今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ~どう見直す?夫婦の関係~」②を観て。負の感情に利子・・。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

 レギュラー視聴しているEテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」、今回のテーマは~どう見直す?夫婦の関係~。人生の後半戦を迎え、配偶者との距離感や時間を再構築している2組の夫婦が登場。私、独り者ですので参考にさせて頂けないかなと思いますが、“生き方”としてざっくり備忘録しときましょ。長いので①と②に記事を分けまして、こちらは②でございます。

 

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続いて2組目、妻のやることを夫が支えているケース。
東京品川区、駅から少し離れた場所にある一軒のお好み焼き&鉄板焼きのお店。夕方6時の開店準備をしているのは、瀧村希未絵さん52歳。3年前に長年の夢だったお店をオープン。ひとりで切り盛りしている。一番人気はお好み焼き。大阪出身の希未絵さん、味にはこだわりがあり、使う生地はほんのわずかスプーン一杯しか使わない。生地が多いお好み焼きは、ホットケーキみたいに固くなって食べた後胸焼けがする。客は、料理の美味しさだけでなく、気さくな希未絵さんの人柄にも惹かれてお店に来るよう。夜11時過ぎに閉店。そこに現れたのは夫の昌陽さん53歳。金融関係の会社に勤める昌陽さんは、毎日仕事を終えた後、お店の片づけにやって来る。実は、料理好きだった希未絵さんにお店の開業を勧めたのは昌陽さん。「この人(希未絵さん)、べらべら喋るから商売しても向いてるんじゃないかと思って」。 

  「最初、ごはん屋さんをするんだみたいなことをよく言ってて、半分は
   叶わない夢だと思いながら喋ってたところはあるけど、夫が50歳過ぎから
   だったら守りの体制に入ってしまうので、50歳前にやる気があるんだっ
   たらやってみたらどうかっていう、まず主人の方から言ってくれた」

希未絵さんは飲食業に関わったことがなく、夫と出会った時は兵庫県で看護師をしていた。42歳の時、乳がんと診断され、手術のため神戸の病院に入院。その時、同室の乳がんの60代の女性と出会い、見合いを勧められた。

  「夜、カーテン越しに、結婚しているのかとか歳はいくつとか身の上調査
   されて、そのまま正直に答えたら、丁度うちの息子といいじゃないかって
   言われて、いえ、43歳になるちょっと手前で年齢も年齢ですし、まして
   やお母さんより軽かったとはいえ、こんな病気もしてますし、いや、
   ちょっと・・と言ったんですけど」

断ったものの、度々希未絵さんに電話が入り、半ば根負けする形でお見合い。その相手が昌陽さん、最初の印象は「親孝行のつもりでとりあえず会わせてもらった。癌というのが頭に正直あっけど、全然元気そう。僕より元気だなと思いながら、よく喋ってくれるし」とのこと。

  「真面目そうだし、でも、ごめんね、全然かっこよくないし、会う前に写真を
   見て、わぁーっ(がっかり?)て感じだったけど、一緒にご飯を食べても全然
   嫌じゃなかったので。私の中では、お友達もそうだけど、ご飯を食べる時に
   気を遣う人とは一緒にいられないなとというのがあって、主人とは何回も
   会っていないのに、お行儀もよくて、そこはポイント高かった。
   ただそれだけだった」

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二人は何度か会うたびに心惹かれるようになった。そして、出会って半年後に結婚。44歳と43歳。希未絵さんは仕事を辞め、東京で新婚生活スタート。その後、姑からひっきりなしに電話がかかるなど過剰な干渉が始まる。

  「早く仕事に出なさい、遊びにお金かけてどうするんだ、とか・・ちょっと
   鬱みたいになってしまって。気づいたら主人に、大阪に帰りたい、一人に
   ならせてほしいって言ってて」

追い打ちをかけるように試練が。乳がん治療のホルモン療法で体調不良、子宮摘出手術。結婚して2年後の冬のこと。昌陽さんは、「子供を持とうと結婚したわけではなかったので全然意識していなくて、受けたらいいんちゃうん」と慰めたが、気持ちが塞ぎがちな妻を見かね、あることを思いついた。

希未絵さんが夢見てきたお店の開業を提案した。それまで同僚20人位家に招くことがよくあり、妻一人でさばいていた。日頃からいろんな料理を工夫して出してくれたり、その二つがあったので、飲食店も出来るかなと思ったよう。

  「言われたら言われたで怖気づいたけど、人生一度しかないから乗っかって
   みようと思って。何回も、すぐ軌道に乗るわけじゃないけどいいの?って
   確認して、うんって言わせてから開店計画をたてた」

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準備期間に1年をかけ、店舗は夫婦一緒に探した。開店資金は夫婦の貯蓄6割、希未絵さん借入4割。しかし最初の2年間は赤字続き。厳しい状況に夫婦の関係も揺らいだ。

  「苦虫潰したような顔で手伝ってくれて、ドンパチドンパチ喧嘩して、
   近所に聞こえるんじゃないかという位大きな声で。主人も大声で怒鳴って
   出て行ったり」

喧嘩をしながら夫婦で相談し、料理も工夫した。食材は国産のものを扱い、手作りにこだわったメニューは20種類以上取り揃えるまでになった。そして、3年目。地道な努力が実り、お店が軌道に乗り始めた。昌陽さんは、仕事終わりで店に立ち寄り外から中の様子を見て、お客さんがいたら入らずに帰って、(希未絵さんが)寂しそうにしてたら入って話を聴いて、がいつものパターンだと話す。通常は、一旦帰宅して仮眠をとった後、店に戻り深夜2時頃まで後片付けを手伝う。

一方、希未絵さんは、夜中まで手伝ってくれる夫を妻として支えている。毎朝6時半に起き、朝食と弁当を準備する。夫の健康を気遣い手作りの料理を食べさせたいと考えている。朝ごはんも一緒に食べ、夫を送り出している。

毎日遅くまでお店を切り盛りする希未絵さんと妻の夢をサポートする夫の昌陽さん、夫婦になったことで同じ目標を持ち、共に支え合っている。40代で出会った二人。夫婦になって幸せですか?

