ＴＶ番組「情熱大陸〜ＴＨＥ ＹＥＬＬＯＷ ＭＯＮＫＥＹ〜」を観て。

こんにちわ、ＳＵＭＩＫＩＣＨＩです。

昨夜、ＴＶ番組「情熱大陸」で“ＴＨＥ　ＹＥＬＬＯＷ　ＭＯＮＫＥＹ”の特集を放送してましたね。大ファンというわけではないのですが、結構好きだった、いえ、好きなバンドなんですよね。私、もともと、短期間だけ集中して興味を持つ人は多いのですが、熱狂し継続できる人がほとんど無いんですね。アーティストもしかり、適度に好みかな、というのは数々あるのに。そんな私が好きかなと公言できるバンドのひとつでしょうか。でも、熱狂はしていないですけど。あっ、私にとって熱狂とは、ずっと追っかけ状態のことなのかな。

　　　　　　　　　

それを踏まえた上で・・・

若かりし頃、仕事の関係上プロの音楽アーティストさんたちとお会いすることがありまして、ヴォーカルの吉井さんを生で見て挨拶させて頂いたのを覚えています。もちろん、相手の方は覚えているわけはございません。その時は、洋風でゴージャスな風貌なんですが、どこか紳士な感じ(実際はわかりませんが)もあり、何より目が魅力的な方でしたね。カラコンが入ってたのかな、定かではないです。それと、実際今ここに、この部屋に居るのに、ここにいないみたいな、魂が別の場所にあるといいますか、いえ、気がおかしな人という意味ではありません、誤解なきよう。スターになる人ってそんな感じなんですかね。

こんな風に有名人の誰それととこんな話しましたってエピソードは、あまり言わない方が良いかもしれませんのでここまでにしておきます。って、こんだけ書いといて。

それで、仕事上、大ブレーク前のコンサートに一度だけ行かせて頂いて、イメージとは違って、色っぽいけど結構骨太いなぁと思ったような。本来、派手なビジュアル系のバンドは、カッコイイね、で終わってるんですけれど、伊右衛門、変換違う、イエモン(略させて頂きます)は、ファンになるほどではないですが、気になる存在になりましたね。

音楽に詳しくなくて失礼な言い方でしたら申し訳ありません。メロディーラインが単調？シンプル？で、チャッチーで、でも、えっ？急にそっちのラインに行くの？という展開で面白いなぁ、空間が広く感じるな、力強く、太く、伸びのあるヴォーカルの魅力なのかなぁ、それでいて繊細でせつなくて、特にバラードっぽい曲になると、端で聴いてるんじゃなくて、自分も空間の中に居る気になる・・ちょっと大袈裟に褒めすぎ？

アルバムをレンタルして、車の中で聴いてた時期がありました。『ＪＡＭ』がお気に入りで、数日間リピートしていました。カーデッキが壊れるんじゃないかと心配しながら。壊れるわけがない。元いた会社の後輩男子も、カラオケでイエモンの曲をよく歌っていました。

解散した時は、あらーっ、残念、と思いましたが、そのまま忘れていまして(すみません)、数年前、ドラムの菊地さんが関ジャニの番組のドラム対決で出演されたのを観て、おぉーっ、そういえばイエモン、今どうしてるんでしょ、と思い出しましたね。吉井さんはソロで活動されていたようですが、あまり聴いてないです。すみません。

で、１５年ぶりに再結成！そして、ＴＶ画面でよく拝見するようになり(イエモンの文字があると可能な限り観る)、そのお姿に私は思いました。“なんて素敵な歳の重ね方をされてるんでしょう”と。特に吉井さん、あの派手派手な姿からは想像出来ないほど、すっきりナイスミドルに。相変わらず色気ありますけれど、ギラギラ感が丁度いい塩梅に抜けて、普通のおじ様でしたら“枯れた”というんでしょうか。

４人並んだ姿は、後輩たちの良いお手本になるんじゃないでしょうか。自分達も精進し続ければあんな風な雰囲気のアラフィフになれるんだと。今のところ、再結成するグループの中で、一番良い感じに見えます、私には。

なぜ解散したのかなどは今はもう関係ないと思います。色々あります、長く生きていますと。“５０歳”って、ホント、考える年齢なんです。イエモンさん、吉井さんも想うところおありだったのでしょう。これからの音楽は、若かりし頃のものとは演奏していて全く次元が違うと思います。気持ちの上でも、求めるものも。歌唱力も維持してらっしゃって凄いなと思います。みなさん、裏では、健康管理が大変だと思いますけれど、それも自分たちはこうして生きると決めたことなのでしょうから苦楽ともにありですよね。ゆる〜く、のびのび活動してほしいと願っています。

カッコいいなぁと思うのとは別に、自分も色んな事をやる前から諦めずに、元気なうちに後悔無きようやっとこ、と思いましたね。凡人の私の“やっとこ”は、ちっちゃい事ばっかりですけどね。

　　　　　　　
日々感謝です。