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今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

映画『シン・ゴジラ』を観て、個人の感想を勝手に綴ってみました。

日々のコト 映画

こんにちわ、SUMIKICHIです。

先日、この夏評判の映画『シン・ゴジラ』を観ました。予想外に面白かったです。「ゴジラ」関連の映画は、幼い頃に「ゴジラvsガメラ」怪獣映画として観て以降は興味がなかったのですが、先週放送の「ワイドなショー」で松本人志さんが面白かったと言っていたので、ふ〜ん、ちょっくら映画館に行ってみるかなと滅多に行かないのに心が動きました。暇ですし。

ですが、どうせゴジラが現われて、やっつけて、平和がもどりました物語だろうと思っていましたので、あらかじめ出演者やあらすじなどを詳細に知ろうともせず、上映館と時間を調べただけで出掛けました。期待せずというより、総監督と監督が、あの「エヴァンゲリオン」の庵野秀明氏、あの「進撃の巨人」の樋口真嗣氏、と言われましてもそもそもそれらを観たことない私にはついていけなんでしょうねと思っていた、が正しいのかも。

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しょっぱなから、苦手なCG映像のゴジラなるものが出現し、やっぱりCGだめかも、しかもニョロニョロだし(どうやら変態前だったようだ)、なんだこのびっくりまなこは、と違和感しかなかったのですが、間もなく会話劇がトントン進んで行くとあまりのテンポの良さと組織リアリティに引き込まれていきました。映画評なんて出来ませんので個人の単なる感想を覚えている範囲で思いつくまま箇条書きにしてみます(読み返すと、箇条書きになってないやん)。書きすぎてもアクセス無いので構わないですよね。

      

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ゴジラそのものについて】
・昭和初期のゴジラは、子供心に感情を持った怪獣として映っていたような気がしたが、シン・ゴジラからは感情が感じられなかった。当たり前?
・放射熱線を吐く時のゴジラは何を想い、痛みはあったのか、いや、そんなゴジラ本体には感情はなく、人間それぞれがこの熱線の意味を考えろということなのかな。人智を超えた神の領域か。

【日本という国・組織について】
・想定外、前例がない、縦割り組織、責任逃れ、事なかれ主義・・・政府だけではなく、企業内にもあるあるネタがてんこ盛りで笑えた。
・そんな組織を変えるのは、熱い気持ちを維持でき実行しようとする者。壊す時に必要なのは、変り者。だが、それらを引き上げてくれる者がいてこそ。ひとりでは何もできない。
・今求められるのは、随分前から言われ続けているけどなかなか実現しないスクラップ&ビルド。
・有事シュミレーションが不十分であろうだめだめ日本でも、ベタだけど最後までフランスに頭を下げ続けた総理代理がいる(架空の話だけど)日本に産まれて良かった。


【俳優について】
・ワンカットにあの俳優?というくらい贅沢な出演者の数。終了後に流れるエンドロールでは三行に分けられた団体の中に有名俳優の名前が羅列されていた。うわぁ、あの俳優も団体扱い?後で調べると328名だとか。
・全体的にストーリー展開を重視していてひとつひとつの尺が短くテンポが良いので、俳優の演技にいちいちああだこうだと言ってられないが、逆に短い間で魅せるのは役者としては技術を問われるんだろうなと思った。編集が決め手なんだろうが。
・早口で喋る俳優さん、お疲れ様でした。
石原さとみさん・・可愛くて英語の発音も魅力的で良いといえば良いのだが、長谷川さんと並んだ時に妹にしか見えないのはなぜだろう。う〜ん。

 

【内容について】
・わかりやすくて面白い脚本だった。物語のほとんどを専門用語が占めていて、正直、何言ってるかさっぱりわからないまま流して観る感じだったが、そのわからなさが面白かったかな。わかりやすくて、というのは何が言いたいかということがシンプルだということ。
・編集点が興味深かった。私がくすっと笑えるカットの尺が普通(何が普通かわからないが)よりコンマ何秒か短かくて、まるで漫才のツッコミが、一般人のツッコむタイミングよりコンマ数秒早いところに可笑しさが生まれるのと似てる。
・あの深刻な状況においてでも、人間の行動がいかに滑稽か、まるでコントを観ているかのようだった。こういうことなんだろうな、演芸としての笑いが生まれる瞬間って。申し訳ない、全く脱線している。つまり、メッセージ性高いというより、エンターテインメント性が強いのかな。
・有事に際しての準備はいかがなのか?人類で優先すべきは何?と問い掛けながらも随所に人間としての情や心、救いが散りばめられていて怪獣映画というよりドキュメンタリーぽさにコントの要素を加味した大人が楽しめる娯楽映画なのかな。

・最終的な退治手段の映像、あの何台ものクレーンで口からという画は、申し訳ないが笑った。最後は懐に飛び込む技ですか。


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色々考えすぎて、ごちゃごちゃしてしまいましたが、要は考えさせられたほど予想外に面白かったということです。あくまでも個人の感想です。昔なら映画館で何回も観れたのに・・。忘れた頃にDVD借ります。

 

最後に、一番びっくりだった事を・・。
エンドロールで、ぽつんと『野村萬斎』さんの名前がありました。ん?出てた?どこ?えーっ、私、結構野村さん好きだから見逃すはずないんですけどぉーと腑に落ちないまま帰宅し・・別の用件でネット検索していましたら、「ゴジラ野村萬斎!キャスト329人目!」に出くわしました。はっ!そうだったのか!モーションキャプチャーとやらで、ゴジラの動きは野村さんの動きだったんですね。わかるわけないじゃん。ただのCGだと思っていました。本当に世の中の情報に疎い私であります。日本文化の伝統芸能である狂言や様式美を取り入れ、神、幽霊、怪物、おかしがたい存在感を出したい、それには野村さんしかいないとのこと。これを知って初めて、私の『シン・ゴジラ』映画鑑賞が完結いたしました。

 

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蛇足ですが、だからといって「エヴァンゲリオン」や「進撃の巨人」は観ないでしょうねぇ。ファンの方、ごめんなさい。

お粗末様でした。日々感謝です。