  「やっぱり、いろんな事があったので、はい!と即答できないけど、主人は
   性格も優しいし、真面目だし、口には出さなくともいろんな事を考えてくれ
   てるし、寛容な面もあるのですごく感謝している。二人で生活している方が
   楽しい。自分一人で生きていくよりは楽しいのかな~と思っている。
   これからもそのつもり」

 

スタジオでの補足・・
お互いリスペクトは大切。だけど、リスペクトするには、相手に“個”としての時間を許すということも必要。人間の持っている寿命って時間。だから、相手の時間を使ってもらえるというのは、相手の命の一部を頂いているくらいの有難いことなんだと思った方が上手くいく。ハッピーに暮らすコツは、あらゆる人間関係と同じで、こまめなメンテナンスが必要。そのためには、いちいち褒める、いちいち感謝する、そして、こまめに謝る、は鉄則。溜めてしまうと負の感情に利子がつく。一年に一回くらい家族サービスをして返済出来たと思いがちだが、それは、ついた利子をただ返してるだけで元本は減っていない。(これも面白い表現だな)。あまりに夫の役割、妻の役割に期待し過ぎると、これやってくれて当たり前、なぜやってくれないの?となる。相手は自分とは異なる人間で、言わなきゃわからないし、尊重しなきゃいけないんだということを前提に相手が言ってることに感謝。 (完)

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夫婦の視点とは全く違うのですが、「50歳過ぎると守りに入る、何かをするならそれまでに」「実現したらと言われて怖気づいたけど、人生一度きりしかない、乗っかってみよう」「叶わぬ夢だとわかりつつ、日頃から口に出してみる、そして、振舞ってみる」などなど、50歳過ぎて未だに、グジクジ、ウジウジ彷徨っている私には効くのでございます。ちょくちょく耳にする言葉ですが、繰り返し繰り返し心に留め置くようにしますと、少しずつすこーしずつ暗示にかかったように染みついていくような気がするのです。気のせい?しかし、物差しで測ることもカタチとなって目にすることも出来ないので、実感はないのです。まだまだ、言葉探ししてる段階で、そして、それで満足してるのかもしれないなぁ。そうそう、お二人の「一人で生きていくよりも、二人でいる方がたのしいかなぁ~なんて」というシンプルな気持ちにもちょっと心が揺れましたが、今同居している居候Kくんとの暮らしをふと思うと、肉親であっても、ダメだな誰かと暮らすのは、と再認識していますので、この先も狭い世界で生きていくことになりそうでございます。じゃあ、夫婦関連の話題を備忘録するな!って話ですかしら。

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日々感謝です。

Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ~どう見直す?夫婦の関係~」①を観て。“卒婚”・・。

 こんにちわ、SUMIKICHIです。
レギュラー視聴しているEテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」、今回のテーマは~どう見直す?夫婦の関係~。人生の後半戦を迎え、配偶者との距離感や時間を再構築している2組の夫婦が登場。私、独り者ですので参考にさせて頂けないかなと思いますが、“生き方”としてざっくり備忘録しときましょ。長いので①と②に記事を分けますね。

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番組が実施した40代以上の男女へのアンケートで、“今後も一緒に暮らしたい”という質問に対して、《はい》46%、《いいえ》54%という結果に!人生の後半戦をどうしたらハッピーに?

ここで、“卒婚”ってご存知ですか?離婚をしないで結婚という形を維持したまま、それぞれが人生を楽しむ夫婦関係のこと。

 

まずは1組目のご夫婦を紹介。
熊本市、2DKのアパートで暮らす近藤一恵さん64歳。趣味のパッチワークを楽しみながら自分だけの時間を満喫している。長年連れ添った夫・太一さん63歳は大阪にいる。しかし、5年前、別々に暮らしてお互い自由に暮らそうと卒婚を切り出した。「自分が楽になることを先にかんがえたんじゃないか、私への思いやりというか」と一恵さんは言う。一恵さんが望んだのは、生まれ育った熊本で暮らすこと。子供の頃によく遊んだ水前寺公園、卒婚を機に野鳥観察という新たな趣味を見つけた。様々な野鳥の姿を撮影し、自然との触れ合いを心から楽しんでいる。

  「ここを頻繁に散歩できたらどれだけ気持ちがよいかなという想いが
   ずごくあった。その辺に座って水の音を聴いたり、昆虫が飛んで
   いるのを見たり、そんな景色は大阪では見られないような風景
   なので、すごく気持ちがすーっとしてきた」

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一恵さんは、大阪の小学校で養護教師として働いていた。26歳の時、教師仲間だった太一さんし出会い結婚。仕事をしながら家事や2人の子供の子育て、さらに親の介護をこなした一恵さんは、家庭の中でも忙しさは途切れなく続いた。

