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今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

きのう見た風景⑫〜我が家に野菜の花〜

きのう見た風景 働き方 日々のコト 暮らし

こんにちわ、SUMIKICHIです。

こちら、何の花がご存じですか?

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昨日の午後遅く、外出の帰り道に車内から見えた黄色の花に目がとまり・・近所の畑。写真を撮らせて頂こうと思い、作業中のおば様に許可を得て畑の中へ。

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物知らずの私は、初めて見ました、野菜の花たちを。 

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これは、小松菜なんですって。放置していたら花が咲いてしまって、野菜としてはダメらしいです。

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こちらは、にんじん。これはわかりますね。きれいな葉っぱの色。 

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これ、おわかりになりますか?

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ソラマメですって。この花のあと、豆になるらしいですね、知らなかったのは私だけですかね。

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こちら冒頭の花ですが、サラダ用のミズナですって。これも放置していたら花が咲いてしまってダメらしいです。

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よく見ますと、下の部分がミズナです。普段、商品として陳列されたものしか目にすることがないのでびっくり。って、知らないのは私だけか。

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他にも、いろんな野菜や果物を育ててらっしゃるようです。マルチ(黒いビニールがけしている状態かな)しているのは、いちご。大根は順調みたい。土作りもなさってました。

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人様の畑を歩き回らせて頂いた間、野菜たちを腰を下ろして眺めていますと自然と表情が緩むのはなぜなんでしょうね。通りがかりできれいな時しか見てないからそうなるんでしょう。土を耕したり、害虫駆除、施肥などここまで育てるのに愛情込めて畑に足を運んでらっしゃるんですよね、きっと。

花がソラマメになるまでまだ時間がかかるようで、勝手に写真を撮っても良いよとお許し頂きましたので、ちょいちょい畑を覗かせて貰おうと思います。

そして、近所の者です、へぇーっ、ミズナやソラマメなどの花を初めてみましたーとお話しすると、ミズナはもう使えないから、家に飾っちゃったら、とザクザク手で採って下さいました。あらら、我が家にまた春が!ありがとうございます。

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たしかに、ミズナでございます。

そうそう、失業手当給付も終了しアルバイトをせねばと考えており、以前にも書いたような気がしますが、近くの農園のビニールハウス栽培の葉物を袋詰めしたりする作業に興味があり、昨日畑に身を置いてみてちょっとやりたい気持ちがアップしております。決して楽な作業ではないと思いますけど。

日々感謝です。

 

 

本日は、恒例の出張シェフ女子会が街中の一室で開催されました。

日々のコト 暮らし

こんにちわ、SUMIKICHIです。

たまーに、後輩女子Uさんが我が家で出張シェフをしてくれるのですが、本日は、別のグループと合同の女子会に参加いたしました。実は、この出張シェフは、シュガーレディという会社の商品を扱っている女性が、商品に関心のある人たちを招いて行うパーティーなのです。間違った情報を綴っては申し訳ないので、詳細は割愛させて頂きますが、個人的に美味しくて気に入っている商品を数点(鶏肉と豚肉、調味料)、定期的に購入しています。

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本日は、いつものUさんの他、最近シュガーレディーになった元職場の同僚女子Nさんの初仕切りということで、賑やかな準備風景となりました。私は、お客様ということで料理には介入せず、雑な写真を撮り続けておりました。扱う商品は主に冷凍食品で、肉や野菜は、添加物や保存料などを一切使用せず育てられている上、冷凍技術が素晴らしくほとんど栄養価がおちないというもの。解凍してもべちゃべちゃにならず、美味しいのです。

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UさんとNさんとで準備してくれるのですが、下ごしらえは自宅ですませているらしく、素晴らしく早い。

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五目御飯の下ごしらえもOK。圧力鍋風の鍋に入れて炊く。

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f:id:sumikichi52:20170325185531j:plain 炊けたらカバーに入れて保温。

