今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

TVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」3・4話&「地味にスゴい!校閲ガール・河野悦子」3〜5話を観て。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

主人公が25歳(私の年齢の半分以下)だし特に観なくていいかなと、見過ごしていたTVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を何を思ったか、第三話から観てしまいました。なにせ、暇なんで。結論から申しますと、面白いですね。

深く考え込まず、単純に楽しめますね・・・・と言いたいところですが、結構心に響くところが多々あり、脚本が良いです。原作を存じませんので、脚本を褒めるだけで良いのかわかりませんが、とにかく新しい切り口ですね。設定自体住み込みのお手伝いさんですよね。過去にもあったかなぁ。

      f:id:sumikichi52:20161103115141j:plain

雇用主とか契約書とか、津崎さんとみくりさんのビジネス会話にハマってしまいました。なんか舞台のお芝居やコントなんかにも使えそう。ちびちゃいみくりさんチアガールや情熱大陸など他番組のパクリ、懐かしのトレンディ番組を彷彿とさせるBGMなどなどじわじわ効いてきます。知らない心理学?用語も出てきて勉強になります。

出演者のバランスも良いですよね。個人的見解ですが、ガッキーは、可愛いいけれど透明過ぎてアクがなく、演技派なのかどうなのかも不明で、でも、いつの間にか自然にそこに収まっていて、主張し過ぎず嫌みなく、過激な言葉とか発してもウザくならず、・・・腹八分の妙を感じます。これからどんな女優さんになるんでしょうね。吉永小百合さんのように、清純派のまま突き抜けていけるかも?

そして、なかなか味がありますね、と思ったのが星野さん。ここのところ、歌や大河など数多く露出されてますが、なぜなんだろう?と不思議でした、すみません。あっ、声がいいなぁとは思ってました。この役で、星野さん、いえ、津崎さんが発する言葉が切なくて。じゅうしまつとの生活にもどるだけ、とか、愛される人はいいなぁ、とか心情を吐露する台詞にも。まるで、一時の自分のことのように思えてつらいですね。矛盾するんですけど、もし万が一にでも、自分が結婚とか恋愛をするとしたら、津崎さんのような方がいいなぁと思いましたね。おば様になった私から見ると、このキャラはとってもチャーミングです。ん?星野さんがそうなのかな?

他の出演者さんも、わりと透明感のある方たちが多くて、ドラマを観やすくしてくれてる感じがします。石田ゆり子さんの言葉も私からすると結構リアル。古田さんは抑えてるみたいですね。全体で画材に例えると、水彩絵具かな。

      f:id:sumikichi52:20161103115138j:plain

ちなみに、ニュースで話題になっているダンスには興味がないかな。ごめんなさいまし。最後まで観ようと思います。

      f:id:sumikichi52:20161103115140j:plain

 

もうひとつ。ドラマ「地味にスゴい!校閲ガール・河野悦子」。なんだかんだと言いながら、ただ一点、「校閲現場」を知りたいがためにやはり観続けてますね。恋の行方とかには全く関心がない(あっ、石原さんに気持ちが傾いてゆくポイントは気になります)ので、番組中、集中する時間が非常に短い。それにしても石原さんの早口に磨きがかかり、メークも濃くなっていきますね。批判ではないですよ。

3話では、厳しくて真面目な藤岩さんが変身していましたが、私、こういうタイプの人嫌いじゃないんですよね。ん?上から目線かな?友達になれるかといえば難しいかもしれませんが、ヘンに器用な感じより信頼できそう。自分がわりと端に立つタイプなので、ドラマでも日常のどんな場面でも、陽の当たる中心ゾーンよりちょっとはずれたゾーンで、静かに凛と潔くそこに居る、自分のすべき事を今している、という風な人に目が行ってしまいます。同情とかではなく、ある意味畏敬の念を込めて。自分がそうなのよ、って主張したいだけなのかしら。嫌な奴ですね。まっ、私、日焼けがNGなので、いつも日陰を歩きます。って、そっち?

      f:id:sumikichi52:20161103115136j:plain

5話で、校閲部員が、剣を振り回したり、模型を作ったり、図鑑を調べたり、事実確認のためにホントにそこまでしてらっしゃるの?と疑ってしまったのですが、どうなんどしょう。この日の私のポイント(みどころ)はそこでした。実際そうなんでしたら、職人の世界ですね。でも、自分が会社員だったころの事を思い出すと、こうしてマニアックと言われるまでに調べたものを、まあまあそれはそれで、といい塩梅のところでまとめて、ってことはザラだったような気がします。事実、自分が、まあまあそうですけれど、と言いながら落としどころを見つける立場にいたこともありますし、そうでなければ、進まない事多しですからね。しかし、そこに感謝や労いの気持ちがあるかどうかで
違いますよね。

 

それにしても、私ってホントに面倒くさい人間です。ドラマひとつに、いちいちどうでも良い事にひっかかってしまって、一般的なポイントからズレてしまいます。思えば、私の人生、ズレだらけ、でございます。が、気を取り直して、次回も観ます!

      f:id:sumikichi52:20161103115137j:plain

日々感謝です。