本日は、我が家の邪道の庭をご紹介します。
こんにちわ、SUMIKICHIです。
昨年の大型リフォーム完工時点では、庭整備の予算がなく、当分更地っぽい雰囲気でもいいかなと思っていましたが、家の中から外を見た時、やはりほんの少しでもサラサラ揺れる枝葉なんかを眺めたくて、プロの業者さんにお願いして、ヤマモミジ2本(写真左奥)とシマトネリコ2本(写真手前)をきちんと植樹して頂きました。
平成27年9月頃の写真
すると、もう少し欲しくなり、業者さんにお願いするとちょっとお高く予算が無い私は、自分で買付けし、運び、植え始めました。綺麗な庭には興味なく(金も技術もない)、雑草と親しみながら自然な雑木林風にするつもりですが、何の知識もないのに、やたらめったら増やしていくのでぐちゃぐちゃになりそうです。すでになりかけです。
約10ヶ月後の現在は、ざっと以下のようになっています。
わかりにくくてすみません
あぁ〜真ん中のあさがおが倒れてる
右側カツラの向こう5本がトキワマンサク
ヤマモミジの下あたりに新芽がたくさん。剪定必要?
売れ残りでダメかなと諦めてたシラカシから次々と新芽が
なんで電柱の横にオリーブ?
私が住んでいる場所は、冬は最低気温マイナス3〜5度になる時があるけれど、10㎝程度の積雪が一回あるかないかなので、全国レベルでは比較的温暖な地区に入り、植物は育てやすい環境です。が、真夏の西日がガンガンに当たる面積が広いので、結構植える木の種類が狭まりますね。選ぶ基準は・・・
- 真夏の西日に強い
- 寒さに強い
- 乾燥に強い
- 害虫、病気に強い
- 出来れば常緑樹
- 成長が早い
- 自然樹形で剪定は少しで良いもの
など、誰もが考える基準です。なかなか全てに合う条件のものが無く、妥協の産物が現況です。初期の頃は、特徴などを勉強せず好きというだけで業者さんにお願いしたので、ヤマモミジが西日に強くないのに植えてしまったのです。今のところ頑張ってくれてます。二等辺三角形に配置するとか聞きますが、地面の下の排水管を考慮すると、思う場所に植えられず、結局一直線上に植え、面白くとも何ともない感じです。プロから見ると邪道の庭。でも、自分の気が済むまでやってみたいので気にしません。
緑はいいです。癒されます。毎日朝晩、広くはない庭に出て木々のご機嫌伺いをします。梅雨時期は、そうでもないか。春、毛虫達に葉を食い荒らされて泣きそうになったり、諦めていた木から新芽が出ていて感動したり、なぜか萎れている葉を見て心配したり、感情がめまぐるしく動きます。今は、まだ細い木々がこれからどのような風景をみせてくれるのか楽しみです。そのために、水やりや草むしり、施肥、害虫退治、剪定など自分に出来ることを心をこめてやっていこうと思います。私には、育てる子供がいないので、せめて木々たちのお世話をさせて貰います。子育てと一緒にするなとお叱りをうけますね。まぁ、植樹後の大変さを全く勉強せず始めたので、正直、しまった!という気持ちもあったりするんですけどね。
そうそう、家には門がないので、誰でも入れるのですが、近所のおばあさまが押し車を押しながら、たま〜に勝手に庭の奥まで入って行き、木々一本一本の前で立ち止まり、じーっと見つめていらっしゃいます。声はおかけしないのですが、その方のためにも、枯らさないように頑張ります。そういえば、最近お越しになられないなぁ。
随時成長の様子を記録してまいります。こんな環境で暮らせて感謝です。