今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

只今「24時間テレビ 愛は地球を救う」を観てまして、ここまでで想ったコトを綴ってみました。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

私基準での夏の風物詩のひとつ「24時間テレビ 愛は地球を救う」の放送が昨日夕方から始まっており、可能な限り視聴し続けております。今年のテーマは『愛〜これが私の生きる道〜』。

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毎回色々“自分について、人生について考える時間”を与えて貰っていますが、今年は早期退職して新しい人生をスタートさせた年ですので、これまでとはまた違った視点で観ています。


私がこの番組を真剣に観始めたのは5年前、癌治療中の夏からです。それまでは、身体の不自由な方々の人生を材料に上手く調理した料理を、どうぞ召し上がれと我々視聴者の目の前に並べてくれ、私は何を、どのように味わえば良いのか戸惑う感覚になるので観ませんでした。

この戸惑う感覚というのを、何と表現すれば良いのでしょうか、感動して元気を貰えたと感じるのは優越感?自己嫌悪に陥る?偽善?・・・。そんな視聴者が受け取る感情も考慮してそれでもテレビ局側はブレることなく番組を放送し続けるのだろうから、そんな戸惑いは無用なのだと頭では理解できるのですが、避けてきました。

それが、病気の療養中は、ほとんど横になっておりTVで気を紛らわしていましたので、余り深く考え込まずに気楽に観ていると、身体の不自由な方々に感服するのは勿論なのですが、「もう物事に対して無駄な分析してみたりヘンに構えなくていいんじゃないか」「どんな状態であろうと“今生きている”事実を純粋に受け止めれば良い」などど何やら素直になっていましたね。それでも、心の中に自分は健常者で良かった、優越感を持ちながらの元気を貰えたなどという気持ちや番組に対する違和感が少しでも芽生えたら、それは、自分は不完全な人間なので仕方がない、それを受け止めた上で、この番組を観ることを自分は選んでいます、今は。


それに、自宅で引きこもり状態の私には、様々な人生を知ることが自分の人生に少しの彩を与える手段になるのです。自分だけが幸せであれば良いというのではなく、まず自己肯定出来ていない自分が前向きに生きていれば数少ない友人たちも安心してくれると思うのです。

       f:id:sumikichi52:20160828104022j:plainちょっと休憩

 

そんなことはさておき、これまで観ましてまた色々想ったコトてんこ盛りなのですが、全て綴っていると厭きてしまいますのでざっくりと。

毎回マラソンランナーには注目していないのですが、放送中の紹介VTRを観聞きしてその人の背景を知ると終了近くには応援しているというパターンです。今回の林家たい平さんは落語家だということは知っていましたが、苦労されたんだなと思うと歳が近いこともあり密かに応援します。

ドラマ「盲目のヨシノリ先生」。もし自分が目が見えなくなったら・・そんなリハビリを耐えれば生きていけるのか、でも、私は一人暮らしなのでどうするだろうかなどを考えました。また、「自分が外を歩くと邪魔なんじゃないか、何も悪いことをしていないのにびくびくしている。」というヨシノリ先生の言葉を聞いて、ハッとしました。そこまでに思いを致してはいない自分に気付きました。

深夜も観ましたが、出演者の皆さん、色々想いながら笑わせてるんだろうな。早朝の各地中継では何度もリハをして、出演者、スタッフ、協力者の皆さんご苦労様です。興味深く観させて頂きました。放送局の制作現場で働いていた頃を思い出します。佐渡海峡40kmリレー、富士山登山(私も経験あり過酷です)、ファイト。

 

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只今午前11時前。ここまで観て、やはり感じますのは、身体が不自由だったり重い病気を抱えた人はひとりでは生きて行けない、必ず支えがいる、それが家族、そこには愛があります。必要です。私にはいません。番組を観てつらいのはこの部分ですが、嘆いても仕方がありません。今の自分は身の丈にあった幸せを感じています。逆に家族がなくても生きている自分にエールを送ります。

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どうでも良いことですが、NEWSは個々に思いの外頑張っているなと思いますね。おば様は、これまでは手越くんのうざさに食傷気味でしたが、突き抜けるとあの反射神経の良さに安心感を覚えるまでになりました。ファンに叱られるかもしれませんが、4人でもやっていける気がします。

つくづく思いますが、この番組って、軸がブレないと言えば聞こえは良いのですが、ホントに構成が変わらないですよねぇ。スタッフのつながり感半端ないです。この後も、興味深い企画がたくさん待ち構えてます。あっ、私は日本テレビのまわし者でも、24時間テレビ崇拝者でもありませんのであしからず。「全国高等学校合唱選手権」で審査に参加してみようと思います。初の試みです。

とりあえずここで一旦失礼いたします。ちょっとぼぉーっとしています。誤字脱字お許し下さい。