きのう見た風景③〜今年が最後の稲刈り〜
こんにちわ、SUMIKICHIです。
昨日出掛けた際、また稲刈り風景を目にし、煙も出ていましたので近くに寄って「何をされてるんですか?」とお尋ねしてしまいました。以前でしたら素通りするのですが、何せ自由時間がたんまりあり、ほんの小さな事が気になる今日この頃ですので。
すでに刈った稲は脱穀し、そのもみ殻をこの時焼いていらっしゃいました。旦那様が稲刈り後の処理をされ、奥様が稲刈機を操っていらっしゃり、大変そうでしたが、とても良い光景だなーと思いました。
機械は20年前のもので古いから、よその家には新式があるのでそっちを撮っちゃったらいいよ、と言って下さいましたが、私はこちらの雰囲気が好きです。新式はいちいち袋を替えなくても自動で選別してくれるらしいです。
選別後の葉は、後日焼くそうです。あちこちで同じようにされますよ、とのこと。
今年は、こちらの地区では台風被害が少なかったので、まあまあの出来だということですが、毎年赤字で、お子さんも兼業農業を継ぐ気がなく、ご夫婦ふたりでの作業はつらいのでこれが最後の稲刈り作業とおっしゃっていました。来年からはハウス栽培の野菜作りを始めるそうです。
会社員時代の20代に少し記者のまね事をしていた時期があり、身近な地区でも後継者問題が切実で農協との関係性なども含めて今後を考えないといけないんだなぁ(今頃?)と、何だか取材気分が蘇ってきました。
しかし、警戒心なく私の個人的趣味で写真を撮らせて頂いた上お話もして下さり、ちよっとお気楽に近寄って作業のお邪魔をしてしまった私ってどうなんでしょうね。
ちなみに、7月にブログ開設してから畑を撮ってきましたので、田んぼの整地や水入れ、田植えの写真はありません。だから?って話ですね。旦那様が、一般的には、この刈ったあとを処理し、しばらくして土を耕し、5月3日に水入れがあり、6月に入って梅雨までに田植え、という流れになってるよと親切に教えて下さいましたので注意深く観察しましょ。
この附近の畑でもコツコツと作業されていました。機械が刈ってくれるとはいえ、やはり手作業はついてまわりますので、高齢になるとしんどいですよね。自分の庭の雑草処理(現在ぼうぼう)だけでも気が滅入りますのに。
ですから、余計にこんな風景が美しい、そこに居る人々の働く姿が美しいと思えるのかもしれません。無責任ですが。
日々感謝です。