TVドラマ「続・最後から二番目の恋」再放送を何気に観たら・・最終回の沁みた言葉備忘録。
こんにちわ、SUMIKICHIです。
こちらの地区では、つい先日までTVドラマ「続・最後から二番目の恋」が再放送されてまして、時間がたんまりありますので、意味なく録画した上で生視聴しておりました。
このドラマ、2012年に放送して大ヒットした続編なんですよね。放送は2014年、3年前ってことかな?
テレビ局勤務で、鎌倉の古民家で暮らす独身女性、吉野千明(小泉今日子)48歳と千明の隣で暮らす鎌倉市役所勤務の長倉和平(中井貴一)52歳、合わせて100歳になった2人だが、“けんかするほど仲がいい”関係。思わず笑顔になってしまう小泉さん、中井さんのコミカルな掛け合い、芝居達者のキャストたちが一堂に会し、白熱の芝居を展開していく食卓シーンなど、見どころ満載!心のどこかにさみしさを抱えながらも日々を懸命に生きている大人たちに贈るドラマ。
2012年の放送は観ておらず、友人から面白いよと言われ、続編からちょこちょこ観ましたが、面白いねーで終わってたような感じでした。しかーし!この度、53歳にして観ておりましたら(歳は関係ないか)、随所に散りばめられている、じーんと染み入るシーン・会話・ナレーションに癒されたのでございます。特別斬新なものではないのですが、ドラマのキャストと風景、空気感が相まって、とても良いのでございます。
せっかくですので、備忘録。勝手に抜き出しましたので、なんのこっちゃかおわかりにならないでしょうが、お許し下さいませ。
では、“最終回”の中から。
人が大人になるということは、それだけ多くの選択をしてきたということだ。
何かを選ぶということは、その分違う何かを失うことで、大人になって何かをつかんだ喜びは、ここまでやったという想いと、ここまでしかやれなかったという想いを、同時に思い知ることでもある。
でも、そのつかんだ何かがたとえ小さくとも、確実にここんあるんだとしたら、つかんだ自分に誇りを持とう。
勇気を出して何かを選んだ過去の自分を褒めてやろう。
よく頑張って生きてきた、そう言ってやろう、そして、これからを夢みよう。
世界を嘆くのではなく、世界を信じるんだ。
私だって、その世界の一員なのだから。
48歳の若造は、今、そんな風に思う。
人生とは、自分の未来に恋をすること、ひとりでするのがつまらなければ、
誰かと一緒に未来に恋をしよう。
友であれ、恋人であれ、夫婦であれ、家族であれ、隣に気の合う誰かがいて
くれさえすれば、人生はさらにファンキーになるはずだ。
抱き合ってはみたものの、ハハハッと笑い合う酔っ払いの二人。
いつしか・・・ソファで二人寄り添って熟睡。まるで長年連れ添った老夫婦のよう。 暖かそうな朝陽が二人を包む・・終。
私は、現在ひとり者。これからもその予定。和平さんと千明さんを見て、理想の関係だなーと疑似体験してたのかもしれません。結婚がどうの、恋愛がどうのは置いておいて、“自分の未来に恋しよう!”っていう言葉が“良いなぁ”と思うのでございます。脚本家は男性ですよね、恐るべし。まだまだ、備忘録しておきたいシーンがございますので、明日以降、回を遡って綴っておこうと思います。変じゃん!
日々感謝です。