアドバイスしてくれたり。Kくんは、学生時代、吹奏楽部でフルート吹いてましたし、合唱部にもいましたし、アコギも多少弾いてたので、まんざら適当に言ってるようではないから、なるほどね、と参考にさせて頂きます。まあ、同居して、これくらいは楽しいことがあっても罰はあたるまい、でございますよね。

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日々感謝です。

 

 

Eテレ「オイコノミア〜みんなで考えよう メンタルヘルスの経済学〜」を観て。

こんにちわ、SUMIKICHIです。
レギュラー視聴しているEテレ「オイコノミア」。今回のテーマは〜みんなで考えよう メンタルヘルスの経済学〜。今、こころの不調を訴える人が増えている。そこで経済学の考え方を生かして職場環境を変えることで、本人も、同僚も、会社経営も健全!という実例を一挙大公開、というもの。ゲストは、ロックミュージシャン・作家の大槻ケンヂさん。実は、人気絶頂バンド時代に一時精神的に病んでいたときがあったそう。指南役は、労働市場におけるメンタルヘルスと企業行動などを研究している慶応大学の山本勲教授。では、かなりざっくり備忘録しときましょ。

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メンタルヘルスって体調が悪くなったら、治療するのは医療分野だが、メンタルヘルスの不調につながる環境をどのように改善していくかは経済学で考えられる。今回は、メンタルヘルスと労働の関係を経済学から見てみる。

山本教授の研究結果によると、従業員のメンタルヘルスが悪くなって休職する人が増えてきた会社とそうでない会社を比べると、前者の方が利益率が悪化してしまうとのこと。企業業績のひとつの要因となるため、経営者も環境を整える必要がある、“健康経営”という言葉で語られてる従業員の健康維持を向上させることが経営にとっては大事。

メンタルヘルスに不調をきたす直接の原因は、何らかのストレスや過労とか、それらは仕事が原因になる場合が多い。今回注目するのは・・

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まずは、①長時間労働メンタルヘルスの関係について。

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日本では法により、一日の労働時間は8時間までと決められている。協定を結べば、原則として月に45時間以内残業は可能。労働時間の推移は、全体で年々減ってきているように見えるが、これは労働時間の短いパートタイマーが増えたから。フルタイムで働く人の労働時間は決して短くなっていないと考えられている。メンタル不調者っていうのは増加していて、長時間労働も決して減っているわけではない、と考えると関係がありそう。研究では、長くなればなるほど悪化すると結果が出ている。

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一日12時間以上の労働時間が続くと健康を害するリスクがある。それで、悪化を防ぐためにできるだけ残業をしないようにといろんな所で決めようとしている。

ここで気になるのが、「もっと働きたい人に“働くな”と言うべきか」。

そういう場合は・・次のような切り口で。
もし、健康を害した場合、医療費は全て本人が払う、責任は全てその人が負うならその人の自由にさせておいてもいいだろうが、医療費って健康保険から払う、そこには税金が使われていたりとか他の人の保険料から賄われたりする、そう考えると自分が納得してるんだからいいでしょというわけにはいかないかも。

そこで、労働時間を減らすことに成功した会社をいくつか紹介。

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介護のための人材派遣サービス会社の“はずかしマント”。自宅で子供のヘアカットをする時に羽織るような、キラキラのお星さまが散りばめられた紫色のマント、長時間労働抑制の秘密兵器。その日にやむおえず残業になってしまう者が、上司に申請し許可されたらそれを羽織って一日仕事するらしい。毎回着用してると、また残業するんだ、あいつ、みたいな目で見られるので非常に恥ずかしい。普通、日本では上司や同僚が残っていると先に帰りにくいという風習が残っていたりするが、このマントのおかげで、羽織っている方が恥ずかしいという社風を作ってきた。この恥ずかしさが続く限り効果は上手くいく。この会社、いくつかの工夫で残業時間は半減、一方で利益は1.5倍以上。さらに、プライベートな時間を充実することで、人間力やモチベーションがアップして、仕事にも良い効果を生み出すのを狙っている。

又吉さん、ひと言、「ある程度仲良くないと駄目ですかね」。

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長時間労働って、規制をして減らせばいいという単純なものではなく、一筋縄ではいかない側面もある。研究では、長時間労働が長くなると満足度が高くなるという結果もある。仕事に没頭すると交感神経が高まり、職場に必要とされているという感覚、非金銭的な満足度が上昇して、言ってみればワーカーズ・ハイになりついつい働き過ぎてしまい、放置しておくと長時間労働をしてしまうというパターンが結構ある。

