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今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

老後だなんて言わせない生き方・情熱大陸「アーティスト・細川護煕」を観て想ったコト。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

先週日曜日放送の「情熱大陸〜アーティスト・細川護煕〜」を観まして、ほっと安心した事がありましたので勝手に綴ってみます。

この「情熱大陸」は関心のある人の放送回だけ録画しており、細川氏は60歳過ぎてからアーティストとして注目を浴びているという点に興味を持ちましたので録画視聴いたしました。私は、特に政治に詳しいわけではなく、正直申しまして細川氏のことは忘れておりました。

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細川護煕氏、78歳。肥後細川家の第18代当主。新聞記者を経て、衆参議員、熊本県知事、日本新党代表、そして、第79代内閣総理大臣に就任するも金銭トラブルを問われると辞任。60歳であっさり政界を退き、その後は神奈川県湯河原に庵を構え陶芸に没頭し、陶芸家として海外から高い評価をうけている。昨年は日本ではタブー視されてきた春画展を開催し21万人の来場者を集める。新境地は、絵師としての活躍。2012年より京都の建仁寺などに奉納した襖絵が評判をよび、現在は奈良の薬師寺から障壁画の依頼を受け完成まで7年がかりの制作にひとりで挑んでいる。

 

番組では、「壮絶な夏の選挙戦を横目に絵筆を取る元総理・・異色過ぎるアーティスト
の“GOING MY WAY”」をテーマに、新米絵師としては異例の大抜擢となった薬師寺の障壁画プロジェクトの舞台裏や湯河原での作陶の様子、知られざるプライベートが紹介されていました。

家族と離れ、不東庵と名付けた住まいと工房を兼ねた別荘で一人住まい。食事は自炊で腹六分目、筆で書いた日々の心得を壁に貼り、それには日の出とともに起き、日々の行いはそうじ、作陶、畑の手入れなど、夜は出歩かず心静かに過ごすと記されています。

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二歳で母親と死別し、多忙な父親とは距離があり、山歩きと読書を好む孤独な青年時代を送り、群れることを嫌い、若い頃から憧れてきた暮らしが晴耕雨読の生活。特別なキャリアと多才ぶり、自らを変人と呼んでいるそうです。

 

そんな細川氏の言葉で印象に残るものが数々ございました。

「自分がどう生きるかしか関心がない。それ以外に大切なことなんてない。」

 

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晴耕雨読の隠遁生活を目指しながらつい世間の出来事にも首を突っ込んでしまったり、
例えば、熊本城の復興について、350年かけて製作中のガウディのサクラダファミリアのように、城の工事もシートで隠さないで過程を見せるのもロマンのある話ではないかと、行政に提言したり、絵師の依頼を受けたりするのは、世俗との縁はまだ断ち切れない、達観できていない証拠だが、面白そうだという想い 己の好奇心に従順に生きているからだとのことです。水墨画の手ほどきは60代の終り、障壁画のフレスコ画は初めてで何もかも我流。


プロ絵師の人達からのやっかみは?
「全然気にならない。どうせ素人だしと思っているし。」

 
45年連れ添った奥様は、細川氏のことを「自分のしたいことだけやってる。
パパはあの世界に行ってると思えばいいだけ。」とおっしゃり、娘さんは「言葉には出さない人だから、表情を読み取る。」ですって。

「幸せ?ひとりでのんびりと本を読んでいるとき。家族の団欒?そんなの二の次。」

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「友達?いないよ。いないと寂しいのかな。おかしい?」

  

政界を引退しても、相談に訪れる人が少なくないらしく、
「いろんな人に相談に来られると困っちゃう。人生そんなに時間ない。意味あると思った事をやらないと。無駄な時間を過ごしたくない。」と言い放たれてます。

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私の理想とする生き方・暮らし方が映像化されていました。いえ、多くの方々もきっとそうなのでしょう。晴耕雨読。内なる声を表現するための創作の日々。

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細川氏は特別なキャリアや資産、健康な家族、全てをお持ちで、万が一の時には後始末をしてしてくれる、支えてくれる方々が大勢いらっしゃる中でのひとり生活なんだから、自分なんかには無理、とふくれたいところではございますが、そんなバックボーンは横に置いておいて、日々自分でも想っているなかなか口に出せないことをはっきり放送で言ってくれる人がいることを知り、私ってそんなにヘンではないかもと安心したのです。いや、細川氏ご本人は変り者らしいので、やっぱり私も変り者なのかな。発言している内容は、人はひとりでは生きていけないのになんて自己主義で我儘な人間なのだと叱責されても仕方ないものですが、もう60歳過ぎたらその位の気持ちでやっておきたいことをしておかなければ後悔してもしきれないぞ、というエールの気持ちもあるのではないかと思います。

60代の終わりに水墨画の手ほどきをうけたということですが、本当にやりたい事をするのに遅いという事はないんだなと思い励みになりました。

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日々感謝です。