  「掃除とか洗濯の手伝いはしてくれだけど、食事に関しては全く無理
   でした。色々気を遣ってくれたけど、女性と男性では家事に関する
   視点が違うので、ここを手伝ってもらいたいと思ってもなかなか。
   自分がやった方が早いと思うことの方が多かった」

職場から帰ると休む間もなく食事の準備が待っていた。好きなTV番組は夫が独占しているため観られない。自分の欲求が叶えられない日常。不満が積み重なっていく。夫婦の暮らしに転機が訪れたのは55歳の時、関節リウマチを発症し、精神的にも落ち込む日が続いた。しかし、夫の態度は変わらなかった。

  「体のこと大丈夫かな、心配してるよっていうようなところは、
   もうちょっと表現して欲しかった」

夫との気持ちのすれ違い、そして病気。そんな時に浮かんだのが、同居を解消して自分の時間を持ち自由に生活することだった。

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夫・太一さん63歳が暮らすのは大阪淀川区。高校の国語教師を2年前に退職、2人の子供も独立し現在一人暮らし。37年間連れ添ってきた一恵さんから別居を切り出された時、どうだった?

  「別居してって言われて離婚かと思ったけど、そんなことは絶対ないと
   言われたのでちょっと安心した。子育てもし、仕事もし、という生活を
   ずっとしてきた、私も働いていたのでなかなか手伝ってやれいことも
   あったから、それが家内の希望であるなら叶えてあげたいと思った。
   最初に不安だったのは、食事かなあ」

この日、商店街に買い物。一人暮らしを始めて4年半。栄養のバランスを考えて食材を買う。苦手だった炊事もなんとかこなせるようになったという。 

  「最初は、何を作っていいのかわからなかったけど、見よう見まねで
   今はそれなりに作れるようになったかな」

レシピ本や料理番組を見て研究。1時間ほどで出来上がった料理をスマホで撮る。

  「家内に送りました。こんなものを作りましたよーって」

他愛のないことを一日に何度も報告し合っている。最初は戸惑ったという夫婦別居生活、今では慣れてきた。

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夫婦は定期的に互いに訪ねあっている。この日4ヶ月ぶりに一恵さんのもとへ太一さんがやって来た。連絡を取り合っているとはいえ、顔を合わせることは相手の健康を確認できる大切な時間。この日は太一さんが料理の腕をふるう。メニューは冷やし中華。夫の手料理を食べることは、一緒に暮らしていた時は考えられなかったこと。

今度は一恵さんがお気に入りのスポットに太一さんを案内。車で約15分の浮島神社。ここは、一恵さんが幼いころよく遊んだ思い出の場所。2人であるものを見つける。自転車のお守り。定年後、サイクリングを始めた太一さん、早速購入。久しぶりの夫婦水入らずのひととき。

  「別々に暮らしているからといって、夫婦の距離が伸びたかっていうと
   それはない。精神的な意味の距離は10年前と変わってない。逆に、
   私が気にするようになった、太一さん、何してんのかなとか。
   (そりゃ、ありがとうと隣で照れてる太一さん)。
   2日ほどメールがなかったらどうしてるのかな?と思いますよ、
   やっぱり」

 

スタジオでの補足・・
ワンオペレーション(ワンオペ)=一人で全ての作業をこなす。外でも中でも働くことになる。夫がいると妻は寛げないという状況。卒婚に至るまでに夫がいても寛げる自分がいればまだしも、四六時中夫がいると自分も休憩がとれない。この問題は根が深い。

夫からすると家庭の場は癒しだが、日本の男性は何といっても就労第一主義になってしまって、家族のために働いているんだから仕事さえしていれば、妻の心身のケアはしなくていいはず、などと大半はそうだろう。今のシニア世代の男性は、男子厨房に入るべからずと言われて育ってきたから、台所は敷居が高いというのもあるかもしれない、それに、料理することも期待されてなかったし。

ここで番組アンケート。《いいえ》男性25%、女性75%、これは、先進国での家庭満足度の日本人の数値で最下位。一番の不満は、“夫が家事をやらない”。夫が手伝う時に、やってあげるよ、と上から目線になっている。家庭をともに作っていくという意識がほしい。

指南役(詩人・社会学者の水無田気流さん)は、この状況を野球に例えて解説。夫は家庭のスタメンではないかもしれないけど、後々いつ自分の出番がまわってくるかわからないから、常に試合を見てろって。いつかピンチがきた時(必ずある)に、この流れだと代打くるなとかピッチャーだったら交代くるなとか思いながら試合の運びを見ていると、すんなり入っていけるけど、逆にダメな夫の家事パターンっていうのは、シーズン結果が決まったあとに、気まぐれで打ったり、もう10対0くらいになった時に、1本だけソロホームラン打って、どーやっていうような家事、これは良くない。やはり、家事育児にも得点圏打率がある。ピンチでいくら仕事ができるか、とのこと。(ざっくりとはわかりますが、それよりも面白い表現だなあ)。 (①完②に続く)

 

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独り者の私には何かを語る資格はないように思われます。いえ、決して無関心とか他人と割り切っているのではなく、ただただ、誰かと添い遂げようとされてる方々のお姿は、いいなぁと思うのでございます。

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日々感謝です。

 

