TVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」7・8話&「地味にスゴい!校閲ガール・河野悦子」8・9話を観て。
こんにちわ、SUMIKICHIです。
いよいよ終盤に入りましたね。あまり深刻にならずに楽しめるドラマ。あっ、ちょっぴり染み入りますね。また勝手に想うコト綴らせて頂きましょ。
まず、「逃げるは恥だが役に立つ」。
先日、驚きました。別のNHK番組で、民放のこのドラマが少し取り上げられていまして。いきなり結婚族とか契約結婚とかの括りでした。それほど、社会問題の側面からも話題だということなのですね。
おば様は、ただただ若い皆さまが幸せ(結婚が全てとは思いませんが)になれることをお祈りするしかございません。
さて、今回印象に残った事は・・
みくりさんの母親が「運命の人なんていないと思う。時間をかけて運命の相手にするの」と言った言葉。前日かな、番組「しくじり先生」の中で、オリラジのあっちゃんが本『星の王子さま』に秘められた教訓を独自解説してまして、全く同様の言葉を力強く言ってました。原文は覚えてないのですが、あっちゃん流ですと、
“自分が育てたバラがこの世でたったひとつの特別のバラ、運命の人とは、突然あらわれるわけではない、一生をかけて大切な関係を築いた時間が相手を運命の人にする”
とのこと。
これって流行り?
ちなみに、お恥ずかしながら、この本は読んでいないのですが、ちょっと読んでみたくなり、早速図書館に予約を入れました。
もうひとつ。平匡さんは、みくりさんを拒否したことについて、自分しか見てなかったことに気づき深く反省していましたが、私も似たようなこと結構あります、自分しか見てない。反省。そして、風見さんが、高校時代の彼女とのことを振り返り、見た目は地味だったけど好きだった女子なのに、かっこいい風見さんとは釣り合わないと卑屈になっていることに対して、「自分ばかり見ている彼女に何て言えばいいのか」と石田ゆりこさんに話すシーン。ああ、これも・・私の胸は痛む。おば様だけど。
そうそう、ゆりこさんが「車って思ったより遠くへ行けるんだよ」って言うのですが、何かを暗示するのにたまに出てきますね。確かに、車は凄いです、いろんな意味で。
それにしても、お叱りを受けそうですが、今回ツボにはまったのが“市議会議員になる”、でした。ふふっ。
続いて、「地味にスゴい!校閲ガール・河野悦子」。
楽しいですね、スカっとできたり、ホロっとしたり。で、偶然にも『校閲』の文字を日常リアルにお見かけました。
といいますか、これまでいろんなところで目にしてたのでしょうが、スル―してたんでしょうね。只今お借りしている図書館本の一冊の序盤の注に
“講談社英語文庫から二冊ともアルフレッド・バーンバウム訳で出ていますが、国外での入手はできないそうです(と校閲が入りました)。”
という一文が目に入りました。へぇーっ、本当にこんなことがあるんですね、しかも、正直に校閲の指摘を受けていることを表記してるんだ、とちょっぴり得した気分になりました。ドラマ観ててよかったです。どうでも良いことですが、どうしても綴っておきたくて。ちなみに、この本、面白いんですけど、私にとってはかなり集中力を要するので、他の本に浮気しがちになっております・・してます。
そして昨日の回。“当たり前のことを当たり前であるように働く人たち”に焦点をあててくれていたことに感動いたしました。元の会社でも、部署によっては理不尽な扱いだなと憤慨することはありましたが、それをもっと広い視野で世の中を見渡すと会社の中のことって小さいなと思えますね。
また、早期退職後、時間がたっぷりあって心に余裕が生まれたのか、身近な普通の風景や出来事に目が向くようになりました。例えば米作り。
稲刈りの風景を別記事にも綴ってますけれど、昨日は稲刈り後の田んぼを耕す場面に遭遇しまして、撮らせて頂きました。当たり前のことを当たり前に・・。
こんな時、歳を重ねて得られるものってたくさんあるなぁーと思います。
二番組とも、とっても楽しいドラマですのに、どうしてこう私は堅いんでしょうね。いえ、ちゃんと笑ったり、吹き出したりもしております。契約結婚の行方や編集部への異動、ファッションなどなど気になりますが(ホント?)、最後まで心に残る台詞を愉しみにしております。
日々感謝です。