今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

《人生棚卸》ただただ懐かしい、私の着付け時代

こんにちわ、SUMIHICHIです。

人生棚卸のお時間です。

人生初の着物土用干しをしてから、数珠つなぎで思いつきました。といいますか、断捨離を潜り抜けてなぜか納めてあった写真を偶然見つけまして、自分でいつ捨てるかわからないのでブログに載せておくことにいたしました。スキャナー機能を使わず、写真をデジカメで撮ったので、ボケボケですみません。やる気あるのか、おいっ?

着付けを始めたきったけは、記事「着物にまつわる迷走ぶり」で詳しく綴ってありますので、サラっと進めさせて頂きます。不親切ですね。

 30歳前半でしたでしょうか、他界した母の着付道具を見つけ、着物も数枚あるみたいだし、せっかくだからと始めました。会社の厚生会でメンバーを募り、週一就業後に会社まで先生に来て頂き習いました。その先生がとても寛容な方だったので、休みながらでも続けることができ、40歳手前で講師認定まで辿りつきました。8年位かかっているのですが、普通なら3〜4年で修了するんですけど、どれほど途中で休んでいるかがわかります。この時は、転職計画を立てていたので、実際に生徒を持ち、インターンをしてそのまま着付師の道に邁進しようかと思ったのですが、いざその段階になると、まだまだ未熟な私は自信が持てず、本業の仕事が忙しいという理由でやめてしまいました。この頃、住宅ローンを抱えていたので、現実に引き戻され退職出来なくなったということもありました。何よりも、職にするほどの情熱はなかったのです。余談ですが、着付けが出来ることが社内にも伝わり、番組の出演者に着付けたりしたこともありました。しかし、日々修練しているわけではないので出来栄えはお粗末なもの。
f:id:sumikichi52:20160725194041j:plain ←確か40代頃だったかな

暖かく見守って下さっていた先生とは、音楽活動をなさっている旦那様のライブに誘って頂いたり、読んだ本の貸し借りをしたりと今でも細く長くお付き合いしています。

 

前置きが長くなってしまいました。では、自分で着た着物姿を勝手にご紹介。

お端折が短い、衿元が開いている、帯位置が高い、帯にしわが寄っている、帯揚げが帯から出過ぎ、等々着付けに関しては、突っ込みどころ満載でお恥ずかしい限りです。

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     f:id:sumikichi52:20160725184817j:plain ←花束持っているのが私

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最後の写真二枚以外は、全て30代で、全般的に地味ですよね。まだ、他にも着ていた記憶があり、着物についてのブログ記事を綴っているうち、また色んな想いが蘇ってきたので、これから手を通すようにしたいな〜と思います。 

 

ちなみに、教室で習った着付けのポイントを超簡単にまとめてみましたので、よろしければご参考に。流派によって諸説あるみたいです。   

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着付けのポイントチェックもさることながら、何と言っても「補正」は重要ですよね。タオルとかを何枚も身体に撒いて、体型をずん胴にしてからじゃないと、出来上がりが冴えません。しわが寄ったりしますし。な〜んて生意気な事言ってますが、写真の通り自分は正しく着れてないんですけど。それなのに、人の着物姿はチェックしてしまいます。組み合わせの決まりはわからないので逆に勉強になります。

TVドラマや映画で着物を着ている女優さんを見て、ポイントを押さえた素敵な着付けだとドラマの格が上がるような気がします。そんな細部にまで気遣っているスタッフがいるだけで嬉しくなります。草笛光子さんの着物姿とか好きです。前クールのドラマ「私結婚出来ないんじゃなくて〜」に出演されていた夏木マリさんも素敵でしたね。誰にでも似合う着物姿ではなかった気がしますけど。私が一番いいなぁーと思うのは、70〜80歳位のご高齢で織の着ものをふんわりとちょっと着崩した(単に着崩れているともとれる)感じで身に纏い、茶室で茶をたててらっしゃる、そんな姿に憧れます。ん?織の着物で茶室ってOKでしょうか?物知らずですみません。

余談です。私が思う一番色っぽい女性の姿は、朱の入った伊達締めを軽くキュッとしめ、衣紋を抜き気味に纏った白い長襦袢姿を斜め後ろから見た状態ですね。あっ、ヘンな趣味はございません。

あぁ〜、本日もえらそーな事を綴らせて頂き感謝です。