Eテレ「100分de名著 『全体主義の起原』ハンナ・アーレント 第2回~帝国主義が生んだ「人種思想」~」を観て。そうだったのか、ワンダーフォーゲルって・・。

こんにちわ、SUMIKICHIです。
すっかりレギュラー視聴するようになったEテレ「100分de名著」。今月はハンナ・アーレントの「全体主義の起原」。今年1月、全米でベストセラーを記録、ビジネス書や娯楽小説ではなく、第二次大戦後まもなく出版され、ナチスドイツやスターリンによってもたらされた前代未聞の政治体制「全体主義」がどのようにして生まれたのかを、歴史をさかのぼって探求する極めて難解な名著。
第2回は、国民国家を解体へと向かわせ、やがて全体主義にも継承されていく「人種主義」「民族的ナショナリズム」という二つの潮流がどのように生まれたかを明らかにしていくという内容。指南役は金沢大学教授・仲正昌樹さん。
お恥ずかしい話ですが、私、著者ともども存じ上げませんので、ざっくり備忘録しときましょ。やっぱり私に理解出来るとは思えませんけど。

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アーレントは、全体主義を形作った要素のひとつとして帝国主義を重視しているが、第一巻では国民国家の中で、ユダヤ人が内部の異分子、敵として浮上し、その意識が帝国主義の争いの中で、人種主義と呼ばれるような思想に転換していった、これが拡大していったことで、実は国民国家自体の根幹が揺らぎ始める。

 

まず、帝国主義がどのように人種主義思想生んでいったのか・・

19世紀末、イギリスやフランスなどの帝国主義が標的としたのがアフリカ大陸だった。中でも、アジアに向かう中継地に過ぎなかった南アフリカは、1870年代以降、ダイヤモンドや金の鉱山が発見され、ヨーロッパから大量の人がなだれ込んでくる。国家を共有する人たちから成り立っている国民国家はそこで、今まで見ることのなかった西洋文明とは異なる暮らしをする人々と出会う。

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ヨーロッパ人の目には、みかけも風習も異なる彼らは、理解不能な存在として映った。彼らに国民国家の一員として人権や法の保護を与えることはできなかった。そこに19世紀末の帝国主義の大きな矛盾があった。

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なぜ支配されなければならないのか、植民地の人々の間に自然に起こる自治の意識に対抗するためには、新たな政治的支配装置が必要だった。それが人間には人種というものがあって、そこには優劣があるという人種思想だったのだ。フランスの小説家・アルテコール・ド・ゴビノーは、白人が生物学的に優れているという人種理論を提唱した。白人は、植民地の人々に、神のようにあがめられる存在なのだと考える根拠を与えた。

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スタジオでの解説・・
ヨーロッパ人からみると、当時アフリカの人を知らなかったので、民族的な踊りや音楽が野獣の叫びに聞こえ、それを実際にアフリカ人を支配すると自分の力が証明されたような気になる。アーレントは、第二巻の中で、イギリス人作家のジョセフ・コンラッド著「闇の奥」(1899年)をかなり引用しているが、この中でイギリス人クルツがアフリカの奥地で神のようにあがめられる存在になるという話になっている。ちなみに、クルツというのは、フランシス・コッポラ監督の「地獄の黙示録」(ベトナム戦争中 米軍のカーツ大佐が密林に王国を築く)の中のカーツ大佐のモデルとなっている。

キリスト教的な神学がちょっと歪んでるよう、自分たちはこういう野蛮なものを支配する、世界を治める支配を神から与えられているといったような。自分たちが導いてやらないと彼らもどうしようもない、彼らのためにもなる、そういうことがこの人種思想としてヨーロッパ大陸にもどっていく。「国民国家」の構成員たちが、自分のアイデンティティー強化するためのツールになってしまったというメカニズムが働いているのではないか。

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舞台をドイツに戻すと・・その人種思想がドイツにおいて、どのように変化していったのか。

ドイツにおける帝国主義は、イギリスやフランスなど他の西欧諸国とは別の道を辿った。1871年に国家統一したドイツは、イギリス人が行ったようなアジア、アフリカへの植民地進出に出遅れる。そのため、ヨーロッパ大陸内で支配地域を広めることを目指すようになる。これを大陸帝国主義という。ドイツ帝国は、1890年以降、東ヨーロッパやバルカン半島進出の野心を抱き、これが第一次世界大戦の原因のひとつとなる。しかし、ドイツ帝国は敗戦。新たに誕生した1919年、ワイマール共和国がドイツ人の民族意識を高揚させるドイツの歌を国歌に制定する。敗戦の痛手の中、歴史的にドイツ民族が住んでいた守るべき土地の広大さに想いを馳せたのだ。

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この歌にはヨーロッパ国家大陸に広がる民族の地に対する誇りが象徴されていた。やがてドイツは、大昔からドイツ民族のものであるはずの領土を取り戻さなければいけないと考える。それがナチスが解明した民族的ナショナリズム、「土地の共同体」として民族の統一を目指すものだった。しかし、ドイツが求めた広大な領域は、実際にはドイツ人以外の民族が多く住んでいた。アーレントは書いている。

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ドイツ民族こそが最上位の民族である、他のヨーロッパの民族を支配する権利があると考えたのだ。

スタジオでの解説・・
ドイツ民族の居住地域は、こういう狭い所じゃなくて、もっと東に広がっているんじゃないか、大戦で失った所だけじゃなくて全部自分たちのものにすべきだという発想。ドイツでナチズムが台頭したら危ないって話をするときに、またこの歌が聴こえてきそうだとよく引き合いに出される歌。
19世紀に入って、ナショナリズムがだんだん高まっていく中で、「国民」Nationでは、概念が狭いんじゃないか、「国民」は、自分たちが一つの政治的単位であるべだ、自分たちで自治をすべきだと明確な意識を持った人たちの集まり。そこで、「民族」Volk(フォルク)という概念が意味を持ってくる。英語のフォークダンスのフォークだとか、もともとは民族という単純な意味だが、自分たちの先祖が生きていた所というのは、自分たちの同胞がまだいて、もっと広大に広がっているんじゃないか、先祖が住んでいた土地も「民族」Volkとして一体なのだ、という意識が生まれてきた。それが民族ナショナリズムの始まり。最初はもっと素朴に、先祖が住んでた土地を訪問しようという運動が・・