作っている間に、色々説明をしてくれて助かります。Uさんは慣れてるからか、手を動かしながらでもスラスラわかりやすく。 

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f:id:sumikichi52:20170325185524j:plain 冷凍おくらはレンジでチン。

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f:id:sumikichi52:20170325185522j:plain 冷凍シューマイ

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f:id:sumikichi52:20170325185540j:plain どれも美味しそう

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この豚肉は臭みが全くなく、ほんのり甘いのです。

f:id:sumikichi52:20170325185527j:plain これが絶品 市販のポン酢は買わなくなりました

f:id:sumikichi52:20170325185534j:plain 冷凍餡子もち 自然解凍でOK

全体的に料理が出来てきてからの動きがまた早い。

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これだけの品数ですのに、いただきまーす!となるまで、40分位だったような気がします。初めての場所だったようで、慣れた場所でしたらもっと早く出来たと思います。写真が雑ですので、そんなに立派に見えないかもしれませんね。お味の方はばっちりでございます。安全な食材なので安心して食べられるのが良いです。いつもありがとー!

日々感謝です。

 

図書館で借りた書籍記録⑭

読書 日々のコト 生き方

こんにちわ、SUMIKICHIです。

私の記録用。今回は、この6冊。今回も統一感ございます。前回から、これまで敷居が高くて敬遠してました詩の世界に浸ってみたいということで小学生対象シリーズをお借りしています。ただ読む・・いえ、眺めているだけなんですけれどね。

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前回、宮沢賢治さんの詩集をお借りしましたが、現在Eテレで放送中の賢治特集で紹介されていた詩の確認にちょっぴり役立ちました。

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sumikichi52.hatenablog.com

正直申しまして、自分の視野の狭さ、といいますか、これまで義務教育含め何を学んできたのかなと、ほとほと情けなくなるのでございます。まぁ、今こうしてたんまり自由な時間があるうちに、無秩序であろうとも興味のあることなんでも目にしてみようと思っております。それにしても、詩人って結構たくさんいらっしゃいますね。

日々感謝です。

 

 

我が家の春の訪れ、小さな幸せを見つけました。

庭造り 日々のコト 暮らし

こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日、日中はぽかぽかしておりました。朝晩はまだ寒いし、花粉もつらいけれど。元気を貰えないかとまた庭に出て木々たちのご機嫌伺い。

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おっ!咲いてる!小さな花が。名前・・なんだっけ?サザンカ?庭の片隅に植えてしまい、なかなか見て貰えないので可哀そうだったかなぁ。

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ハナミズキの花芽もたくさん。去年の植樹時の倍以上のような気がします。上手く咲きますよーに。

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ヤマモミジ2本とも元気な芽が出ています。幹が虫にやられていませんよーに。春以降毛虫駆除との戦いが始まります。

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枯れたかもと思っていた垣根用の低木紅マンサクに芽が・・。でも、全体的に痩せているなぁ。常緑だと聞いてたような気もするんですが。

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オガタマの木にはたくさんの花芽がついています。この花からはキャラメルバニラのようなあまーい香りが漂うのです。

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ヤマボウシにもたくさん花芽が出ていますが、よく見ますとカチカチに枯れたものも多く、どんな感じになるのかしら。去年の植樹時は、結構にぎやかに咲き誇ってたんですけれど。

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玄関脇に植えた棒のような枝から新芽が出ていて一安心。

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どうしても気になるのが地面。雑草さんたちがわやわやし始め、可愛くて仕方ないのですが、そんなことを言ってられるのは今だけですよねぇ。去年は見られなかったたんぽぽっぽい雑草なんぞがあちらこちらに登場していまして、どこかからやってきたんでしょうね。

