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今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

TV番組「関ジャム〜完全燃SHOW〜売れっ子プロデューサーが選ぶ2016年の曲ベスト3」を観て。恐るべし、カウベル!

こんにちわ、SUMIKICHIです。

ごくたまに観ている「関ジャム〜完全燃SHOW〜」。先日、2週にわたっての企画〜売れっ子プロデューサーが独自の目線で、かつ本気で選んだ2016年ベスト10曲〜の後半ベスト3の放送がありまして、とても面白かったので備忘録しときましょ。あっ、個人的に書きとめておきたいコトだけです。

売れっ子プロデューサーの3人とは、蔦谷好位置さん、いしわたり淳治さん、tofubeatsさん。正直申しまして、曲は、あーっ、あれね、とわかるものもありますが、ご本人たちは存じ上げません。すみません。しかし、解説はGOOD!

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道』宇多田ヒカル
一見上品な曲、“ソカ”や“カリプソ”(カリブ海のカーニバル音楽)っぽいビートなのが、今っぽい感じに合わせてきているのが新鮮。海外のマイナーでニッチなリズムをJ―POPに新しい風を吹き込む。

宇多田さんの歌詞にも注目。2番で「調子に乗ってた時期もあると思います」というのもおちゃめ。テレビなどで流れる1番はちゃんとした歌詞にして、2番でちょっと遊ぶ。他にも、四字熟語を突如入れたりして、何か違和感を与えるのが上手。

例えば、♪人生最後の日になるかもしんない 苦尽甘来♪(※苦労をし尽して楽な生活が始まる)
無意識でやれるのって天才!

 

『みんながみんな英雄』AI
昨今のミュージシャンは作詞や作曲を自己表現だと思っている人が多くて、もちろん、それも間違いではないけれど、そういう自我みたいなものが逆に世の中に流行歌が生まれにくくしている一因かもしれない。この歌は“世の中で広く聴かれる歌”という意識の下で誰もが口ずさめるメロディーにシンプルで力強い歌詞が書かれていてとても新鮮に聴こえる。

広く世間でみんなが笑顔になるような歌を作ろうとしたら、なかなか難しい。それをできるミュージシャンがどんどん減ってきている気がする。

この曲は「海の声」を書いた広告代理店の・篠原誠氏が書いていて、だから、広告のキャッチコピーみたいな、多くの目にふれる、耳に入るみたいな絶対的な意識を持った言葉が並んでいるように思えるので気持ちに入ってくる。

上を向いて歩こう」みたいに、さっとまとめてカタチにするのは簡単なようで、実は難しい。

また、AIの声があって乗りこなせてるのもある。普通の声の人だとなんでもない曲になる。合唱がいいかも。

 

『Have a nice day』西野カナ
“こんな歌があったら誰かの暮らしがちょっといい感じになるんじゃないか”という視点を常に持っている感じが素敵。「行ってきます」「行ってらっしゃい」とか誰もが普段口にする言葉を歌にするセンスも素晴らしいく、“キャッチ―の金太郎飴状態”というか、どこを切ってもキャッチ―が見え隠れする名曲。

例えば、“ありがとう”“りょーかいです”“今行きます”などLINEのスタンプになりそうな言葉が歌詞の中にいっぱいあって、一日の生活の中でこの曲が頭の中で流れるチャンスが意外と多い。この曲は世の中で機能する曲だと思う。


『PPAP』ピコ太郎
リズムを刻む♪ポンと鳴るカウベルの音はRoland TR―808(ヤオヤと呼ばれているらしい)というテクノやHIP HOPでよく使われているドラムマシーンの音。

この音色とカウベルの音量を聴いてDJ諸氏はピコ太郎が只者ではない!と感じたはず。曲もいいけど、奥行きがあるから世界的にヒットした。

この808は30年位前のもので、今でも使ってくれてありがとうとDJ諸氏は喜んでいて、ピコ太郎は、本当は荒々しいクラブミュージックが好きな人だと思ってるだろう。

しかも、音量デカイし、ちょっと加工もしてる。生のカウベルを使っていたらここまで世界的にヒットはしていないだろう(スタジオ全員、ホントぉ〜?)、このカウベルを選んでここまで用意しているこの素晴らしさ。

ジャスティンはどっち?もちろん見た目のおもしろさだろうけど生のカウベルだったら興味はないと思う(スタジオ全員、ホントぉ〜?)。

ミュージシャンから文句が出てないと思うけど、それもカウベル政治!(スタジオ全員、ホントぉ〜?)。

スタジオでは、この曲について歌詞以外でこんなに熱く語っている人初めてみたと、ある意味新鮮な驚きよう。

真意のほどを別ロケで、プロデューサーの古坂大魔王さんにインタビュー。
まさにその通り!カウベルのボリュームとカウベルだけだとアタックが弱いのでカウベルの裏に同じRoland TR―909のスネアを重ねている。改めて聴いてもらうと、ピンだけじゃなく、タンっ!が入ってる。スゴイ頑張って作ったの!この話をずっとしたかった!とのこと。

 

『なんでもないや』RADWIMPS
日本らしい音色、哀愁を漂わす“ヨナ抜き音”で始まるが、一瞬だけ違う音、ひっかかりを作っている。A・Bメロはヨナ抜きで哀愁を誘うメロディーなのに、Cメロのサビでいきなり、音階にないコード(不安定になる危険性あり)が入り、普通の曲じゃなくなる。この違和感が成功している。映画のありえないストーリーとコード進行の変化がリンクしている。

 

ちなみに、この前の放送では、10位〜4位まで紹介されていましたので載せときましょ。

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うーん、とても興味深い内容でした。知っている、聴いたことがある曲は14曲でした。世間知らずでございます。お恥ずかしい。しかし、歌は自分の好きな曲を歌えば良いですし、聴けば良いのです。でもでも、未知の世界をちょっと覗いてみるのはワクワクします。自己嫌悪に陥りながらも少しずつ蓄えていけば空っぽより随分良いですよね。しかし・・プロは凄い。

日々感謝です。