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青年たちが、ドイツ的な土地をきちんと自分の体で体験しようということだった。今では、軽い登山という部活動の名前で知られている。血族共同体を形成して、もう一度つないでいき、偉大な民族にならないといけない、こうなると国民国家の枠組みが揺らいでくる。そういうものがあった上で、ナチスが出てくる土壌になる。

 

ワンダーフォーゲルからナチスまで、どこがおかしい?
経済的な意味での閉塞感と政治的な要因が絡んでいる。自分たちが発展する土地を確保しなければならない、東しかない、勢力圏だとしたときに、民族的なつながりがあるから、それを正当化材料として使いたいという欲求が出る。それが、第一次世界大戦の敗戦でドイツは領土の13%を失う。しかも、賠償金も。いよいよ手詰まり。そうすると、関連的に自分たちのものだったのにという喪失感がよけい強くなってくる。さらに、アーレントは、帝国主義の時代に生まれたもう一つの問題について書いている。

1914年に始まった第一次世界大戦帝国主義同士が激しくぶつかり合ったこの戦いは、各地に多くの難民を生み出した。ヨーロッパの国々は、次々と自国にいた多民族を領土から追放、国家の正員としての身分を奪って、多くの無国籍者を生み出したのだ。

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アーレントは、無国籍者こそ、戦争の最も悲惨な産物であると訴えた。どの国家も受け入れられないほどに発生した難民は、どこからも法の保護を受けられない存在となったのだ。アーレントは、無国籍者の問題とは、彼らが法によって守られていないというだけでなく、人間が生まれながらに持っているはずの権利まで失ってしまったことにあると考える。

それは、フランス革命以降、人々が信じてきたヨーロッパの人権の概念(1789年人間と市民の権利の宣言)を覆すものだった。

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こうして、普遍的な人間性は失われ、国民国家の内部でも、ユダヤ人全ての人権を奪うという全体主義へ時代は加速していく。

スタジオでの解説・・
建前を言えば、普遍的人権がある以上は、どこか近くにある国が引き受けるべきだが、実際には国家というのは、NationをベースにしてNationの利益を守ろうとしてきたわけなので、自分のNationに属していない人間まで守ってやる義理はない、そういうことが第一次世界大戦で露骨に明らかになってしまった。

キーワードは「同一性」。自分たちの同一性を強めることによって、国家としての一体性というのを保ってきた。功罪両面あって、例えば、教育水準を上げようとしたら、国語を統一しないといけない、他に、軍隊とか警察とか命を懸けて戦う人たちにとっては自分たちが守るべきもののイメージがちゃんとないといけない、国家をちゃんと強化して、人々を幸福にしていく、安全保障を確保していく上で、大事だったが、それに頼りすぎたせいで、同一性というのが予想を超えて、だんだん人々に求められるようになっていった。それが結局のところ、ヨーロッパ文明が築き上げた普遍的人間性の理想の限界、そういうのが見えてきた。アーレントはそれがショックだったのだろう。

伊集院さんは、思いもよらなかったのが、自分たちのとこころで手一杯だから、難民は、ある意味大胆に言うと、死んでもいいみたいな、命が軽くなっていくというか・・と静かに話す。        (完)

 

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うーん・・生意気に感想を綴っても底の浅さが露呈するだけですので控えておきましょう。ただ、ワンダーフォーゲルのそもそもの意味を初めて知りまして、へえーっと思ったのは確かでございます。そして、歴史のおさらいをしている感じですね、この歳になって。つい先日も、他の番組で、池上氏がわかりやすくナチス関連の話をされていまして、今、何が起こってるんでしょうと不思議でした。ブーム?その池上氏の話とこの番組での話をつなぎ合わせると、とても興味深かったと記憶しています。が、それを具体的に表現できないのは、やっぱり理解出来ていないってことですよね、とほほ。

それと、全く見当違いの話ですが、ふと、今の自分の生活環境と比較すると、あまりにも違いすぎて(当然?)、私って本当にお気楽に生きてるけどいいのかなぁ・・と考えてしまいます。だからどうした、という話ですよね・・。

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日々感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日、居候Kくん、祝・正社員初出勤!そして、カープが!

こんにちわ、SUMIKICHIです。
台風18号が過ぎ去った本日、こちら西日本はやや快晴。気持ち良い祝日です。

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そして、なんと申しましても、めでたいのが、弟の居候Kくんが正社員として初出勤できたこと。この日まで色々ございました・・が、これからが正念場です。辛抱してちゃんとお勤めしてくれることを願ってやまないのです。本来でしたら、信じてます!って言うところでございましょうが、イマイチ疑心暗鬼の私、まだまだ未熟者でございます。

そうそう、この夏50歳を迎えたKくん、故郷に戻りましても、地方ではそうおいそれとは正社員採用なんて無理なんじゃないの?と正直思っておりましたが、Kくんが申しますには、今、IT関連の技術者は引く手あまたで中高年でも結構見つかりやすいんだよ、と。ホントかウソかわかりませんが、へぇーっ、そうなんだーと聞き流してましたら、ニュースでもそう伝えており、実際すぐ見つかりましたから驚きでございます。正社員採用が決定するまでのつなぎとしての派遣仕事も2~3件ありましたし。世の流れがKくんを救ってくれております。不幸中の幸いとはこのことでしょうか。なのに、なのに、Kくんは・・詳細は割愛いたしますが・・とにかく、一日一日を積み重ねて行きましょう。自分にも当てはまるんですけどね。