大槻さんも、鬱になる寸前がワーカーズ・ハイだったらしい。テンションが上がりっぱなしで仕方なく、何でも出来るって気になり、それでキャパを超える。だから外から規制しないと駄目なんですね、と言う。さらに、ポール・マッカートニーが73か74歳で、全世界ツアーまわって、一回2時間半くらい水も飲まず歌う、あれを観て我々ミュージシャンもあれだけやんなきゃって、みんな身体壊してく・・ポールやローリングストーンズはもうちょっと自重しろってことですかね、と笑う。

 

続いては、②裁量権メンタルヘルスに与える影響について。

裁量権とは、仕事の進め方を自分で決められるか。自分で手順を決めることができるかだ大事で、それが出来ているとメンタルヘルスが良くなる傾向が出ている。

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ウェブサービスコンサルタントなどを行う、従業員12名のある会社。あら?部屋には2名しかいない。ここでは、自宅で仕事ができるリモートワークスタイル。

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北海道や広島で働いている人もいる。もともとは、全員集まって仕事していたが、ひとりの優秀な社員が、中国語を学びたいと言い出し、辞めてほしくなかったので、じゃあ中国で仕事してくれと、最初はその人だけだったのが、やがてみんな在宅がいいよねと言い始め、全体的に広がった。広島在住で子育てしながらリモートスタイルで働く女性は、通勤がないのと自分でスケジュールが組めるのでストレスは少ないという。その代わり、しっかり結果を出さないといけないので責任は大きい。

裁量権の中でも、日本では特に時間的な部分が大事になってくる。周囲の手前帰りにくいというのは、裁量権がないからであって、そこを任せるという人材マネジメントも大切。昔の会社の多くは、例えば工場でこれだけ作業したらこれだけ出来る、とか、これだけ整理したらこれだけ仕事が終わるんだと成果がわかりやすかったが、そういう仕事が徐々に減って、何かアイデアを考え直さなきゃいけないときに、昔の日本の働き方が残っていると上手くいかないのではないか。

 

次は、③コミュニケーションメンタルヘルスに与える影響を考える。

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ユニークな制度を取り入れ社内のコミュニケーションを活発にさせている会社紹介。
企業の名刺をネット上で一括管理するサービスを行う会社。いろいろある中で、まず、

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‘お酒を飲む’と‘Know me’をかけた。ネーミングは覚えやすさと言いやすさを重視。でないと使われなくなる。

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社内コミュニケーション制度のひとつ。お酒とおつまみで立ち飲み形式。きっかけは、会社が拡大して行く中で、従業員も増え、フロアが分かれてしまうことになり、新しく入ってきた人の顔もかわらない状況になったので、コミュニケーション促進のため三ヶ月前からスタートした。メンタルヘルス改善目的ではないが、副産物として影響があるのではないか。

このコミュニケーション、中でも、上司と部下の関係が大事と指摘されている。経済産業研究所のプロジェクト調査の結果、能力の高い上司でコミュニケーションがきちんととれている人ほど、他の人より2?3割メンタルヘルスが良くなっているというような結果が出ている。近年、上司の役割が増え、人材マネージメント能力も問われる時代、部下のメンタルヘルス管理も上司の能力を判断するひとつの尺度になってきている。

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続いては、2015年から国が企業に義務付けたストレスチェックについて。仕事に関する質問に50項目以上答えることで、ストレスの状態を知ることが出来る。メンタルヘルスは早期発見が効果的と言われていて、自分ではわかりにくいので健康診断のようなものを早めに定期的に受けてチェック、政府がこのようなシートを出してきたということは、メンタルヘルスを社会問題として考えるようになってきたということ。

メンタルヘルスの悪化から自殺に至る場合も。2014年度の統計では自殺者は25,000人を超えている。1割弱の2,200人強が職場・労働関係が原因。退職したりすると企業の損失はその従業員一人分ではすまない。いなくなった社員の仕事を他の人がカバーする残業代が発生、採用する人件費など経済的損失7,754億円。

