今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

TV番組「サワコの朝〜スピリチュアリスト・江原啓之 “人生のつまずきは宝”〜」を観て。50代でつまずいても大丈夫?

こんにちわ、SUMIKICHIです。

たまに観ている「サワコの朝」。先月29日のゲストは江原啓之さん。オベラも歌うスピリチュアリストで、2005年〜2009年放送のテレビ朝日オーラの泉」に出演し一躍話題に。現在は、スピリチュアル講座や雑誌などで生きるヒントを伝えている。この日は、不安や悩みを前向きな力に変える秘訣を語るという内容。番組の中で印象に残ったコトをざっくり備忘録しときましょ。

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4歳で母親を、15歳で父親を亡くした。そのお通夜の席で周囲の大人たちが「正しく生きていれば報われるからね。真面目に生きなさいよ。世の中にはもっと大変な人がいる」と言った。
江原さんはそれを聞いていて、心の中で思ったのは・・
  ‘ちょっと待って下さい、僕は真面目に生きてます、幸せって比較ですか?
  この世で一番不幸な人にはなんて言うの?
  みんな悪気はなくて、僕を励まそうとしてくれてるのはわかるけど、
  なんという矛盾!理不尽!’
  そして、この想いを解明しないと生きて行けない!と。

      “幸せな人 不幸な人ってどうしてあるの?”

霊が見えるとかうんぬんはどうでもいい話で、それよりも、‘理不尽ってのは何なのか?この世の不条理って?’を突き詰めていったら“魂”というものに行きつく、すると“生き方”とか“見方”が変わるよね、この世の不幸と魂の不幸は違う、ということが解かったら、まず、自分自身が救われた。

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一大ブームになった番組「オーラの泉」について、オーラとか前世とか、テレビの演出的には面白かったと思うけど、個人的には、自分のアドバイスがゲストの方の人生のヒントになることだけが楽しみだった。

 

個人カウンセラーを随分前からやめたのは、キリがないから。相談者さんは自分自身の利得、自分だけを愛する気持ち、ばかり考える。儲かりますか?結婚できますか?自分で努力しましょうよってことですね。

そんなことよりも、人はなぜ生まれて、なぜ生きるのか?とか、なぜ病気になったのか?病気=嫌だ、だけじゃないよ、得られるものもある、人生のつまずき全てそうだけど、そこをしっかりと自分で理解しないと、部分だけ貰ったって失うよ、という考えです、私は。

 

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番組に寄せられたお悩みについて・・

Q.43歳女性、70歳の義母が若年性認知症で介護が続くと思うと心配

スピリチュアル的な視点から言うと、認知症によって親が変わっていくように見えるが魂は変わらない、だから親をたたいたりすると魂は覚えている。異物を食べる人は、‘お母さんはいいのよ’と子供に食べさせたりして、食べることに苦労してきた人。徘徊する人は、逃げたい事がいっぱいあった人。暴言を吐く人は、辛抱して我慢してきた人。人間って、最後に正直に表す。だから、そんなお義母さんを見て、‘良かった、全部吐き出してくれた’という視点を持つのか、‘あんな人じゃなかった’という視点を持つかで生き方が変わる。

 

Q.56歳女性、他人の心無い言葉に傷ついてしまう

自分が受けて傷ついている間は“自己憐憫”。人間、本当に苦しんだら分析するようになる。自己憐憫は楽な段階。それと、人って自分に無いことには腹を立てない。例えば、私(江原さん)にデブって言ったとする、私は怒る、なぜならデブだから。これが、もし痩せていたら、誰のこと?ってなる。“刺さる”というのは、自分に弱みがあるから。

マザー・テレサのお言葉で・・
    すべては自分と内なる神とのあいだのことで
    他の人との間であったことは一度もなかったんです

と言う内容のものがあるが、要するに、自分自身の中にあるものに腹を立てたのであって、言った人はただ指摘してくれただけであって悪いわけじゃない。

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これに関連して、意地悪について、“幸せな人は意地悪しない”。職場や家庭の壁に貼っておいたらいい、きついことをがぁーっと言われた時に、その人を見ずにチラッとその紙に目をやる、するとその人は、‘わ、私、不幸せなわけじゃないから’と優しくなる、きっと。