 

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それはそうと、本日は先程(午後2時頃)からカープ中継が始まっております。す、凄い、甲子園球場なのに観客席が予想以上に赤い。もちろん、反対側は黄色いです。

 

・・しばし観戦・・

 

阪神も食らいついてらっしゃいますね・・なかなか、やすやすと勝たせてはもらえませんね。思いますに、私、特にプロ野球大好き人間でも、カープファンでもなく、去年はクライマックスに進出してから、さすがに地元民として応援すべしと必死に観始めましたが、今年はペナントレース(合ってますか?)開始から、TV中継もちょくちょく拝見しておりました。けれど、未だに選手の顔と名前が一致していませんし、なんなんでしょうね、にわかにもほどがあるって感じです。

9回ツーアウトから新井選手登場。TV画面を通してでも観客の盛り上がりようが伝わってきます。良いですねぇ、ドラマのあるカープって。いよいよ、最後の守り、1点リード・・。37年ぶりの連覇まであとアウト3つ。中崎投手、連続二度目の胴上げ選手になれるかな・・。見逃し三振、ワンアウト!鈴木選手もベンチに入ってる・・菊池選手、ボールを取って一塁へ、ツーアウト!ベンチでは選手たちが、もう走り出る体勢になってますねぇ、笑顔だし・・あっ、打ち上げた、やったー優勝!

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緒方監督の胴上げ回数、11回も。すごいなぁ・・。これからがまた大変ですね。しっかり応援させて頂く所存でございます。

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本日は、とっても素敵な一日でした。Kくんも、ちゃんとお勤めしてくれてることでしょう。ですから、一人寂しくお祝いします。

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日々感謝です。

Eテレ「100分de名著 『全体主義の起原』ハンナ・アーレント 第1回~異分子排除のメカニズム~」を観て。パリアって・・。

こんにちわ、SUMIKICHIです。
こちら西日本、今夜から明日の朝にかけて台風が縦断(?)するとのことで、ただ今午後7時過ぎ、すでに風雨強く、外は暗く、庭の木々たちは今にも折れんばかりに踊っております。怖い・・。カープの試合も中止になりまして・・って、すみません、ちょっと不謹慎でした。

さてさて、本題。すっかりレギュラー視聴するようになったEテレ「100分de名著」。今月はハンナ・アーレントの「全体主義の起原」。今年1月、全米でベストセラーを記録、ビジネス書や娯楽小説ではなく、第二次大戦後まもなく出版され、ナチスドイツやスターリンによってもたらされた前代未聞の政治体制「全体主義」がどのようにして生まれたのかを、歴史をさかのぼって探求する極めて難解な名著。
第1回は、全体主義の母胎の一つとなった「反ユダヤ主義」の歴史を読み解くことで、国民国家の異分子排除のメカニズムがどのように働いてきたかを探っていく、という内容。指南役は金沢大学教授・仲正昌樹さん。
お恥ずかしい話ですが、私、著者ともども存じ上げませんので、ざっくり備忘録しときましょ。私に理解出来るとは思えませんけど。ちなみに、PCが壊れていたので、今頃初回の放送分を更新いたしました。


まずは、基本情報から。

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指南役の解説によると・・
全体主義」という言葉を最初に使い始めたのは、おそらくイタリアのファシズム政権とかドイツのナチス関係の知識人たちで、どちらかというと自分たちの体制のことをポジティブに表現する言葉だったが、それを西側の人たちは彼らの体制の異様さを表す言葉として使用するようになった。彼らももともとヨーロッパ人のはずなのに、どこでこう違ったものになっていっちゃったんだろうと疑問を持っていた人が多かったと思う。そういう状況の中でアーレントは、「全体主義」というのが、どう結実していったのか、人ではなくて自分たちの文化の中に内在している問題だと広く意識させた。

指南役がこの言葉を知ったのは最近で、トランプ大統領を始めとして、ちょっと全体主義的な流れみたいな比喩で聞いた、その時に、その言葉だけ、全く無知な状態で聞くと、個人主義ということより良い言葉に聞こえたという。一体化したいという欲求が、実は地下水脈のようにだんだんと広まっていって、大衆の願望が動かしていった政治運動、あるいは体制として全体主義を捉えている、ヒトラーみたいな特殊な人たちが、みんなを巻き込んでいくイメージだった時に、選挙で選ばれた人だったんだと気づいてびっくりする、民衆の方から望んでいるという、とのこと。

さらに、日本でも世界でも、何年か前から閉塞感という言葉をよく聞く、その閉塞感を打ち破るために何か刺激を与えてほしいと、より強いカリスマを求めるメンタリティが高まって、日本だけじゃなくアメリカでも、ヨーロッパでも偏ってるんじゃないかと言う。

 

では、アーレントとはどんな人物か?
ハンナ・アーレントは、1906年、ドイツの裕福なユダヤ人家庭に生まれ、自由主義的な考え方を持っていた。アーレント家は特に宗教に関心を持たず、ユダヤ人という言葉を聞くことなく育った。ユダヤ人であることはただの事実に過ぎず、社会との軋轢を感じることはなかった。アーレントユダヤ人問題に関心を深めたのは哲学を勉強する過程で、ユダヤ国家の建設を目指すシオニストたちと交流を持つようになってから。

