今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ〜50代からのファッション改革〜」を観て。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」、今回のテーマは〜50代からのファッション改革〜。今、年を重ねた女性のファッションに注目が集まっている。娘のアドバイスによってみるみるおしゃれ上手に変身した50代女性のブログが人気を集めたり、おしゃれな着こなしをしているシニア女性の街角スナップの写真集が出版されたりしている。そこに共通するのは、年を取っても堂々とおしゃれをしたいという前向きな生き方。いくつになってもファションを楽しみ、輝き続ける女性の姿を伝える、という内容。

印象的なところをざっくり備忘録しときましょ。写真がなく文章ばかりですのでわかり辛いかも。

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まず、金子敦子さん、54歳。
3年前から、日々のファッションを自撮りしてブログ『命短し恋せよ乙女☆50代の毎日コーデ』にアップしている。

50歳を過ぎた頃、デパートの鏡に映った自分の姿を見て、あまりのおばさん度にがっかりして、このまま歳取るのは嫌だなと思ったみたい。それで、自分を変えたくて、毎日のコーディネートを自分の記録として撮影していたけど、それじゃ続かない、誰かに見て頂いて、人の目を感じることで続けられるんじゃないかとブログを始めた。高価なアイテムを使うわけではないのに、50代とは思えないナチュラルで、きれいで、可愛いファッション。

同世代の女性たちから絶大な支持を得ている。自分の服装に自信なかったというけれど、今やブログの読者10,000人、カリスマブロガーになってしまった。

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金子さんのオシャレ履歴書・・・
学生時代、大人しかった10代はおしゃれに関心なし、20代はバブル絶頂期でワンレン・ボディコン。30歳で結婚し、長女・春さんを出産。育児に追われ、気づけば万年GパンにTシャツ姿。しだいにおしゃれからほど遠くなった。

「何着ていいかわからなくなった。やってもやっても上手くいかない。自分に似合うものってなんだろう?っていつも必死になって考えていた」

悩んでいたとき、オシャレに変身させたのは19歳の娘・春さんのアドバイス

春さん、早速この日のコーディネートをチェック。
「尻デカじゃない?スカートをさ、白持ってくるべきかね?」(きっつー)

膨張色の白は、腰回りに自信のない金子さんがはくと、太さを強調してしまうと指摘。

「靴下が気になる。モコモコしたやつじゃなくて、もっとピタっとした丈の短いやつとかがいいんじゃない」

指摘されたことはメモを取り、次に生かしている。春さんが辛口で批評し、金子さんが参考にするというスタイルが出来上がった。

こんな調子で母親をどんどん変身させていった。

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母と娘のファッション改革その①『黒神話の崩壊』
金子さんは黒色の洋服をよく着ていた。とりあえず黒を着ておけば、どんな場所に出かけて行っても大丈夫だと思っていた。
“黒は便利だから多用する、そんな怠けた心にアウト!!”

「黒を着るっていうのは、おばさん、すごいやりがちじゃん。それってすごくおばさん臭いことなんだと思う。細く見せたりするけど、顔色も悪くなるし、あんまり良くない。」と春さん、痛快。

「黒に関しては、素直にそうかなって思いましたね。実際に写真撮ったからだと思う。自分の写真を見てみたら、やはり黒を着てるときはいただけない」と金子さんも納得。

確かに、黒いトップスやパンツを、白いシャツ、紺色のボトムスに変えると、顔周りも明るくなった。全体的にとっても爽やかな印象。

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母と娘のファッション改革その②『若者アイテムにさようなら』
大人カジュアルの代表として手を出したくなるひざ丈の‘ドミンゴスカート’。タイトなシルエットで、素材がしっかりしているのが特徴。金子さんも持っていて組み合わせていたが、“そんなドミンゴスカートに毒舌娘がアウト!!”

「この素材、分厚くてシルエット的にも硬いから、太ももとかが気になる。ちょっとこれはうちの母親が着るとイタイなと思った」と毒舌娘が言うと、「写真を見てしみじみ、これはいけないなって気づきましたね」と金子さんも納得。

足の太さが強調されていた。それで、素材は柔らかなロングスカートに変更。すると、足の太さが気にならず、きれいなシルエットになった。

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母と娘のファッション改革その③『似合わないものはあきらめろ』
中でも娘の辛口コメントが炸裂した洋服がカラフルなセーター。
シマシマのセーターは代官山のお洒落な古着屋さんで一目ぼれして買ったんです」と金子さん。“50代、一目ぼれで洋服を選ぶなと、アウト!!”