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去年の真夏の西日と越冬を経た我が家の庭の木々たち。現在は、水やりを全くしておりません。2月に寒肥を施しただけです。この春以降の花や葉の成長具合でどの種類が放任主義の初心者にも育てやすいかわかりますね。自分の管理能力を鑑みて、むやみに増やすのは控えようと思います。育てるって難しい・・。自分の行いがすべて自分にもどってくるような気がしております。また、“時間”の大切さもひしひしと感じます。ただ咲くときに咲く・・せめて、ブログに載せて誰かひとりの方の目にとまれば嬉しいなと思う今日この頃でございます。そうそう、木々たちの名前をちゃんと把握しなさいって感じですね、とほほ。

日々感謝です。

 

 

 

 

Eテレ「まる得マガジン〜マインドフルネス・第5回自分を客観視する〜」を観て。

TV番組 日々のコト 生き方 暮らし

こんにちわ、SUMIKICHIです。

“ストレス社会と言われて久しい現代。怒りや不安、悩みなどと上手くつき合っていくためにはいったいどうしたらいいのか。そこで、心を今に向けるマインドフルネスを始め、身体をリラックスさせたり、行動を見直したりして、ストレスに対処する方法を紹介”という番宣を拝見し、8回放送のうち6回分を観ました。ざっくり備忘録しときましょ。

   ストレスに負けない心のストレッチ
     初めてのマインドフルネス

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今回は・・・

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番組MCの藤崎さんは、以前手術することになったときに、結果を気にしても自分ではどうしようもないので、手術に向けて今自分ができることを考えたそう。かぜをひかないようにする、体調を整えるなど。だから不安はなかったと自身の体験を話す。まさに、そういうのがマインドフルネスらしい。

今回は、そういうふうに、心を今に向けて、自分を客観視するための言葉を紹介。

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私たちは、頭で考えたことを現実だと思ってしまうことがある。「あーっ、上司におこられちゃったよー」とか「私って何やってもダメだなー」とか。そんなことを思うと絵が浮かび、それが現実だと。そういうときに、ひとつひとつの考えに「?と考えた」を付け足し、「あーっ、上司におこられちゃったよー、と考えた」、「私って何やってもダメだなー、と考えた」とすると、あっ、考えているだけか、となる。

この方法だと、自分が勝手に考えただけと認識できる。自分の考えから少し離れたところに身を置くことによって、自分のことを客観的にみることができる。すると、余計な心配事に巻き込まれなくてすむ。気持ちを切り替えることで、さらに心のストレッチが上手く出来るようになる。

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この方法は、以前何かで聞いて試していますが、結構効果ございます。自分を少し突き放してみる、人に対してやると“他人事みたいに言わんといて”みたいな事になるので、あくまでもひっそりと。うーん、どん底真っ只中の際は、そんな余裕はないんですけどね。日頃から癖をつけておくとちょっぴり助かるのではないでしょうかしら。

日々感謝です。

Eテレ「100分de名著 宮沢賢治スペシャル・第3回〜理想と現実のはざまで〜」を観て。

TV番組 読書 生き方 演劇

こんにちわ、SUMIKICHIです。

すっかりレギュラー視聴するようになったEテレ「100分de名著」。今月は、「銀河鉄道の夜」「春と修羅」などの作品で今も多くの人に愛される宮沢賢治スペシャル。第3回は、作品に描かれた賢治の葛藤を克明に読み解きながら、私たちが理想と現実にどう向き合っていけばよいかを考える、という内容です。ざっくり備忘録しときましょ。

 

今回は、ちょっと意外な賢治の世界。日本人の理想(?)とされている「雨ニモマケズ」から。

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賢治の手帳に書かれて、死後発見されたもの。作品として発表するつもりだったかは不明。手帳を見ると知られていないところがある。

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法華経の言葉が手帳の見開きの左ページにあった。前放送で突然楽譜が出てくる詩もあったりして入れるのはおかしくないけれど、入れないという解釈もある。(ほとんどの詩集には入っていないですよね。)