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そんな中、1933年、ヒトラー内閣が成立。台頭したナチスユダヤ人を敵視し、状況は次第に悪化していく。アーレントはベルリンで、シオニストの非合法活動に協力したとして逮捕されるが、8日後に釈放。すぐにドイツを脱出し、フランスに逃れる。その後、ナチスドイツは1935年、ニュルンベルク法により、ユダヤ人の公民権を剥奪、さらに、1938年、水晶の夜と呼ばれた事件では、ドイツ各地でユダヤ人を迫害、翌年、ナチスポーランド侵攻により第二次世界大戦が始まると、アーレントにとってはフランスも安住の地ではなくなった。ドイツ出身者は敵国人としてフランス南部の収容所に送られる。1940年、パリが占領されると、アーレントは混乱に乗じて、夫とともにアメリカに亡命。ニューヨークで反ユダヤ主義に抵抗する文筆活動を始める。そこでアーレントは、驚くべきニュースを耳にする。ユダヤ人収容所で何百人もの大量虐殺が行われたと。想像を超えたユダヤ人への絶滅計画、ホロコースト
アーレントはそれが事実と知ると、大変な衝撃を受ける。『決して起こってはならないことが起こった』。アーレントは、つきつけられた事実を理解しようと試みる。そして、大戦終結後、ドイツに残されたヒトラー政権の膨大な資料を調べ上げ、「全体主義の起源」を書き上げた。

 

スタジオでの解説・・
ホロコーストに集めて殺すなんて、わざわざなんでそんなことをしなくてはならないのか、とそれがわからなかったんだろう。「全体主義の起源」がたったひとつあるとは考えてなくて、いろんな要素がヨーロッパ人の不安を高めているんだ、最初はこうだったのに、だんだんエスカレートしていき、そうさせないためにはどうするのか考えてほしいという動機で書いたのだろうと指南役は言う。

伊集院さんは、今の日本はどの段階にあるんだろうと考えちゃう、そのための本として今月取り上げたのかなと話す。

 

それでは、「全体主義の起源」の第一章 反ユダヤ主義の中身を見ていこう。

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アーレントは、19世紀に生まれた反ユダヤ主義が、それまでのユダヤ人に対する反感とは違うものだと考えた。従来のユダヤ人のイメージは、旧約聖書でイエスを十字架にかけた罪深き民、キリスト教が禁じた利子をとって金を貸す金融業で儲けるマイノリティだった。17、18世紀に各地の王家に金を貸す宮廷ユダヤ人として高い地位を得る者も現われる。しかし、多くのユダヤ人の富は、憎悪と蔑みの対象となり、差別を受けていた。そうした立場を大きく変えたのが、19世紀、ナポレオン戦争後に生まれていった国民国家だった。

国民国家とは、言語、歴史、文化を共有する人々によって構成された国家のこと。ナポレオン戦争で敗れ、フランス人に支配された各国の人々が国民意識に目覚めていくことで国民国家が生まれた。そうした状況の中で、ユダヤ人の立場も変化する。ロスチャイルド家初代マイヤー・ロートシルトに代表されるユダヤ人銀行家が台頭、ヨーロッパ全土にわたるネットワークを築き上げる。そして、それまで差別を受けていたユダヤ人の国民にも法律上の人権が与えられた。しかし、それこそが新たな反ユダヤ主義を生み出すきっかけとなった。

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スタジオでの解説・・
国民国家は英語でいうと、          ↓ 誤り“Nation”です

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                           ↓ 誤り“State”です

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なぜそれが問題になるかというと、ヨーロッパは自然な国境ってない、いろんな国民意識を持った人たちが混在している、NationとStateが一致していなかった、目指すけれども現実的には出来ないから。

 

国民国家がどのように出来ていったのか、ドイツ国境の変遷をドイツを例に・・

11世紀末、ドイツのルーツである神聖ローマ帝国の中には様々な文化の人々が住み、やがて、それぞれの領主が治める小さな国が数多く出来た。19世紀のナポレオン戦争で、神聖ローマ帝国は消滅。ドイツ人という意識を持つ地域の集まり、ドイツ連邦が結成。19世紀ウィーン会議後、1871年にはドイツ統一。しかし、その中にドイツ人とは異質とみなされた人々、ユダヤ人がいた。

要するに、ドイツ人同士が自分たちは一緒だと確認するために、異分子(ユダヤ人)が入り込んで来ているという意識に、どうも進んでいた感じがあるのでは。

アーレントは、反ユダヤ主義についてこんな風に言っている。

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隠密の世界勢力とか大袈裟なイメージになってきたのは、弁護士とか医者、教師、大学教授にユダヤ人の割合が高く、陰に隠れて、どうも結託してヨーロッパ各国で昇りつめてるんじゃないかと見られていた状況だったから。
そんな中、反ユダヤ主義を象徴するような事件が起こる。
1894年、フランス陸軍大尉アルフレド・ドレフュスが、ドイツのスパイである容疑をかけられ逮捕される。フランス陸軍の機密情報が記されたメモがドイツの外交官の屋敷で発見され、筆跡が似ていることからドレフュスが疑われた。ドレフュスは無罪を主張。物的証拠も状況証拠も薄弱だったが、逮捕の理由は、彼がただひとりのユダヤ人であったこと。このとき反ユダヤ系の新聞は、ユダヤ人が国家を裏切る陰謀をめぐらせていると主張。軍部の弱腰も非難する。証拠不十分のままドレフュスの判決は終身刑軍刀をへし折られ、南米の離島へと送られた。アーレントはこの事件を通じ、国民国家に同化しようとしたユダヤ人をこんな言葉で表現した。