SNSの炎上などを見ると、みんな不幸せなんだなと気の毒になる、現世の人々の方が面倒くさい、だから生き抜かないと。“価値があるから生きるんじゃない”、“生き抜くことに価値がある”のだ。みんな価値を望むから、よけいにつまずく。

講演会でも言ってるが、‘転んでもただで起きるな!人生には必ず饅頭が落ちてる!’、なんで転んだんだ?ばかりを思っていると、饅頭が見えない。転んだときに、何が得られるのかな?と、それが自分のバネになったり、肥やしにもなる。それをしっかり握りしめて立ち上がれ!次に同様なことがあっても必ず乗り越えられる。子育て中の母親にも“その子にもつまずく権利があるんだから心配しなさんな”とよく言っている。“人生のつまずき”こそ得るものがある。

 

ちなみに、江原さんの思い出の曲2曲のうち、1曲はこちら。スピリチュアルを感じるらしい。

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 - ABBA「EAGLE」 -
    They came flyin’ from faraway
       彼らは遥か彼方から飛んできたのです
    Now I'm under their spell
       私は、今、すっかりその魔力に捉えられてしまっています
    I love hearing the stories that they tell
       私は、彼らが話してくれる物語を聞くのが好きです
    they've seen places beyond my land
       私の国の向うで、彼らが見て来たこと、
    and they've found new horizons
       みつけた新しい世界のこと
    they speak strangely but understand
       彼らは不思議な話し方をしますけど、私には判ります
    and I dream I'm an eagle
       そして、私は、自分がワシになった夢をみます
    and I dream I can spread my wings
       自分の翼を拡げている夢を
    Flyin' high, high
       飛べ、高く、高く
    I'm a bird in the sky
       私は空の鳥
    I'm an eagle that rides on the breeze
       私はそよかぜに舞い飛ぶワシ
    High, high
       高く、高く
    what a feeling to fly
       飛ぶっていうことは何て素晴らしい気分なんでしょう
    over mountains and forests and seas
       山を越え、森の上を、海を渡るっていうことは
    and to go anywhere that please
       好きな所、どこへでも行けるっていうことは        (完)

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“生き抜くことに価値がある!”。“つまずいても饅頭を手にして立ち上がれ!”。“人は本当に苦しかったら分析し始める”。全く同感でございます。最近で一番悩んだことは、居候Kくんのこと。最初は‘なぜこんなことに・・なぜ私がこんな目に・・’とぐじぐじで堂々巡りの思考回路にどっぷり浸かりましたが、やがて、分析し始め、‘今なすべきことは何なのか’ ‘WIN-WINになるためには’ を具体的に挙げていきましたね。いえ、私は出来た人間なのだと自画自賛しているのではなく、そうでなければ誰も助けてはくれませんし、最終的に覚悟、決断、実行するのは自分しかいないですよね、と言いたいだけでございます。問題のKくん、饅頭を手にして立ち上がってくれることを日々願って、身の回りの世話を焼いているのでございます。嫌味をさんざん言いながら(私のサンドバック役になってる?)。本日も、先日決定した派遣先の仕事の研修があるとかで、交通費節約のため車で送り届け、スーパーで買い物しておりましたら、派遣会社の手違いで研修は明日だったと、連絡が入り、今度は迎えに行く始末。おいっ!ホントに担当者の手違いなの?大丈夫か?Kくん!と心の中で毒づきながらも、まあ、ありがちなことだよね、とにっこり笑う心優しき姉でございます、私。Kくん・・もしかして、つまずいてることに気づいてないってことないよね。が、それはある意味、タフだということ。羨ましいなあ。

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日々感謝です。