今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

本日は、「家売るオンナ」第6話・7話を観て、想ったコトを綴ってみました。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

リオオリンピックやら何やらで録画したままのドラマ「家売るオンナ」第6話と第7話をやっと視聴しまして、また勝手に想ったコトを綴ってみます。

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 第6話。主に3つ。
①キュート仮面を被った足立くんのキャラってこうだったんだとちょっと不思議に思いました。自分が過去に販売した家とお客様にそこまで思い入れを持つんだと。いえ、営業担当なら誰でもそうなのだと思いますが足立くんがねぇ、幸せのお手伝いができたと。実は、足立くんは熱い奴なんだということを示すのと、後半三軒家チーフに激を飛ばされ切り替わるための布石だったのかな。

もし、足立くんが私の後輩だったら何て助言をしてあげれるだろうかと考えてみたら、実際その時にならないとわかりませんが、恐らく「たとえどのような事情があろうともお客様のご希望に沿えるようにする(売る)のが私たちの仕事だよね」とは言うでしょうが、三軒家チーフほどの背景を持っていないので全く通り一遍で説得力に欠ける感じなんだろうな。何を言うか、ではなく、誰が言うか、ですよね。

じわじわ知らず知らずのうちに社員の目が、心が三軒家を追ってるのは、単に実績トップだからではなく、表現方法の良しあしは別にして、物事の本質に気付かされ始めてるからなのですよね。

元の職場にも思い当たる後輩男子がいました。自分の意見は嫌われようとも臆することなく理論立ててはっきり発言するのですが、時には相手を見下した態度をとったり多少協調性に欠けるので、人望はあまりなく人格的にはどうかというタイプ。しかし、冷静になって考えると彼の言ってる事は正論なんですよね。そして、自分の意見が全て正しいと思っているわけではなく、予想外の良い意見には素直に賞賛しますし、正解不正解関係なく自分の軸に一貫性があるので、苦手なタイプですが、仕事上では「一応彼の意見も聞いておきましょう」という存在感はありました。もう少し表現力を工夫すれば・・勿体ないんですよねぇ。って偉そうですみません。

②「マンションなんかいらない!」という愛人さんに対して、立ち直った足立君は「貰えるものは貰っておきましょ」と笑顔で提言しますが、50代のおば様の私も同感です。が、50歳前の私でしたら、愛人さん同様「そんなもんいるか!」と誰の進言の聞かずでしたね、きっと。若い時代のプライドが時として後々の長い人生の損失につながることってあります。でも、それが人生の醍醐味でもあります。

③瑕疵物件を看護師さんに売るアイデア、まさにマッチングですよね。脱線しますが、仏教か禅でしたか、人間の思い込みについて、尿を入れたコップをきれいに消毒して洗えば、そのコップは水を入れて飲んでも何ら問題はないのに、尿が入っていたというだけでもう食器として扱えないというのは愚かなことだ、みたいな教えがあったような気がします。そんなことを思い出しました。

 

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第7話。
ただただ、白洲美加ちゃんがちょっぴりうるさいかなぁ〜、うるさいのとうるさく演技するのとは違う気がするけどなぁ〜と思う回でした。って冗談ですが、そろそろ自立してもよろしいのでは?とは思いました。後は、女性って、離婚してもパートナーは必要なんだなぁとも。

そうそう、「家を売っても、売っても、売っても満たされることはない」あたりを聞いていて、私も家を建てて、早期退職して、自分の望む暮らしを手に入れて、満足ではありますが、その満足は身の丈に合わせた、いえ、何らかの折り合いをつけた知足であって、満腹の満足ではないんだろうなと思いました。この私の年齢でこの感覚は、ある意味幸せだと言えますが、三軒家チーフの年代での欠落感は非常にしんどいと思います。でも、それが生きる活力になっている場合もあります。

ある年齢までは埋めようとする人生、ある時点からは埋められなかった部分含めて持っているものを慈しむ人生になりますね。

 

三軒家チーフ、30代ではなく、まるで苦労して働き続けた熟年女性の発言のようです。いえ、ドラマなのに私が深読みし過ぎてるだけでございます。ドラマを観る際、どうも脚本家の年齢に注目してしまうんですよね。この歳になりますと、ドラマ批判するより寄り添って、辛くならない程度に自分の過去をつらつら思い返して観る方が面白いんですよね。そして、この先の楽しみにつなげられることが何かあればいいなぁと期待しながら。

それと、だんだん恋愛関係の占める割合が増えているみたいで、このドラマの恋愛には興味はありませんが、チーフが誰を、何を選ぶのかは興味はあります。といいますか、脚本家やスタッフが何を考えているのかに関心があるのかな。

三軒家さんのウェディングドレス姿は見たいような、見たくないような・・。そこまでは、ないか。

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 日々感謝でございます。