職場で働き方をどうしていくのか、働き方改革をやることこそ、従業員のメンタルヘルスを良くすることにつながる。ワークライフバランスを考える。しかし、そうは言ってられない職場もある。そうすると、やはり法律で罰則を決める、共通のルールを作るしかない。そこが今議論されているところ。長期的に考えると従業員に生き生きと働いてもらうということは企業にとってメリットになる。そこは経済学の話、まだまだこれから進んでる段階。いろんな分野と融合しながら仕組みを考えていく必要がある。(完)

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早期退職して一年が過ぎ、メンタルヘルスという単語からは遠ざかっておりまして、懐かしさしかございません。しかし、もう随分前のような気がしますが、電通問題などをニュースで見聞きしますと、つらいです。まんざら存じ上げない企業ではありませんでしたので余計に考えてしまいます。どうでも良い事ですが、“のーみー”や“つまみーの”などは、もし私がその会社の社員だとしたら、きっと参加してなかったかもしれないな、そして、つき合いの悪い社員としてアウトローになっちゃってるだろうなと思ってしまいます。今回は‘私はもう組織では働けない人間’だと再確認した内容でございました。

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日々感謝です。

本日は、たまにあるフル回転の日。生きてる充実感!

こんにちわ、SUMIKICHIです。
先程(22時過ぎ)帰宅いたしました。いつもは悠長な生活をしておりますが、本日は朝からフル回転でございました。といいましても、仕事ではなくほぼ趣味活動ですけれど。本日3本目の就職面接を受ける居候Kくんを会場まで送るため、午前9時前に家を発ち、目的地で降ろして、その足で、たまに手料理をご馳走してくれる後輩女子Uさん宅へ。本日も心温まるおもてなしをうけました。

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いつものように私が一方的に喋って、Uさんはニコニコと聴いてくれるのです。本日のテーマは、私の家の居候Kくんについて、愚痴やらなんやらベラベラと。いかんいかんと思いながら・・。

そうそう、以前プレゼントした、挿し木で育てたプミラを大切に育ててくれてまして、数本枯れはしたけれど、生き残りの一本がこんなにりっぱに。素晴らしい!

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今我が家で育てている挿し木、ウンベラータとアルテシマも引き取ってもらうことになっております。

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それと、Uさんの提案で、やたらめったら挿し木で育てている観葉植物たちを私の家のすぐ側のゴルフ打ちっぱなし場の受付に置いて貰って、興味のある方に持ち帰って貰うのはどうかとUさんが提案してくれ、おおーっ、その手があったか、と早速乗り気。 

そんなこんなで3時間程度食べて、しゃべって、気分すっきりさせて頂いたあと、Vocal Lessonへ。

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前回に引き続き、JUJUさんの「奇跡を望むなら・・」のおさらいをとようと思いましたが、宇多田ヒカルさんの「First Love」が気になるんですよね、どこまで地声で歌っていいのかわからなくて歌ったことないんですよね、とひと言漏らしたがために、その曲を歌うことになりました。先生は「奇跡〜」を聴くのが飽きちゃったのかしら?まあ、気にせず、練習もしていないのにチャレンジ。聴き込んでいないとはいえ、自分では気づかない細かな宇多田さんの歌い分けなどを教えて頂き、目からウロコ。他に、今更ながら口の開け方のコツも以前よりつかめた感じで、継続は力なりだと再認識。って、音源をアップしておりませんので、好きなように書いてます。本日も大きな声を出してこれまた気分すっきり。

 

最後は、夜から朗読会に参加。これもKくんとのごたごたで練習してなくて・・・って、言い訳ばかりしております。皆さんの朗読を聞かせて頂くのも勉強ですので、自分のことは良いのです。

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だんだん、みなさんの朗読が耳に入ってくるようになりまして、よくよく聴き込んでおりますと、本日は、「高瀬舟」や「剃刀」など、ぞっとする個所が随所にございました。怖い・・。「高瀬舟」の両親を早くに亡くし兄弟が貧しい中肩寄せ合って生きている描写のあたりでは、まるで私と居候Kくんではないか、と目頭が熱くなりました。ちょっと大袈裟。なかなか興味深い講座でございます。

 

本日は、自炊出来なかったので、夕食は外でうどんでございました。質素倹約中(この先ずっとですけど)ですのでKくんはコンビニ弁当ではなく、グラノーラにしたようでございます。本日はシンプルな行動記録ブログでございました。

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日々感謝です。