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ユダヤの男爵というのは、銀行家などがお金で買うようなかたちで男爵の称号を持っていることが結構あった。自分はもう男爵で貴族だし、ユダヤ人のナショナリストとして自分が所属しているフランスとかドイツを愛しているんだから、そんな差別されるはずはないだろうと思っていたのが、ドレフェス事件をきっかけに、それまで築いてきたものが関係なくなってしまう。その事件の直前頃に、フランスでパナマ運河疑獄があり、

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どうやら、あいつら(ユダヤ人)がやったんじゃないかと思われていた時期だったので、やっぱりユダヤ人は、となった。どこかの扇動家が計画的に作ったというよりは、国民がそう信じて盛り上がってしまうような素地がすでにあったということがこの話のみそ。

自分たちとは異なる人たちを排除したいという気持ちや動きは、現代でも世界各地で見られる。社会の大多数は自分に対して共感してくれるような人たちで、自分にとって敵というのを極少数の特殊なグループにまとめて考えておくと気持ちが落ち着く。

伊集院さんは、この先の回に立ち向かうには気合を入れて頑張らないと、と話す。(完)

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なんだかちっともまとまっていないなあと自覚していながら更新しています、すみません、さきに謝罪をば。私は池上さんにはなれません、いえ、求められてませんけど。私、このユダヤ人関連の出来事に疎く、義務教育レベルでは知っていてもなぜ?なぜ?と腑においていないのです、この歳になっても。ですから、この番組で取り上げられると知ったとき、少し期待いたしました。誠にお恥ずかしいのですが、知らない言葉も出てきて、ちょっぴり得した気分でございます。本当に理解したいのであれば、もっと体系的に探っていかねばならんのでしょうね・・。

それにしても、台風が怖い・・窓がみしみし言ってます。ただ茫然とTVの台風中継を観ています。こんな時にブログ更新するのもどうかと思いますが、更新させていただきます。

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日々感謝です。

 

本日、またまた挿し木の鉢植えを・・んなことより、カープが!

こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日は、午後から地元カープのリーグ優勝連覇がかかったプロ野球中継がありまして、チラチラ観ながらブログ更新作業をしました。

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序盤は、あらっ、本日、優勝決まるかも!と悠長にしていましたら・・・あらら、8回表で大、大、大ピンチ!中継枠も延長にしてくれまして嬉しいのですが、ドキドキ感がたまりません。ピッチャー今村、かわいそう・・ストライクが入らず、ずっと満塁、あっ、一点入った!まだ満塁・・交代!ブログを打つ手が止まりました。ほーっ、一球でレフトフライ、アウトにしてくれました。この先も観ながら・・

 

さて、本題。先日やり残してました、マドカズラ3セット、アイビー3本、鉢が窮屈になっているテーブルヤシ、枯れかけて小さいままのドラセナ?、などをそれぞれ別の鉢に。

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これらを組み合わせてみようかな、と・・・

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結果、こんな感じになりましたが、ちゃんと共存してくれるかどうか。            

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                   ↑ アイビーとの寄せ植え

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 ふと、玄関近くに飾っております、挿し木から育ってくれたアイビーの葉先が数枚ぽつぽつ茶色になってましたので、思い切ってパチパチ切ってしまいました。

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心なしかスッキリした気がするのですが・・そうでもないかな。

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さらに、こちらのプミラ、小さな挿し木からここまで大きくなってくれましたが、なんだか蛇花火みたいなので、ちょんちょん切ってみました。 

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で、また、こどもプミラを作り出してしまいました。せっかく、挿し木分の鉢植え作業を終えたというのに、ここにきてまた。 

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 勢いづいて、生長の超早いエバーフレッシュがもさっとしてる気がしまして・・

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うーん、なんか・・しょっちゅう切ってるかなあ、いいのかなあ。エバーフレッシュのこどもは、以前、挿し木失敗しましたので、今回もやめておきます。

 

これが最後と、もさもさしてるウンベラータも。こちらも、しょっちゅう切っていまして、でも、次々と新芽が出てくるのです。購入時よりもこのひと夏で30㎝は伸びた気がします。

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ああ・・またまた挿し木を作ってしまいました。

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これから寒くなって行くというのに、こどもたちを作り出してどうするのでしょうか、私。やはり、心の病気とかあるのでしょうか。でも・・グリーンたちの成長を眺めていますと、とっても元気になりますし、癒されるんですよねえ・・って、やっぱり病気?

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本日からおNEWのパソコンでこれまで通りのブログを作成してみました(内容は無いけど)。勝手が違うのですが、なかなかサクサク反応してくれて楽しいな。

 

蛇足。カープは・・優勝は明日に持ち越しとなりました。残念!4時間超えの試合でございました。よし、明日もTV前で応援させて頂きます!・・台風、大丈夫かな。

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日々感謝です。

 

 

本日、NEW PC、到着!

こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日、やっと新しいパソコンが届きました。早速、居候Kんが初期設定をしてくれ、夕食後使ってみました。

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同じメーカーの、同じ機種名ですのに、7年も経てばすべてが違いますね。当たり前ですか。windows7から10に変わって使い勝手がわからず、本日はここまでにいたします。

明日からまた、番組視聴備忘録記事をちょこちょこ更新していくつもりでございます。

日々感謝です。