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今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

《人生棚卸》昔素人劇団でやった演目

こんにちわ、SUMIKICHIです。

人生棚卸のお時間です。

演劇、演劇っておっしゃってるけど、どんなのやってたんですか?って思いますよね。懐かしさもあり、思い出して勝手に綴ってみます。

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社会人になって23歳頃から8年間位の間に年1〜2回と50歳の時3回ほど舞台に立ったかな。ほとんど端役。学生時代に演劇部にいたとかではなく、全くの素人で、会社の同期女性に誘われて気軽に始めた。もともと演芸系(言い回しが古いですね)、エンタメ系が好きなこともあってホイホイ乗っかった。なので、発声や滑舌、動きなど、いえ、そもそも芝居の心得も知らず、端役なので台詞を覚えて自分の番になったらただ大きな声で口に出していた感じ。今思えば怖いもの知らずの恥知らずだ。途中で、基礎から訓練したいな、と思いつつ、会社の仕事が忙しいなんて言い訳しながら参加していた。その劇団は、みな社会人で、難しいことは抜きにしてただ芝居が好きというほんわかした人間の集まりだったから、こんな自分でも続けられたんだと思う。今、どこかのワークショップでシニア枠があったら、基礎から学んでみたいと思っているが、厳しさにきっと負けてしまうだろう。

さて、どんな演目をしたかというと、全部は覚えていないが、俳優の上川隆也さんが所属していたキャラメルボックスという劇団のコピーが多かった。その劇団の公演チケットは、今ではなかなか手に入らないらしく、まだ上川隆也さんが所属していた頃に一度大阪まで観に行ったけれど、その時も大阪支社の後輩に手配して貰ったと思う。裏から手を回してとかではない。学生演劇とかに関わっている人なら誰もが知っているはず。結構早口で台詞をしゃべり、テンポが速くアグレッシブで、笑いあり、ほろっと泣けるところもあり、ダンスもありで楽しい芝居。ずしりと響いて後々考えさせられるというものではない(失礼)。なので、我々素人でもなんとか出来そうな感じ(これまた失礼)。話を戻して、覚えている演目は、「広くてすてきな宇宙じゃないか」「また逢おうと竜馬は言った」「四月になれば彼女は」「嵐になるまで待って」「サンタクロースが歌ってくれた」「キャンドルは燃えているか」「ブリザーブド・ミュージック」「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」などだったかな。もしかしたら、この中の1〜2本はビデオ視聴しただけかも。興味のない方には、なんのこっちゃだ。私に与えられる役は、だいたい決まっていて、ド素人なので、わりとやりやすいものだ。若い頃は、えーっと、ハイテンションなアニメ好きの若い看護師、これまたハイテンションな番組レポーター、宝塚かぶれのダンサー、KYな男性新入社員(男役)、口裂け女、ヤンキーな女子高校生、場末のホステス、とかだったかな。そんなに出番は多くないけど、毎度落ち扱いでちょこちょこは出て、ある意味おいしい役どころ。悪く言うといてもいなくてもそんなに影響はない。悲しーい。演技力は必要なく地で演っていた。主役は、やっぱり、主役にふさわしい何かが必要みたい。透明感というか、くせがないというか、中心にいても嫌味にならないというか。申し訳ない、演技論とか全くわからないので、すべて個人の好みで書いている。私は、良いように言ってもらうと、味があるとか面白い、つい見てしまう、という感じらしいが、要は、あんた面白いから脇で遊んでていいよ的な扱いだ。とにかく、舞台に立てれば、それで楽しかった。

それがだ、一旦途切れていた活動だったが、一昨年久しぶりに参加させて貰った時は、人がいなかったので、私が主役っぽい感じだった。同級の男性が書いた45分程度のオリジナル脚本で、設定が田舎のほのぼの物語。神社の境内でお茶屋を営んでいる普通のどこにでもいるおばちゃんの役。まぁ、私自身おばちゃんなので役作りもなにもあったもんじゃない。動きも鈍く、声もでずで情けなかったが、楽しかったぁ。でも、異常にしんどかった。後輩に「なんかしんどいんよね」って言うと、「そりゃそうですよ、〇〇さん、ずっと舞台に出ずっぱりですもん。」って。そっかぁ、これは、しんどい。主役はつらい。それに、面白くない。やっぱり私は、脇で自由に遊べる役が合ってる。まっとうな台詞を喋りたいために芝居したいわけじゃなし。ずっとスポットライトが当たってるのも熱くて仕方ない。舞台の端で邪魔にならないように自由に演じてて、客席の端の人が、なんかあの人面白いんだけど、って密かに気づいてくれる感じが嬉しい。

そして、この芝居の後、客席1200キャパの市民オペレッタ劇に参加したのだが、出演人数30人規模になると、もうついていけなかった。会社という組織で働いたあと、劇団の組織でまた団体行動となるとちょっとおば様にはきつかった。体力が全然もたない。やはり、かねてから思うに、キャパ30人位の小さな部屋で客数10人程度の小さな芝居が自分には向いている。あまり夢が小さいとそれ以上に広がらないか。

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退職時、同級の男性に、また誘ってほしいとメールしたら、いいよと返信してくれたので、ちょっぴりホっとしてます。こう見えて自分の都合の良い時だけお願いするみたいで申し訳なく思っているのです。でも、この歳になるとなかなか面白い役を与えて貰えそうになく、歳相応の分別あるものになるんですよねぇ。まっ、期待せずに気長に待ちます。その日のために、外郎売と発生練習をしておこう。

演劇に興味のない方にはつまらないお話なのに、最後までお読み頂き有難うございます。