NHK「ドキュメント72時間〜ゆらゆら くらげに誘われて〜」を観て。思わず地元水族館へ・・。
こんにちわ、SUMIKICHIです。
最近よく観る「ドキュメント72時間」。今回は、〜ゆらゆら くらげに誘われて〜。思わず私も見たくなり、地元の水族館に行ってしまいました。番組で印象に残った人たちをざっくり備忘録しつつ、私の水族館日記も綴っておきましょ。ちなみにクラゲ写真は番組の水族館ではなく、地元水族館のものです。ボケてます。
山形県の日本海沿いに、世界有数のクラゲの展示数で知られる水族館がある。中でも人気なのが5千匹のミズクラゲが漂う直径5mの大水槽。脳も心臓もなく漂うだけのクラゲ、宇宙に浮かぶ星のようなクラゲを見ながら、人々はどんな思いを寄せるのか?
◆東京から来た女子3人組
フワフワと自由な感じ、生まれ変わってクラゲだったら良さそうだなと思う
◆新潟から来た4人家族
高校三年生のお兄ちゃんが受験勉強に突入する前に、3時間かけて家族で見に来た。疲れると来たくなる、ずっと見ていたい。お兄ちゃんの夢はロケットのエンジニア。果てしない空の向うを想像するのが好き、クラゲも同じかもしれないけど、星空って無心になって見ていられる、見てると落ち着いて宇宙が好きになった感じ。日本のロケットってまだ有人飛行をしてなくて、それを実現したいなと。
◆しきりにシャッターを切る女性・主婦
行きつけの調剤薬局に飾ってもらうために撮ってる、夏の写真としてね、みんなに喜んで貰えるのが嬉しくて。
動物プランクトンを食べて生きるクラゲたち。体の95%は水分。数億年の昔から地球を漂ってきた。
◆特殊な水道関係の仕事をしている男性、30分以上見つめてる
何も考えずゆっくり見ていると、もう圧倒されるものがあって、寛容になれるような気がする。
◆大学時代の研究室仲間という熟年世代の男性たち
クラゲを見て一句、‘よく回る クラゲの海を 見ておりぬ’。生き物だから必死に生きてるんですよ、人間も一緒ですけど。自分の明日のことを考えてるんじゃないですかね、クラゲも。脳はないからどこで考えてんのか知らないけど。クラゲを見て想うのは、懸命に生きてきたこれまでの日々。
◆かつて福島の水族館で働いていた男性
昔は水族館を見るのも、飼育するもの好きでクラゲもした。福島の水族館では正社員の道はなく、将来のことを考えて転職。自分がやってるときは難しかったけど、ここは綺麗にされていて凄いなと思う。
◆障害者相談員の女性
なかなかゆっくり自分のための時間がもてないのでたまにはいいですね。私たちもそうですけど、人のいいところを見つけるっていうのは難しい、ちょっと何か事件があったり、きっかけがあって、あっ、この人こういういいところがあるんだって、わかるときがある。クラゲたちも、光を当ててもらうことによって、自分でも綺麗な光りを出すんだろうなって感じ。綺麗に見えるけど、自分で光を放ってないんでよねーってわかって言いながら、そんなことを考えてた。
スタッフが外の海辺でクラゲ採り。展示されているものの多くは側の海で採れたもの。新しい親を見つけて次世代につないでいかないと、だんだん衰退していくらしい。
◆グループホームに入所している母親を訪ねている女性
4年前から入所している母親に会いに来て、昨日顔を見たら表情がなかった。認知症が進んでいる母を見て嘆き悲しんでいても仕方がないと、ここに来た。クラゲの動画を撮ったので、明日母に見せてなんらかの反応があり、対話出来れば娘としては嬉しい。
クラゲに願いごとをすると叶うというジンクスがあるらしい・・・(完)
水族館で初めてクラゲの団体を見て、うわぁー凄く綺麗!と思ったのは、何年前だったでしょうか。たしか、20数年前です。それからは2年前位にリニューアル直後の宮島水族館で少し見た程度かな。番組を観て、最初に観た感動を再度味わいたく、放送後しばらく経ってですが、すぐ行ける宮島水族館に行ってみました。
午前中は満潮で水面に浮かぶ鳥居と神殿。舟まで出てる、初めて見ました。
この時期の平日は、人が少なく静かでございました。コンパクトですが、綺麗な水族館です。
上の青い魚はピクリともせず・・オブジェじゃないですよね。
こ、怖い。
美しい。
お客様慣れしているのか、カメラに向かってポーズをとってくれます。
魚たちと一緒に海中写真が撮れます。動くからなかなか難しいみたい。
くどいですが、またクラゲです。番組の水槽ほど大きくはないです。しかも、赤や黄の色合いが、個人的にはちょっときついかな?と思ってしまいました。すみません。
私は、なぜクラゲを見たいと思ったのか?実際に来て何を想ったのか?
正直、小難しいことは何も考えてなかったかも・・ただ、綺麗・・としか。あっ、癒しというより、儚さ、かなぁ。脳がなく、楽しい、とか、つらいとかなくて、DNAに従ってただふわふわ動いて漂っている・・それが余計儚さを連想してしまいました。
しかし、カメラを向けるたびに、ふわっとすばやく逃げていく気がしたんです。なぜ?本能?しばし眺めておりました。答えはみつかりませんでした。
ちょうどお食事タイム。
ちょっと休憩。
最後に、独りですが、15分のアシカショーを観て、癒されました。以前は何の気なしに観てたのですが、この日は、アシカちゃんたちもえらいけど、飼育員さんたちの裏での努力を想うと拍手に力が入りましたね。どうでもいいことですけど、飼育員さんたち、若くて元気で明るくて、アニメの声優さんたち顔負けの喋りで、それもまた楽しい。
この日は、蒸し暑くて汗たらたらでしたが、楽しい一日でございました。
干潮で、多くの人が歩いておりまして、中には水遊び的に膝下から海に浸かってる若者たちも。午後7時頃まで大丈夫なのかな。
フェリーで戻り、せっかくですので、有名なあなごめしを一つお持ち帰り。1,980円ですって、高っ!
ふと、思いつきで友人に写真葉書を作成。喜んでもらえるでしょうか。
日々感謝です。