この詩は、賢治の死後、不思議な経緯で広がっていく。

花巻学校で教師をしていた賢治。しかし、5年ほどで教師の職を去る。

  『もう本当の百姓になります。
   そして小さな農民劇団を利害なしに
   創ったりしたいと思ふのです。』
          大正14年4月13日 杉山芳松宛書簡より

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農民たちによる芸術の実践を理想に掲げ、実家の別邸で羅須知人協会を立ち上げた賢治。農作業をする傍ら、地元の人たちと童話の朗読会や楽器の練習をしたが、ほとんど理解されず、社会主義者の疑いをかけられたりし、一年もたたないうちに活動を終える。その後、化学肥料のセールスマンとして重い見本を抱えて各地を歩いた賢治は病に臥せってしまう。そんな時期に「雨ニモマケズ」を書いたという。

この詩が見つかったのは、死後半年の賢治を偲ぶ会の開催中で、皮のかばんから偶然発見された手帳に書かれていた。

注目されるようになったのは軍国主義の時代。昭和17年大政翼賛会が出した詩集に掲載され、「雨ニモマケズ」は‘ほしがりません、勝つまでは’などと同じく戦時にあるべき日本人の精神として広まる。

戦後22年には教科書に載るようになった。今度は、戦後の窮乏を耐えて生きる日本人の姿と重ね合わされていった。

こうして日本中に広まった「雨ニモマケズ」。この詩とともに偉人として宮沢賢治のイメージが定着していった。

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スタジオでは、戦争が宮沢賢治を国民一般に知らしめた、学徒生たちがそれを読んで、自分は捨て石になって戦うんだという気持ちを代弁するものであったのはたしか、普通は戦時中に流行った言葉は一新されるが、今度は敗戦後にGHQの民間情報教育局から‘玄米4合’は多すぎるので修正を指示されて教科書に載り、勝てなかったけれども「雨ニモマケズ」という日本人の気持ちを代弁するもの言葉となって行き残っていく不思議な詩、と解説。

‘今’つらいという人の気持ちに共鳴する作品、逆に言えば、時の権力を利用して生き残ったテキストともいえる。

 

それらを踏まえた上でどう読むべき?
賢治が、理想の世界を現実に映そうとしたときに、どうせ金持ちの坊ちゃんがやってる、農民の気持ちはわからない、と理解されなかった。誹謗・中傷もされ、もがく中、この詩のような言葉を呪文のように唱えながら生きていたのだろう。

伊集院さんは、最後の法華経の言葉を見ると、具体的なアプローチ策がつきたという気持ちが込められていると思う、さらに、これまで僕は、こんなりっぱな人になりなさいと受け止めてきたけれど、賢治がドン底の中で、いろんなものを削ぎ落とした本当の自分になりたくてなれないものの話をしている感じだと話す。

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さて、「雨ニモマケズ」の影響か、人間のあるべき姿を描いたというイメージの強い賢治。しかし、人間のありのままの姿を書いた数多くの童話がある。そのひとつが「毒もみの好きな署長さん」。

プハラという国では、国の決まりの第一条で‘毒もみをして魚をとってはなりません’と定められていた。“毒もみ”とは、山椒の木の皮などを袋に入れて川で揉みだすと、その毒で魚が腹を上にして浮かび上がってくるという魚の捕り方。

この国の警察の一番大事な仕事が“毒もみ”をする者を厳しく取り締まること。ある時、プラハに新しい警察署長が赴任。カワウソに似ていて赤いひげに銀の入れ歯。彼は毎日丁寧に町を見回る。ところがしばらくすると、誰かがこっそり“毒もみ”をしているという目撃情報が。容疑者として浮かび上がったのが、なんと署長さん。「実は、“毒もみ”は私ですがね」とあっさり認めてしまう。

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植木等さんの“♪わかっちゃいるけどやめられない”ですよね、さらにすごいのが、“みんなは感服しました”って、と驚く伊集院さん。

