二年ぶり?の薪ストーブ!
ここ数日、こちら西日本でも朝目覚めると外は真っ白で、雪がちらついている時間帯もある。
越冬中の観葉植物たちには、一週間に一度の水やり。良いのか悪いのかわからないが、去年よりまだ元気そうである。が、やはり、この寒さ。沈んでいるものもあり、
ソファに座ってTVを観ながら編み物なんぞをしていると、突然ぽとっと音がし、なんだ!?なんだ!?とあたりを見回すと、ウンベラータの黄色くなった葉が落ちていた。
あららぁーと驚いていたら、数日後、いつの間にやら大きめな葉も落ちていた。
一昨年の悪夢(葉が全滅した事件)再びなのかなぁ。
節約のためガスファンヒーターの使用を極力控えているものの、冷えすぎて何だか侘しくなるので、思い切って、薪ストーブを焚くことにした。なぜ焚かなかったというと、薪(厳密にいえば、我が家の薪はリフォーム時の廃材)がもったいないのと、ストーブを焚くとなると、廃材なので持ちが悪く炎の調節にかかりっきりになり、一人だと結構自由度がないのだ。リフォーム後当初は、物珍しさと丁寧な暮らしを気取って毎日のように焚いていたが、そんな理由で家のオブジェと化していたのである。
が、あまりの冷え込みと在宅時間が長時間でガス代が気になるのとで、ちっとも落ち着かないので、本日夕方近くから焚いてみた。
すっかり方法を忘れていて、着火して炎の温度が上がるまで40分もかかってしまった。完全燃焼しない数十分は家中臭かった。ヤバイなあ、と思いながらも挑戦し続けたら何とかなった。
吹き抜けの二階に洗濯物
気を良くした私は、湯を沸かしてティータイム。ついでに、かぼちゃをみりんと醤油と煮てみた。
薪ストーブはやはり暖かい。身体の芯から暖まる。ん?なんかの宣伝文句のようだ。そうそう、ストーブを焚くと、いつも思う。凄く座面の低いソファが欲しい、と。一昨年もそう思って予算立てしたが、贅沢かな、きっとすぐ飽きるだろうしな、毎年焚き続けたならその時考えよう、と保留にしていた。うーん・・あれば便利、あればいいな程度ならやめておこう。今はそんな贅沢出来る身分じゃない。独り暮らしで薪ストーブを焚く時間が持ててること自体、有難くて贅沢だ。
ふと思う。先のことを考えすぎて不安になって、何とか自力で這い上がろうととひりで空回りしている時は、薪ストーブを焚いて炎のゆらぎと暖かさに身を委ねて頭を空っぽにしよう、すると自然と今、この瞬間、とっても気持ち良くてすべてに感謝出来るよな、と。私ごときがこんなに贅沢して良いんだろうか、罰があたるんじゃないか(実際Kくん問題勃発してるけど)と、後ろめたく卑屈に思って、心から楽しめていないところもあるが、いいや、この状況は今まで頑張ってきて自分で手に入れたものなのだから、誰に遠慮がいるものか!と開き直ればよい。たとえ、あと一年、三年、と短期間だとしても、その間を存分謳歌して良し!
とまあ、炎を見ているだけで元気になる。ちなみに、ストーブから離れるとひんやりはするが、焚き始めて2~3時間もすれば全体がほんわかしてくる。夜寝る頃、二階に上がるとやんわり温室のような空間になってるはずだ。
ただ今午後7時過ぎ。そろそろ夕食の準備にとりかかるとしよう。別にストーブで作る料理ではない。ピザとか焼き芋とか煮込みとかは別の機会に。本日はとりあえず焚いてみた、の日だ。
それにしても、ブログ作成中、10分ごとに廃材を追加しにストーブまで行っている気がする。これなんだよ、これ。はっきり言って面倒ではある。ちなみに、薪代わりに廃材を使用するのは良くないらしい。なにやらわからない溶液がついてたりするからストーブが傷むんだって。薪、高いからなぁ。裏山の間伐材を頂戴しているが、なかなか巻き割り出来ない。斧は買ったものの最初だけだ。とてもとても。
そんなこんなで、本日はここまで。
日々感謝だ。