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今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

NHK「あさイチ “励まし上手”でハッピーに」を観て。“励まし”ってホント難しい・・。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

レギュラー視聴はしていないNHK「あさイチ」。番組表で〜“励まし上手”でハッピーに〜というタイトルが目に入り、録画視聴いたしました。50数年生きてきまして、自分なりの“励まし方”、といいますか、“寄り添い方”の基準はなんとなく出来上がっているつもりですが、ブラッシュアップのつもりでざっくり備忘録しときましょ。

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たった一言で人生が変わるかもしれない“励まし”。でも、落ち込んだ人にどんな言葉をかければいいのか悩みますよね。どの言葉が正解だと思う?
  ①頑張るのよ
  ②気持ちわかるよ
  ③なんでも聞くよ
3つともブッブ―ッ、NGとのこと。
  ①頑張るのよ→もう頑張ってるよ!
  ②気持ちわかるよ→お母さんに私の気持ちがわかるわけない!
  ③なんでも聞くよ→ちょっとほっといてくれる!
ですって。じゃあ、どうすればいいの?

番組では、スクールカウンセラー臨床心理士、被災者ケアの達人、3人の「励ましのプロフェッショナル」が実践する、励まし上手になるためのポイントを紹介。また、家族の「励ましのひと言」によって人生のピンチから救われたという女性も登場。

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まず、ありがちな失敗エピソードから。

『気にしないで』
会社での査定がAからBに下がって落ち込んでいた夫に対して、「AからBなら、まだ真ん中だから気にしなくても」と励ましの言葉をかけたら、「そんな言葉を聞きたいんじゃない、もういい」と反発された。ただ、ふんふんと話を聴いてほしかっただけなのかな、難しい。

『前を向いて』
第一志望の高校受験で不合格になった娘に対して、まだ若いからいくらでも挽回できるよという気持ちを込めて「ねぇ、3年間頑張って大学受験でリベンジしようよ」と励ましたお母さん。後で冷静に考えると、高校生活はもっといろいろ楽しいことがあるのに、大学受験頑張ろうなんて、そのための高校生活なのかと発言を反省。

«失敗の典型的な例»
◆落ち込んでいること自体にダメ出ししてしまう。
 例) 大したことない とか
◆アドバイスしてしまう
 相手はそれが出来ないから悩んでいるのに、あれこれ指図するように諭してしまったら、もういい!となる
明日があるさ
 裏目に出ることが多い
◆自分の経験を話してしまう。

 

そこで、“励ましの極意”を伝授。

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本人の気持ちの整理の第一歩になる。しかし、相手が家族だと、普段一緒にいるので会話のやりとりとか関係性が出来上がっていることがあるのでなかなか難しい。例えば、普段子供に厳しい母親が、急に何でも聞くよと言っても、子供はいつもと違う母親を警戒して話辛かったりする。

家族に限った話でもなくて、レポーターの女子アナの高校時代の体験談で、母親が急病で倒れて入院し、翌日クラスの友人たちが「話を聞かせて、何かあったら言ってね」と声をかけてくれたが、励ましてくれてるんだなと思いつつも、そのとき不安でいっぱいだった自分は、興味本位で探られてる気持ちになってあまり嬉しくなかった、落ち込んだ気持ちが救われなかったと言う。

では、どんな声がけが良かったのか?

聞き上手の声がけ①「味方だよ」
落ち込んでいるときは、‘私、この人に相談してもいいのかな’って不安になっている。この不安を解消するのが、『(友達だから)味方だよ』とか『一緒に考えよう』という一言を添える。また、声がけじゃなくても、一緒にいる、寄り添うことで味方だと伝えることができる。それと普段からの関係性、信頼関係がとても大切。

聞き上手の声がけ②「負担じゃないよ」
“負担じゃないよ、いつでもいいから話を聞かせてくれると嬉しい”という言葉。迷惑かけるんじゃないかなという心配や不安を取り除いてあげる。しかし、どうしても話したくないときが人間にはあるので、そっとしておくというのも大切。落ち込んだときは、素直に耳に入ってこない場合もある。

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スタジオでは、‘興味本位の人って、今知りたいわけで、いつでもいいって言われると、ちゃんと聞こうとしてくれているんだなと思える’と納得する人もいるが、‘それらの言葉って綺麗すぎて嘘くさい気もする’ ‘嬉しいって言われると、話す気もないのに話さなきゃいけないのかなと思っちゃう’ などという声もあがる。

否定的な感想を持つのはとても大切なことで、話すときは、何を話そうかかな、Whatを考えてしまう、Howどういう風に伝えるかってことも一緒に考えておこうとのこと。どんな時も共通しているのは、リラックスしていて安心・安全な状態で、今この人になら話しても大丈夫かなと思わせること。やはり、信頼関係ですね。

 

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夫を励まそうとした奥さんが、逆に落ち込んでしまった例。
日曜日に家族で出かけたイベントで、行列に並んでいた時、夫がはぐれないように4歳の子供の手を強く引っ張っり過ぎて脱臼。すぐ病院へ。夫が落ち込んでいることを知りつつも、奥さんはお小言を並べ立て、夫から‘思いやりがない’と言われ落ち込んだ。

ここで、2つの励ましテクニック伝授。

テク①「当然だよ」
例えば、財布を無くした夫に何と言って声がけする?
もし“気にするな”と言われた場合、落ち込んだ自分はなんか弱い人間ではないか、こんなことで落ち込んでいる自分はなんてダメなんだろうと落ち込むことに引け目を感じる。だから「その状況なら落ち込むのは当然だよ」と声がけすることで引け目を取り除ける。つまり、例でいえば、「小さい子連れならアクシデントは起こりがち」と言ってあげることが引け目を軽くしてあげられる。

