ＶＯＣＡＬ ＬＥＳＳＯＮ記録〜2017/1/27＆ＴＡ新年会
こんにちわ、ＳＵＭＩＫＩＣＨＩです。
昨日、レッスン日。超三日坊主の私にしては続いております。
高音の抜き声中心の発声練習後、中途半端にしていた絢香さんの「Ｉ Ｂｅｌｉｖｅ」を練習。咽喉の奥を開けて、上顎の後あたりをふくらます感じで、お腹から声を出す、口は力まず縦にあけて・・すぐには上達しませんよね、ゆっくり続けてまいります。けど、お腹から大きな声を出してスッキリ。
この日は、編曲、アレンジっていうのかな、音楽プロデューサーの話で盛り上がりました。番組「関ジャム」とか先日観た「亀田音楽専門学校(再放送)」で取り上げられたコードの話とか。
先生は、かつていろんな有名プロ歌手のバックコーラスをされていて、その世界の人たちのことをご存知で面白いお話が聞けました。詩や曲ももちろん大切ですが、編曲で全然変わるので、実はとても重要なお仕事だと思うとおっしゃってました。幼い頃、クラシックピアノを習っていたけれど、挫折してやめていた、再びキーボードを弾き始めたのは、初期のオフコースを聴いて“メジャー７ｔｈ”の魅力に惹かれたから、などなど、世代が被っている私としましては、そうなんだぁーとワクワクしました。私は、歌うことにしか興味ありませんでしたが、ちょっと視野を広げると楽しいですね。テクニックを習いに行くというよりも、ヴォーカル周辺の話を教えて頂くって感じになっております。大人の習い事は思いようによっては実に楽しい。
発表会も迫って参りました。先生たちが演奏されるちゃんとしたバンド編成なので、単なる発表会とは違うのではないかと期待しています。曲のラインナップも、ミスチル、玉置浩二、いきものがかり、Ｂ’ｚ、サザン、スーパーフライ、ＪＵＪＵ、ＲＡＤＷＩＭＰＳなどなど、個人的に好きな曲もありすっごく楽しみ。一般客もＯＫらしいので、興味おありの方は是非！って、情報少ないじゃん。
この後、一年に一度のＴＡ(交流分析講座)仲間との食事会に参加いたしました。メンバーは、全員５０代以上の中高年男女５名(通常８名)。産業カウンセラーとか若者支援関連のお仕事、住職さん。職業柄、ちょくちょく連絡し合っているようですが、私は異色の存在。なのに一年に一度、なぜか呼んで頂いてます。
大人数の集いが苦手な私がどうして毎年参加しているのか、自分でも不思議なのですが、心理系のお勉強(資格もお持ち)を長い間されているので、なんて申しますか、自然と“傾聴”して下さるので安心するのかなと思います。そして、私の状況を“あれはどうなったの？”と覚えてて気にかけて下さったり。もちろん、私もざっくりですが、前回お会いした時のメンバーの状況は覚えています。一年前この方は、こうだったけど、へぇーっ、そうやって乗り越えたんだぁーと感動したり。
そうそう、楽なのは、ああしたらいいよ、こうしたらいいよ、こうすべきよ、あれだめよ、これだめよ、と押し付けないところ。関心ないからじゃないの、他人事だからよ、と一見思いがちですが、そうではなく、“それはあなたの人生、私の人生じゃないから。私にできることは“傾聴”そして方法を提供すること”がベースになっているので、話していると徐々に客観的に、冷静になれるのです。
この日印象に残ったのは、一番年長の７０歳女性は、カウンセラー系では地元で結構知られている経験豊富な方でＴＡ初級講座の先生のお話。詳細は綴れませんが、行政から委託されたお仕事が、自分には荷が重すぎて“自分がこんなことをして良いんだろうか”と自信をなくしていたとき、ＴＡ仲間で二回りも年下の女性のから、
「先生、誰もが出来る仕事ではないんですよ、この人にとお願いされる仕事なんですよ」
と静かに背中を押されて、よし、とりあえずやってみようと思ったことがある、というもの。それから７年、ずっと先生に任され、やって良かったとも。
ネットや小説、ＴＶ以外で、身近に、生声で、空気感を感じながら諸先輩方の経験談(決して自慢話ではない)をお聞きできる機会はとても貴重。
前述しましたが、みなさん私の早期退職後の生活や体調、やりたかったコトなども気にして、今後のライブや芝居公演などの年間スケジュールを提出するようにと言って下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。が、ヤンチャなおじ様は笑いながら「行くとは約束できんけんね」と意地悪。利害関係のない集まりは大切ですね。
日々感謝です。
