後輩女子が営むカフェ一周年!祝・音楽会におでかけ。
こんにちわ、SUMIKICHIです。
一昨日、後輩女子Sさんのカフェで開店一周年の音楽会が開かれ、いそいそとお邪魔いたしました。久しぶりにシャツにアイロンをかけまして、ジャケット、パールのアクセサリーを身に着けてみました。たまにはいいかな。
お店は、市内中心部のビルの一室にありまして隠れ家的な癒しのカフェ。お店のコンセプトは“北欧の森”。木のデザインシールや、鳥の壁紙などが森の雰囲気。ちなみ壁紙はお母様と一緒に貼ったそうです。
入り口付近の雑貨スペースには、Sさんお気に入りのものがずらりと並んでおり、好きなモノに囲まれてお仕事できるなんて素敵ですよね。ふと、こうしたお店で商品を売るということは、自分が選んだものを並べるわけですから、自分のポリシーがはっきりとしているってことですよね、私には出来ない世界かも。そもそも自分の選ぶものが広く人様に受け入れられると思っていませんのでオススめが苦手なのです。ですから、そういう点でも尊敬です。
雑貨&カフェ以外に「大人の倶楽部活動」と題して編み物教室とか色々開いているみたいです。
Sさんは、私の退職前の会社の子会社で経理業務をされていたので私と仕事上のつながりはありましたが、8年前位にSさんが退職してからは音信不通でした。それが、迷走していた会社員時代に女性起業塾に参加した際に再会したのがきっかけで、開店時と今回の音楽会のお知らせを頂きました。起業塾で再会した時、私に対して「○○さん凄いですね、あの会社(退職前の会社)で自立に向けて勉強されている方がいらっしゃるとは驚きです。尊敬します。」と言って頂き、内心、いや、本気じゃないんだけどなぁーと思いながらも、ちょっぴり嬉しかったのを覚えています。Sさんはその時、本気で食に関係するお店を出すつもりだと話していましたね。数年後、Sさんは自分の手で夢を実現させたのです。凄いなぁと思いました。
開店するまではほぼ誰でも出来るけれど、維持継続させるのが至難の業。応援するしかないですね。メールのやりとりで、私の早期退職した事、やりたい事などざっくり伝え、いつか漫才をカフェでやらせて貰えるか?と尋ねたら「面白そうですね」と言ってくれ、ありゃ、ならばネタ書かねばと焦った事も覚えています。いつかゆっくりお話しましょうと言ってましたが、この日は忙しそうでしたので次回にとっておきました。
さて、音楽会。別の部屋で声楽の音楽教室を開かれているソプラノ歌手の先生と音楽仲間のピアニストさんの曲を聴かせて頂きました。
上手な方(失礼)の生歌は素敵ですねぇ、良かったです。オペラとか唱歌なんですけど、笑顔が素敵な人柄の良さが滲み出てて癒されました。ここでまた思ったのですが、こんなささやかなライブでは、一曲ずつ曲紹介とそれにまつわる自分の気持ちなんかを喋って歌うんですね。ですから、歌うだけなら30分で済むのに、MCがあるから一時間かかるという。島であったライブもそんな感じでした。う〜ん、私は喋ることないなぁ。
歌は勿論良かったのですが、先生のコメントで印象的でしたのが、
「私は高校生から始めましたが高い声が出ず、高音を必要とする大好きな曲が歌えたのは大学4年の時でした」
「ピアノとか楽器は3〜4歳から始めるのが良いと言われていますが、声楽は高校生からでも遅くはないと私は思っています。その道に進みたいなら音楽大学に行く必要がありますから。声帯は25歳まで成長し、あとは衰えていきますからいかに維持させるかが大切。高い音が出にくくなりますので、今のうち(現在49歳)にキーの高い曲を歌っておきます。(笑)」
そして、一番心に残ったのが
「この歳になりますと、若い頃のように評価だとかあの人は留学できたのに私は、とか比較することはしなくなり、純粋に心から楽しんで歌えることに喜びを感じています。今の方が心が豊かですね。」
という言葉です。同感でございます!
ちなみに先生はこのカフェの常連さんでいつもSさんに愚痴ってるそうです。私もカフェに来て話を聞いてもらおう、といいますか、Sさんの開店までの奮闘記を詳しく聞かせてもらいましょ。そうそう、人のライブを自分もやるという立場で拝見していると、色々考えさせられる事多しです。自分が歌いたい曲と人が聴きたいものとは微妙に違うんだろうなぁーとか常に観客の気持ちを探りながらじゃないと結局独りよがりで終わっちゃうなとか。あーっ、いけない、また物事を複雑に考える悪い癖に支配されて行きそう。こういう時は、とにかくシンプルに動くのが一番。
日々感謝です。