テク②「コンプリメント(出来てることを褒める)」
“休日なのに、看てくれる病院をすぐに探し出して凄いね”と、問題が起こっても対処できたことを褒める。

スタジオでは、いやいや、そもそも脱臼させるなんてのは、奥さんとしては旦那をひっぱたいていいくらいのことなんじゃないのーって反発の声があがる。

 

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«カウンセリングで実践した事例»
子供2人の子育てに忙しい奥さん、夫が全く手伝ってくれず、将来に不安を抱くようになった。
【奥さんの思い】 夫婦だからつらさに気づいて当然
         気づかないから思いやりがない
             ↓
【捉えなおし】  言わないと伝わらないかも
         気づけば思いやりを見せてくれるかも

奥さんは思いきって夫に手伝ってくれないかと言ってみたら、気づかずごめんと手伝ってくれるようになったらしい。

スタジオでは、いやいや、そもそも人として自ら気づくべきでしょって声もあがる。

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最後に、『無口な父のおみやげ〜私を支えたあの一言〜』の紹介。
早川好恵さん、主婦。20年位前の結婚して3年の初々しい頃の話。結婚して3〜4年経ち、相手への不満が溜まって「もう無理かなぁ」と感じ悩んでいた。当時夫の転勤で慣れない土地へ。そして、夫婦のすれ違い。例えば食事時には、二人揃って「いただきます」と言って食べ始めるのが普通だと思っていたが、夫は、作ってセッティングするやいなや勝手に一人で食べ始め、自分が食べようと席に着いたらすでに食べ終えてる。私は一体何なんでしょうか?家族の感じがしない。

実家は、無口で武骨な父とそれを支える母、そして兄の4人家族で、父が席につき「頂きます」といって食事する、きずなの深い家庭。自分も両親と同じ家庭を築かなくてはと思いこんでいた。理想と現実のギャップ、互いが思い描く夫婦像の溝に悩んでいた。誰かに相談したくても転勤先に友人はいない。実家の母にだけ相談すると、「お母さんを水洗トイレだと思って、喋って流しちゃいなさい」と言ってくれたが、母が辛くなるだろうと思って、ますます相談できなくなった。

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そんな時、ステキな励ましをしてくれたのが、父。自分の姿を映した写真をメールしてくれた。意外だった。普段ニコリともせず、昭和一桁の男みたいな父。突然、父が出張のついでに家に立ち寄り、2時間ほど当たり障りのない会話をし、帰り際、靴を履いて
振り向きざまにナチュラルだよ、君」とひと言。肩の力を抜いて、自然に、君は君のままで、と言ってる感じがした。去年の冬、82歳で亡くなった。あの時、残してくれたひと言が今も忘れられない。

「私は父と母のような家庭を作りたいと頑張っていたけど、頑張らないで私に合うものを作ればいいのかなと思わせてもらった。安心した。ほっとした」と指で目頭を押さえる。今は、20年以上経ち、仲良くしている。なんであの時怒っていたんだろうって。

スタジオでは、素晴らしい励ましですねと言い合う。答えを与えているわけでもないし、アドバイスしているわけでもない。早川さんの心に合った答えを引き出すようなものだったんじゃないかと。 (完)

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「励まし」と聞いて、私が5年前に初期の癌宣告を受けた際の気持ちを思い起こしました。病気カテゴリーの記事にも綴っていますが、言葉ではないんですよね。でも、言葉しかないんですよね、気持ちを伝える手段は。もちろん、行動だけってのもありますよ、でも、言葉を添えないと伝わらないですものね。結局、日頃の信頼関係とか普段の自分の生き方、考え方、醸し出す雰囲気が出るんでしょうね。難しいです。

sumikichi52.hatenablog.com

そうそう、つい最近のことですが、知人からこの企画をどう思うかと聞かれ、初めは私は部外者で、無責任なこと言えないからとお断りしたのです。すると、一般人の感想をどんなことでもいいから聞きたいと言うので、じゃあ、と遠慮なく、あくまでも素人の個人的な好みと見解でと、正直に思ったこと、気になった点を話しましたら、いたく喜ばれました。ほぼ知人自身も感じていたし、だいたいみんな、いいんじゃないんと言うし、自分はそんな意見が聞きたいんじゃない!とモヤモヤしていたようです。その感想の中で私は「〇〇さんを見てて、悩んでんだなーと感じた。じゃあ、どうしたらいいのかはわからない。こうすれば、ああすればというと、それは私の企画になるし、表現することって、正解不正解はなくて、あなたの決めたものを私は見て、ああ、こういう表現にしちゃったんじゃね、と受け止めるものかな。その悩む過程も表現する中に含まれてんじゃないの。〜とかとか、私は、思う」などと生意気なことを言ってしまったかな。きっと彼女は、適当に褒めてほしかったわけではなく、突破口を見つけたかったのかなと思い、私見ではあるし恥ずかしかったけど話してしまいました。

さらに、基本的に人は人に興味ないだろうと思っている私は誰かに相談したり、聞いたりしないので、彼女の心境がなんとなくわかるような気がしたのです。私は、凄いでしょといいたいわけではないのです。その・・どこまで言っていいのか、の線引きが非常に難しく、彼女も一旦は心が軽くなったとは言ってくれたものの、冷静になると、なんでそこまで言われなくちゃいけないの?とふつふつ怒りが湧いてたりするかも。

ですから、正直に言うにしても、言い方と言う量はちゃんと加減すべき、なんでも腹八分がよろしいのでしょうか。

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日々に感謝です。