今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

友近ライブ「おそかれはやかれ」を観て。貫禄ありあり。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

昨日、近い将来の私の漫才相方になってもらう、もと職場同期女性Sさんのお誘いで友近さんのコント公演に行ってまいりました。
まず、会場近くで腹ごしらえ。いきなりの、こっち向いて!の合図に、即ポーズ。

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この反射神経がたまりません。

早期退職してからこうして会ったの約7ヶ月ぶり。私が素人演劇の道に入ったきっかけも、入社してSさんと親しくなったおかげ。全くタイプが違う二人ですが、芝居や歌、笑いの感覚、会話のリズムとかが合ったのかな、波長が合う、とはちょっと違うんですよね。あまりベタベタした関係じゃなく、どちらかと言えば、知らないことの方が多いかな。

Sさんは、管理職正社員でバリバリ働きながら二人の子どもをりっぱに育ててまして、一方、私はお気楽なおひとり様で、今やお互い別世界で日々生きてます。ですから、共通の話題が無いといってもいいのですが、芸能ネタ(誰がどうしたという噂話ではなく、あのネタは、みたいな)でつながってる感じでございます。お互い、プライベート話は話し過ぎないようにしている感はあります。何事も腹八分をモットーに。

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ふと、友達にもいろんなカタチがあると思いますが、ドラマでよくある赤裸々三人組女子の居酒屋シーンは私の世界には存在しませんね。

 

いよいよ、友近さん公演。おぉー、老若男女幅広いお客様で満席っぽい。

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チラシによりますと、「芸に生き、コントに魅せられ、キャラクターに憑かれる友近が満を持して皆様にお届けする一大スペクタルコントライブ。(略)連続ライブ小説とは、友近による新作コントやユニットコントの6都市公演ツアーである」、広島は初ですって。

特にファンというわけではありませんが、もし、もし、自分が芸人になるとしたらどんな立ち位置を目指すかなと考えてみると、友近さんが浮かびます。若い頃からSさんにも言ってたみたいです(あっ、私、プロ芸人を目指していたわけではございませんので)。TVで観て大笑いするというよりも、すごい芸だなといつも感心してじーっと観てしまいます。あの、チラっと垣間見える冷めた雰囲気がいいのかな。

この日の出し物(言い方古っ)も面白かったですよ。詳細は割愛いたしますが、アドリブかな?と思うほどラフな場面も適時散りばめられていて、時に私たち観客の緊張感をゆるめてくれて。バッファロー吾郎Aさん、ずん飯尾さん、レイザーラモンRG、ロバート秋山さん、渡辺直美さん、らを生で拝見できてラッキー。みなさん、場数踏んでらっしゃるよねー、とこれまた感心。

ですが、私は、笑ってばかりではいられません。どうやってネタを考えるんだろう、ここはやっぱりこうが面白いのかな、へぇー、そんなやり方があったのか、などなど考え込んでしまったりもしてました。

そうそう、4時間近くにもなった公演、ベースに友近さんの想いなのでしょうか、何だか風刺が効いてるなと感じました。大袈裟なものではないんですよ、すこーし。そして、自分が好きだ、面白いと思ってシンプルにやり続けていたら、奇跡はおきたー、凄い私!と一見自我自賛っぽいんですが、実は、こちら側にもエールをおくってくれてるのかなとも思いました、すこーし。

最後の舞台挨拶で、「広島のみなさんはノリがよくって、あたたかくて、ホントに助かりました。またこちらで公演できるよう頑張ります」と友近さんは笑顔で話されてました。

いろいろ刺激を頂戴したなーっ、今後の人生に活かして参りたいと存じます。

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日々感謝です。