人間はそういうもんだ、やりたいこと、押さえきれない欲望は地獄に行くことになってもやりたい!と、あなたにとっての“毒もみ”って何?人それぞれ何がしか持っている、だから他人を責めることはできない、というまなざしですね、と先生は言う。さらに、文学は裁くものではない、法律で裁かれてしまう人も文学の中には生きている、また、賢治は命をかけてでも欲望に忠実でいられるかと問いかける、と先生は話す。

 

賢治は、子供対象には教訓であったり、明るい側面が注目されるが、大人が読んでみると心がざわーっとなるものが多くある。

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正しい人を書いているわけではない。

 

ところで、賢治には働くことの理想と現実を見つめた作品もある。「なめとこ山の熊」。ある猟師と熊のお話。

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獲った熊を店の主に売るとき、二束三文で買いたたかれるが、それでも小十郎は遜って頭を下げる。みじめで残酷な気持ちでいっぱいになる。

ある日、狩りに山に入ったとき、熊に出くわしやられてしまう。

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小十郎は、山では熊たちとお互い尊い命の関係を結び、天から与えられた‘仕事’として自然の摂理の中で生き生きとしているが、一旦山を下りると、素晴らしい関係で獲った獲物を二束三文で売らなきゃいけない、それが現実の‘労働’となり、みじめさを味わう。‘仕事’と‘労働’の対比が描かれている。

自分の‘仕事’は何かを見極めることが重要で、賢治の場合は、‘仕事’‘理想’はきちんとあって、それだけではなく、セールスマンなどいろんな労働をしていく中で、理想と現実を見つめた人なのだろうと先生は語る。

最後に、伊集院さんは、僕らは賢治を、あるときはファンタジー、あるときは道徳、と理想の人だと思ってて、今回の部分を全く読み落としてきたようですと締めくくった。

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 お恥ずかしながら、なぜ賢治の本が演劇の台本で使用されるのかわかりました。羅須地人協会なるものを立ち上げていたんですね。このブログでは、「なめとこ山の熊」も「毒もみの好きな署長さん」も何がなんだかわからないと思いますが(文字もわかりにくくてごめんなさい!)、たしかに心がざわーっといたします。自分が怖くなったり・・。ふと、もし賢治が大人になっても、田舎の風景の中に身を置き、自然とだけ対話する人生を過ごしていたら、つまり、‘労働’することなく、自分を傷つける人が周囲にいない世界で生きたなら、どんな作品を描いたのでしょうか。

最近、図書館で小学生対象の詩人別の詩集を借りていますが、かれこれ10人には達したかな?、前回お借りした賢治の詩集を読んでみて、番組のおかげか何となく読みやすかった気がします。理解なんて出来てないです、自分の好みの感覚です。「雨ニモマケズ」の最後には例の法華経はありませんでした。

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あるのとないのとでは、意味合いが変わりますね、きっと。次回は「銀河鉄道の夜」を読み解いて下さるようで楽しみです。以前、他の民放番組でも解説していましたが、また違った味わいがあると嬉しいな。他力本願かいっ!

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日々感謝です。

Eテレ「SWITCHインタビュー達人達 三浦大輔×稲垣栄洋」を観て。初めて知った雑草学。

TV番組 庭造り 日々のコト 暮らし 生き方

こんにちわ、SUMIKICHIです。

たまに観ているEテレ「SWITCHインタビュー達人達」。今回は、元横浜DeNAベイスターズ投手の三浦大輔さんと雑草研究者の稲垣栄洋さん。お恥ずかしながら、稲垣さんのことはもとより、“雑草学”なるものも存じ上げておりませんでしたが、とても興味深かったのでその“雑草学”についてざっくり備忘録しときましょ。三浦ファンの方には申し訳ございませんが、野球については割愛させて頂きます。