「見た瞬間、なんでこれ買ってきたんだろうって思いましたね。グリーンとブルーという寒色系コンビだから母世代の人には、色のコンビとしてどうかなと。似合わなければそんなに執着する必要はないと思う」ですって。

「最初は納得出来なくて、シマシマちゃん、お気に入りだったので何回着ても同じ反応だったので処分することにした」とか素直な金子さん。

「直接言われたら頭にくるかもしれないけど、写真見ながら聞くと、凄い面白いなって、一緒に笑っちゃう感じ」らしい。

母がブログに写真を載せ、娘がファッションチェックをする、二人三脚のファッション改革はいつしか評判に。

「突然人気が出て、皆さん、娘の声が聞きたいわけ。娘はどう思っているのか?周りの読者の方は大人なので、基本、褒めるじゃないですか、本音は出ないわけ。本音を言ってくれるのが私の場合、娘。この言葉を聞くことで向上したんだなって思ってます」と金子さんは言う。娘の愛と鞭のこのブログは、二人に対する応援コメントで溢れるようになった。そして、なんと、二人のやりとりが本になってしまったのだ。

お洒落で素敵に変わったお母さんに、娘は
「急に昔の知り合いが、新しい母を見たら、‘お母さん、凄い若返ったね’って言ってて、私としては、みんなが驚いてくれるのが自分のことのように嬉しかったから、うちのお母さん、変わって良かったなと実感しましたね」と何だか嬉しそう。

「昔は、こなす感じの着方をしていたけど、今は服を楽しむ着方をしていると自分では思っている」と金子さんも楽しそう。

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スタジオでは、ゲスト講師、スタイリスト歴30年の地曳いく子さんが「娘さん、厳しい。大人の痛いところをグサグサ切ってくれて。でも、あれぐらい言ってもらわないと、‘平気、平気、大丈夫’ってお友達ばかりだとあなたのことだから関係ないわで終わっちゃう」とはっきり言う。

さらに、ブログの効果について、
「あると思う。私もファッションがわからなくなったとき、毎日自撮りしちゃうんです。それで、一週間後に見ていくと、イケてるときとダメな自分がわかる。金子さんは、イケてないのをやめていくという作業をして、さらに辛口コメントとなると最強ですね」と話す。

黒の服については・・
歳をとると元気がなさそうに見える。ボトムに使うとかチークやグロスなどメークを濃くするとかしないと黒の強さに負ける。黒が似合う年代もあった。けど、絶対に着てはいけないわけじゃなく付き合い方を変えましょ。

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続いては、ゲストの阿佐ヶ谷姉妹の妹・木村美穂のファッションチェック。
普段よく着ている恰好を写真で拝見。パーカーが好きでよく着ている。20年位ずっと同じ。パーカー+若ぶりなTシャツ+Gパン。

地曳さんは、「顔だけ隠して見るとすごく可愛い。今の大人になった木村さんの顔に、ついていかなくなっちゃったの。三点とも若者アイテム。パーカーは小顔効果があっていいけれど、Tシャツをいかすのなら、大人っぽいロングスカートなど、素材を大人っぽいものを取り入れる。これだと大人要素が一滴もない」とバシバシ切る地曳さん。

 

最も自信のある‘丸首カーティガン+白のレース地ブラウス+プリーツスカート’コーディネートを見て、「ブラウスはいいけど、上も甘い、スカートも甘いので、上を活かすなら下を辛くするとか、大人はちょっと甘辛にした方がいい」と解説。

白のレース地ブラウスを使って変身!!ブラウスの上に合皮のベージュ色デザインJK、JKの縦に流れるラインが欠点を隠してくれる。

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もうひとつ、おすすめのコーディネート。
カーキのシャツワンピースに春らしい黄色の大きな花が描かれたストールを首回りに巻き、手首の細さを強調するためブレスレット。「お顔が地味でらっしゃるからストールで華やかさを・・」と地曳さん、おかまいなしにズバズバと。

