選抜優秀神楽団発表大会に行ってみた。奥深い世界。
こんにちわ、SUMIKICHIです。
先日観たTV番組、神楽特集に刺激され、本年度優秀な成績を収めた10組の神楽団が出演する大会に出掛けました。
もちろん、ぶらりひとり鑑賞でございます。昼から夜まで、長時間にわたって立て続けに演舞があるので、常連さんは用意周到でございました。
席も枡席とか畳席とかがメインで、座椅子やミニテーブルなどを持参される方々も。今回、自由席チケットで二階にしましたが、次回は畳席で座椅子スタイルもいいなぁと思いましたね。
会場付近には商店がないので、外でバザーなるものが用意されていて、焼きそばを食べてみましたら、これが思いのほか美味しくてにんまり。
開演する頃には多くの観客で埋まり、ざっと1,000人は超えていたと思います。
神楽初心者の私でも、10組の演舞を観ていると、演目は違っていても、なんとなーく、カタチといいますかパターンといいますか、がわかってくるものですね。うーっすらとですよ。詳細に綴るのも気がひけますので、ざっくり写真(ボケてます)を載せときましょ。
↓衣裳が全て手作りなんですよね、これを観るだけでも価値あり。重さ10〜20kgあるらしいですね。
↓カーテンから白糸(紙?)、ドライアイス?の煙とともに出てくる。いろんな鬼がありますね。
↓舞台上を回転しながらまわる。とにかく、回転が速くて、速くて・・アスリート並みですね。
↓唄いの上手い演者さんの声は素敵ですね。って、違いがわかってないのに、すみません。
↓派手な仕掛けも様々。
↓おはやしの存在が重要ですね。横笛もいろんな音色があり、拍手も起こったりして。山場では大太鼓さんは腰を浮かして力強い。
この大会では、観客による投票で王座が決まる仕組みになっているようですが、優秀な団体ばかりということで、皆さん素晴らしくて甲乙つけがたくすごく迷いました。正直、そこまで違いが理解出来てなくて、好みでしか判断できませんでした。どの団体さんが王座になったのかは存じませんが、私の好みは、鬼になる老女の演目(どれがどれかこんがらがってます)でしたね。派手な演目は観ていて楽しいのですが、老女ひとりの、渋くて、切なくて、っていう雰囲気が良かったなぁ。
おひとり様は私くらいだろうと思っていましたら、隣のおじ様もおひとりで、よく観るとのことで、色々教えて頂きました。感想とかおしゃべりして、ちょっと楽しかったかな。
一団体40分の別世界を鑑賞しているのに、豪華な衣装に身を包んだ演者さんたちの姿と仕事終りで日々練習している団員さんの姿が重なって見えてました。衣裳とお面の下のジャージ姿の人間。両脚を広げて腰を落とし、両手も広げて首をキリっ、キリっと動かすしぐさがカッコイイです。どんな練習してるんでしょう、筋トレとか走るとかしてらっしゃるのでしょうか、高速回転するのに体幹鍛えないといけないですよね、などなど考えてしまって。おば様は、今、時間をかけて作り上げたモノに興味津々なのです。有難うございました。
日々感謝です。