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“雑草学”という馴染みのない研究者で静岡大学教授の稲垣栄洋さん。
“雑草学”とは、雑草が持つ特徴を明らかにし、農地や緑地の雑草を管理する技術の開発を目的とする学問。専門性の高い分野のようだが、稲垣さんの著書「雑草の成功戦略」「雑草は踏まれても諦めない」「弱者の戦略」などには人間の世界にも通じるテーマが満載。独特な切り口は、ビジネスマンや経営者にも密かな人気を博している。

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稲垣さんの雑草についての説明を幾つか紹介。

四葉のクローバーも雑草。四葉が出る理由は幾つかあるが、‘踏まれると出やすい’、踏まれると傷つくので修復しようとして四葉になるのかも。幸せのシンボルと言われるが、踏まれたからこそ幸せが来るとも言えるかな。

・踏みつけられる場所にも雑草はいる。上に伸びずに横に広がるなど、自らを変化させるものもある。

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・雑草って、踏まれても踏まれても立ち上がるというイメージがあるが、それは結構嘘で、1回や2回だと立ち上がるが、立ち上がらないのが本当の雑草魂。情けないようだが雑草にとって一番大事なことは、生きて花を咲かせて種を残すこと。立ち上がるのも大切ですけど、踏まれながら生きる、それが本当の雑草魂だなと思う。

・人や動物にくっついて種を運ばせるひっつき虫(ユセンダン)は、上と下では育つスピードが違う。雑草の世界はいつ何が起こるかわからず、どういう戦略が良いのか正解がない。早く芽を出した方がいいのか、のんびりがいいのか。あの手この手で生き残りをはかる。

・雑草って本当は強くなくて弱い植物。良い環境の豊かな森にはいない、他の植物との生存競争に負けてしまうから。強い植物との激しい競争を避けてライバルがいない場所で勝負している。そんな雑草の戦略が冬の畑で見られる。例えば、ノゲシなどは1m位も根がある。冬に葉を広げている雑草は弱いからだが、地面の下で栄養分を蓄えて、ライバルが眠っている間に実力をためて、春になって一気に茎を伸ばす・・という戦略。冬は嫌な季節ではなく、チャンスの時。“見せない努力”。

・海外では雑草は悪者、邪魔なもので、「あなた雑草みたいですね」というのはすごく嫌な人に対して言うらしい。しかし、日本人の場合は少し褒めている感じで、‘温室育ち’より‘雑草’と言われる方が良いというときもある。日本人の雑草の美学?

春の七草を言える?セリ、ナズナゴギョウハコベラスズシロホトケノザスズナ(私は言えない、とほほ)。スズナスズシロ以外は雑草。古くから日本人は雑草を食用や薬用などにも利用し、その価値を見い出してきた。

・雑草が滅びることは、人類が滅びない限りないかも。根っこから抜くと、土の中の種が刺激を受けて芽が出てくる。雑草を失くすのは難しい。

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そもそも、雑草ってなに?
実は定義が難しくて、道端とか畑とか、庭に生えてて邪魔な植物のことを言うけど、それは人間の勝手な判断。雑草を調べていたわかったことで、どういう風に育つか決まっておらず、環境に合わせて自由自在に伸び方を変える力がすごくある。野菜などは育ち方がほぼ決まっているが、雑草は弱いからこそ自由自在に無駄を省いて必要なことだけで自分の生きる道を探していく、そういうところに惹かれると稲垣さんは言う。そして、雑草は人のいない所にはいない、富士山にはない、けど山小屋の近くにはいる。

 

稲垣さんが雑草学の道を志したのは大学時代。大学教授になる前は、農林水産省などの職員として農業に関わる仕事に従事。稲垣さんの視点が生かされたのはこんな事例。

静岡の茶畑では、お茶の品質を高めるための伝統農法が用いられる。茶畑の周辺の草ほ刈って茶園に敷く“茶草場農法”だ。茶草場を調査し、この農法が生物多様性保全に大きく貢献していることを明らかにした。この研究によってこの農法は国連機関から2013年‘世界農業遺産’に認定される。茶畑周辺の環境に視点を置き、伝統農法に新たな価値を見い出す。