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そして、60歳以上の先の世代の、自分のスタイルを持ったオシャレでカッコイイ女性たちを紹介。街を歩くそのカッコイイ女性たちのスナップ写真集が出版されており、12万部の売上げ。撮影した若い写真家・MASAさんは「こんなカッコイイ人たちもいるんだぜ。若い人たちに将来こんな風になるために、頑張ろうぜ!」というメッセージを込めてと撮っている。そして、こちらも若いデザイナー・MARIさんは「歳を重ねるからこそ出る魅力を否定するんじゃなくて肯定して、ポジティブに捉えられるようにファッションを通していろんな世代に伝えていけたらいいな」と話す。

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自分流にファッションを楽しむ二人の女性紹介。

大田さん、67歳。
歯科衛生士として60歳まで働き、定年後、毎日洋服を選ぶのを楽しんでいる。この日着ていたTシャツは腕を横に広げると象さんになっている。洋服選びに歳は関係なくて、自分に似合って楽しければそれでいいと思っている。若い子が着そうなふんわりワンピースも素敵に着こなす、若者むけのお店で4,000円、すそからレースが見えるようにペチコートを手作り。布製のアクセサリーも作る。

和田さん、71歳。
この日、今年の春夏オススメの柄、ボタニカルプリントのシャツをさりげなく着こなす。「色が派手だと着られる感じになるので、白とグレーで抑えたものを取り入れてみた」と話す和田さんは、東京都内でいけばな教室を開き、アクセサリーも洋服にあわせて、いつも生徒さんにも評判。

22歳で結婚、三人の子供て、しかし、47歳の時に旦那様をすい臓がんで亡くし、それまでの女性らしい良き母の服は捨て、短めのボブ、後は刈上げ、強い女性をイメージした個性的なスタイルにチェンジ。お洒落は自分をアピールするもの、ちょっととがったファッションをしてきたが、最近変化が。「亡くなった夫が好きだったファッションに反発していた時期もあったけれど、ここへ来て、夫が好きだったものに戻ってきているのかな。不思議です」とにっこり微笑む和田さん。

夫が亡くなったあと、肩肘を張って生きてきた和田さん。年齢を重ね、その必要もなくなり、自分のオシャレを確立した。
「亡くなった夫が、‘今日のあなたはすごく素敵ですよ’とよく言ってくれた。それは私にとっては有難かった。自分らしい味付けをしたお洒落をしたい」

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ライフスタイルによって洋服は変わる。強く生きたいとき、攻めて戦うとき、歳を重ねて自分を確立したあとはナチュラルに戻る・・ファッションは変わって行かなきゃいけないんですよ、昔の自分にしがみつくからおばさんに見えちゃう、と地曳さん、最後までズバズバ辛口だった。(完)

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金子さん親子のプログは楽しそうです。それに、どんどんナチュラルに、素敵になられて驚き。さらに、諸先輩方がお洒落を楽しんでらっしゃる姿も素敵。たしかに、最近、本屋さんをのぞくとシニア世代のファッション本が並んでいて、いつの間にかこんな時代になったのね、と思っていました。例えば、白髪にショッキングピンクなどの派手な色合いが映えてカッコイイんですよね。誰に遠慮することなく堂々と、私はコレが好きなの!って。私は、断捨離でかなりの量の洋服を処分しまして、早期退職もしましたから、贅沢が出来ず、この一年衣類を購入しておりません。下着とかは買いましたけど。

まぁ、私は今後このスタイルで行こう!と決めたのが、昔から好き、といいますか、一周回って戻ってきたのが、ダンガリーシャツとGパンですね。背も高くにい、肩幅狭い、胸ない、尻デカ、足X脚で短い、顔でかめ、なので本来似合うはずもないんですけど。うーん、オシャレコーディネート、自分に似合う服の研究が面倒臭いのでしょうね、この時点でもはや脱落者。今風の大人ふんわりロングスカートとか襟足を抜いたふんわりシャツなども着てみたいなとは思うものの、すぐ飽きるかな。それに、予算ないですし。結局、人生と一緒で、自分らしさを確立できてないなぁ、私。

そうそう、鏡を見る、写真で自分の姿を見る、これ大事ですよね。私もたまーに自分の姿を見ますが、目をそむけたいです。が、そこを踏ん張ってじーっと見ると、イケてないところがわかりますよね。歌にしてもそうですね。上達のコツは、自分を知ること、自分の歌声を客観的に聴くと、イケてないところがわかりますよね。って、買ったままのレコーダーを使いこなしてない私。とほほ。今回も楽しい内容でございました。

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日々感謝です。