今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

本日、小雨の中“とんど祭り”開催、予想外に癒されました。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日は朝から雨が降りました。なのに、町内会主催の“とんど祭り”が強行開催されました。私、このとんど祭りのお手伝い担当でございまして、まさか決行とは、とびっくりしながらも、朝からお隣さんと一緒に集会所に行き、料理準備のお手伝いを・・・って、各町内会から集結した地元ベテランの諸先輩方がシャキシャキと作業をされますので、廊下に立たされた子供状態でございました。とほほ。去年初参加したときの面々でした。あれから、もう一年経ったのね、と感慨に耽ってました。でも、この写真を撮ってること自体で手伝ってない証拠ですね。

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大きな鍋でたくさんの食材を煮込むと美味しいんですよね、精細な味付けをしなくても(いえいえ、されてます、されてます)。豚汁とぜんざい。お餅はとんどで焼く餅。皆さん、とっても優しくて癒されます。

ひと段落してのお茶タイムでの会話は、相変わらずすっごく面白いですよ。私とお隣さんは、若干年齢が下ですし、普段お付き合いしてないので、積極的に輪の中には入れないんですけど、そんなに疎外感を感じることもなくただただ、この集まりおもろいなーって眺めてました。でも、裏ではもめ事もあるんでしょうね。

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「ひつじ年の人は食うのに困らない(今年、とり年だけど)」とか「旦那が黄色信号で急ブレーキでとまるんよ、余計危ないけん、行けって言うて喧嘩になるんよ」とか「嫁が可愛いんよ、はい、はいって、娘はいけんね」とか「(まだ50代後半の人に)あんたそろそろ老人会に入りんさい」とか「80歳過ぎたら車の運転はいけんね、視野が狭いけん(この方恐らく80歳近い)」とかとか人生楽しそうです。私の近い将来の姿?

 

一旦解散して、午後からまた集結。小雨・・違うな普通に雨降りの中、男性陣はとんど、女性陣は料理の準備。

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どうやら先延ばしにするのが面倒だということで強行突破するらしい。どこにでもある実績作り。仕方がないので、急遽雨合羽を買いました。竹に火が点くのかな?

 

町内の住民さんたちもぼちぼち集まり、いざ点火。

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個人的には好みの色合いのクリーミィな煙がもこもこと、もこもこぼぉわぁー・・・

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最初は広場の皆さんの頭上に「・・・・(燃える?)」の記号が浮かんでたような気がしましたが、何とか燃えました。雨もかなりの小降りに。

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まだかな、まだかな、とそわそわしていましたら、「豚汁」配給の合図。

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何て言うんでしょうか、戸外で大勢と一緒に食べる料理は格別ですね。めちゃくちゃ美味しい!しばし、皆さん、お椀とにらめっこ状態。

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近所づきあいのない私は、去年と同様ひとり端っこで座って食べていましたら、ふと先日知ったアドラー心理学用語“広場恐怖症”を思い出しまして、うーん、私はそこまで注目されたいとは思っていないから該当しないな、ただ、あの人ひとりで寂しそうと思われてるんだろうな、まぁいいけど、くらいは思ったかな。いちいち気にしてたら独りでなんて生きては行けないのです。しかし、世の中そんなに捨てたもんでもなく、お隣さんのおばあ様が話しかけて下さり、世間話に花を咲かせてみました。

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やがて、お餅を焼く頃合いになりまして、いっせいに準備してきた餅さし竹を竹炭の上にかざして餅焼きを楽しんでました。

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お酒を竹の筒で熱燗にしてました。

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お手伝い女子隊も雰囲気を楽しみハイ・ポーズ!

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私も後姿ですが、撮っといて頂きました。

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ここでまた、捨てたもんじゃない世間の近所のおば様がお頼み申してませんのに、とんどで焼いた餅を半ば強制的に私のお椀の中に放り込んで、「あんた、ちゃんと食べよるん?健康が一番じゃけんね」とお叱り下り(そもそも、この方どなた?)、有り難きことでございます。

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つきたてというお餅がめちゃくちゃ美味しい。食べ過ぎて夕食は必要なし。気づくと、私の周りにおば様・おばあ様が3人いて下さり、妙にほんわかした空気に包まれておりました。会話は、「最近の若い子(この方達からみると40・50代は若い子らしい)は、漬物は食べんけんね」「座りっぱなしは腰にくるけんね」とかですが、なんか味わい深く面白い。

なんだかんだあって、後片付けも終了・・そうそう、諸先輩方を侮ってはなりませぬ、もうあんまりこだわりがおありではないので(ここ早口言葉に使えるな)、作業が早い、早い。すべて「死にゃあせんよ」で事が進みます。

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去年は、雑談の中で、若者がこんな田舎には戻ってこないから、後継者がいなくて田畑の継承だけでなく、地域の文化・行事もすたれてしまうという話が出ていましたが、今年参加者をざっくり眺めましたら、若夫婦の姿がちらほらあり(休暇で里帰り?)、嬉しい気分になりました。まぁ、参加者自体が少ないんですけど。この地域活動の場には、地元民ではない私の居場所はないのかもしれないけど、年に1回お手伝いできることはして行こうかなと思います。だって、豚汁とぜんざい、お餅が美味しいから。それにしても、ひとりぽつんの時間もあったけれど、それはそれで考え事できたし、本日はホント楽しかったなぁ。

最後に、お手伝い女子隊・愉快な仲間たちで記念写真を撮らせて頂きました。みなさん、とってもキュートでございました!

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日々感謝です。