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雑草を研究しようと思ったきっかけは?
大学農学部の学生時代、人々の役に立つ作物を生育中、作物の横から奇妙な植物が生えてきて、先生にこれは何かと尋ねたら、「花が咲くまで置いておきなさい」と言われた。日々水やりしているとどんな花が咲くのかなぁーと、アナザーストーリーが気になり始めて・・それがなかったら違う研究をしていたと当時を振り返る稲垣さん。何気なく生えている雑草にもすべて意味があって、解からないことが解かってくると面白いとも。

そんな稲垣さんが、雑草の世界に人間の生き方を重ねるようになったのは東京の官庁街に勤務していた頃。草餅の材料になるヨモギが都会の道端のコンクリートのわずかな隙間から芽を出し、したたかに逞しく生きる姿を見つけたり、くねってくねって上に伸びる道端の雑草を見てドラマを感じたりするようになった。

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ところで、実は自然界はすごく激しい生存競争が行われているが、一人勝ちは出来ない。一人勝ちするとバランスが崩れて勝者も滅びる。わかりやすい例として、戦後アメリカからきた雑草・セイタカアワダチソウが根から毒のような物質を出し、驚くほどの繁殖力で在来種のススキなどを駆逐し日本で一人勝ちしてしまったことがある。

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しかし、日本の在来種はこの雑草の毒は初めてなので枯れてしまったが、その毒によって自身も枯れてしまったのだ。アメリカでは周囲の雑草は毒に対して進化していたので枯れなかった。今はバランスを保って共存している。負け組はそれでおしまい、というのではなく違うアプローチで戦えば良い、最後は一粒でも種を残せば勝ちなのだ。

 

最後に、個性を育てる難しさについて。
今、種を蒔いて雑草を育てているが、すべて同じ条件なのにワサワサしているところとまだ芽が出ていないところとがある。野菜や花ならほぼ同じように育ってくれるし、予測も出来るのに。個性ってこういう世界のことなのかも。個性を見極めて、強みを発揮できる方向に伸ばしてあげるって簡単なことではないな、育てるってことは、みなと揃えたくなったり、自分が思う方向に行かせたくなる、個性を育てるって正解は何なんでしょうね、と稲垣さんは語る。

 

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美しく咲き誇る四季の花々は本当に私たちの心を癒やしてくれます。けれど、♪上を向いて歩こう♪に逆らって、腰を落として、視線を下げて、地面を見入ると、そこには別世界が広がっています。先日川土手を歩きましたら、一斉に小さなボタンがふわふわ浮いているかのような光景を目にして、自然と口元がゆるんでしまいました。

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久しぶりに庭の地面もチェック。一ミリ位かな、ほんとに小さな小さな花を見つけました。

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“あらら、また草むしりの時期がやってくるぅ・・”と野暮な気持ちが脳裏をよぎりましたが、束の間の幸福感を楽しみました。まぁ、私はこんな風にいいとこどりしかしていませんが、茶畑農家さんのように汗流しながら自然の恵みをつないで下さっている方々、人知れず研究をされてる方々に敬意を表します。ってこの表現は上から目線ですよね。

そうそう、私は全くお嬢様育ちではなく、むしろ貧乏な育ちの部類ですのに、若かりし頃一度会社で「君は‘温室育ちだからね’」と揶揄(と自分が思い込んでただけかも)されたことがあり、内心ムっと、というより、はぁーっ?と驚愕したのを思い出しました。たしかに、雑草のようなと言われた方が落ち着く、自分らしいと思ってしまいますね。しかし、雑草が弱いということは知りませんでしたし、同じ条件下でああも育ち方が違うというのは驚きでした。こんなに雑草のことを知ると、草むしりの際に困ってしまいます、抜きにくいではないか!

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日々感謝です。