読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

NHK「ブラタモリ  富士の樹海~日本を支えた?樹海の正体とは!?~」を観て。いつか行きたい。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

録画したままの番組を今頃観てしまいました。番組表で“富士の樹海”の文字を見た時は、おっ、樹海!昔少し興味あったよな、著書のタイトルは忘れましたが、ちょっと暗めの内容で、樹海にいったん足を踏み入れたら生きて戻れない、死に行く場所みたいな設定で描かれていたような記憶があり、いつかどんな場所なのか知りたいな、そんな事を思い出し、ブラタモリならわかりやすく見せてくれるかもと思い録画しましたのに、タイミングをはずすとなかなか観る気にならなくて。まぁ、暇なんで2回放送分まとめて、ちょっと観よって・・・そうしたら、面白かったのです。悠久のロマンを感じました。ブラタモリだからっていうものあるかな。

              f:id:sumikichi52:20161110080403j:plain

“富士の樹海”。今回の場所は富士山の山梨県側の麓に広がる“青木ヶ原樹海”。その面積は、なんと山手線の内側に匹敵する30平方㎞。富士山最大級の大噴火・平安時代の「貞観噴火」で流れ出た溶岩の上に、1000年以上かけて再生した森らしいです。

そんな樹海、番組冒頭でタモリさんもおっしゃってましたが、「方位磁石が狂う」「方角がわからなくなる」など、とかく怪しい噂があるりますよね。しかし、番組で樹海を歩く映像を観ると、最初は一般の森林と何ら変わらないような気がしました。が、徐々に進むと、流れ出た溶岩が冷える時しわ状になったカタチで固まっているので、地面が凹凸状になっていることと密集した木々が見通しを悪くしていることで方角がわからなくなるそうです。

そして、方位磁石が狂うのは磁鉄鉱を含む溶岩・岩が多く、岩の近くで使うからだそう。さらに、溶岩の上に出来たこの樹海は、地図上でいう等高線の間隔が広く、つまり、傾斜がなだらかで高低差が少ないので上下とかどちらが下流かわからず、そこにきて凸凹、木々で見通し悪い、で方角がわからなくなるというからくりみたいです。

                          f:id:sumikichi52:20161110080357j:plain

さて、テーマである、この樹海が日本を支えた!とはどういうことなのでしょうか。

 

まず、航空測量会社で地図を作っている千葉さん登場。樹海の調査をするために工夫して作った“赤色立体地図”の発明者。地面の高低差をはかるのに、飛行機から地上に向けて一秒間に50万発レーザーを発射、木と木の隙間を通って地面から跳ね返ってくるレーザーをキャッチして、高さを割り出す・・そうすることで1m四方の地形までとらえることができる、この技術を使って立体的に見えるよう赤く色づけしたのが“赤色立体地図”。高くなるにつれ赤色が濃くなってるかな。番組でもたまに登場しているよう。この地図によって、「貞観噴火」の様子がわかったようで、今ではこの技術を応用して作った地図は、火山防災、さらには市街地での防災計画に欠かせないものとなっているそうです。ある意味、日本を支えた、といえる、とのこと。

 

続いて、樹海の端にある、溶岩採石場で採られた溶岩は富士スバルラインの建設資材として使われたそうです。開通以来、観光客が3倍、車が30万台以上通り、新しい観光スタイルを作ったのです。ある意味、日本を支えた、といえる、とのこと。

                            f:id:sumikichi52:20161110080401j:plain

さらに、樹海にある、200m以上の溶岩トンネル“富士風穴”。トンネル内は、年間平均気温0度、夏でもツルツルに凍っています。ここでタモリさんは、驚愕の事実を知るのです。あっ、私も。この冷蔵庫のような環境を生かして日本有数の蚕の卵の貯蔵施設として利用されていたそうです。明治から昭和にかけて、大規模な製糸工場建設され、明治42年には絹糸の生産量・輸出量ともに世界一になりました。卵の低温貯蔵により、年一回春だけだったのが、夏と秋にも生糸を収穫できるようになったからです。日本の養蚕業は近代化の礎となり、樹海は、日本の基幹産業を支えた、といえる、とのこと。

 

最後に、トンネルの奥に入って行くと、天井の一滴の水滴が落ちて氷柱になったもの、氷筍(ひょうじゅん)が見られます。富士山が世界遺産に認定されてから、樹海ツアーが人気が出て観光客が増えたそうです。1年間に500人。特に外国人にはこの風穴がクールなスポットとして人気らしいです。ある意味、日本を支えた、といえる、とのこと。
 
この神秘の森は、様々なカタチで日本を支えてきたんですね。

                            f:id:sumikichi52:20161110080358j:plain

 この他にも、「スパター」(火口からマグマのしぶきが飛び出して、火口の近くで固まったもの)、「末端岩」(流れ出たマグマが固まって止まった端の部分)、 溶岩の部位によって呼称も違い、気泡を多く含む部分を「あわ」、少ない部分を「ロース」、このロースを鉄板みたいにして肉を焼いて食べると美味しい、などなどプチ知識も仕入れました。

                            f:id:sumikichi52:20161110080400j:plain

全く知らない事ばかりで、といいますか、一時興味を持ってもその熱が続かない、いわゆる熱しやすく冷めやすいため知ろうとしてなかったのです。屋久島とか小笠原諸島には、一度は訪れてみたいなと軽く思ったりしてまして、樹海は、その次の次って感覚でした。ツアーがあるのなら、樹海に入れるんじゃないの、早く教えといて下さればと言ってみたりして。

タモリさんがおっしゃってました、平安時代?全然昔じゃないよ、つい最近だよって。最近噴火して、溶岩が固まって、僕らの居るこの前を流れたんだよ、すごいねぇ・・日本の基幹産業を支えてたんだね、知らなかったよ、へぇーっ、すごいねぇ!正直、行きたいとは思ってませんでしたが、こうしてみるとなかなかおもしろいですね、と。全く同感でございました。

余談ですが、このブラタモリ、切り口がとても興味深いのですが、個人的には、それ以上に、スタッフや女性出演者、ゲストとの他愛のないやりとりがくすっと笑えて面白いのです。

                           f:id:sumikichi52:20161110080359j:plain

日々感謝です。