今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

《人生棚卸》20年前、私、富士山登頂してましたっ!

こんにちわ、SUMIKICHIです。

人生棚卸のお時間です。

突然ですが、富士山登山されたことございますか?

本日は、「山の日」という今年スタートの新しい国民の祝日ですね。

そこで、こじつけですが、「断捨離で処分したはずのもの(過去の写真)がこんな所に!第2弾」としまして、「そうよ、私はあの日本一高い富士山登頂を成し遂げていた!」という思い出を勝手に綴ってみたいと思います。丁度今頃の夏のコトでしたし。
あっ、ちなみに第1弾は「着物の着付け時代」の写真です。思い込みが激しくてブログ記事の信憑性に影響しますね。

 

富士山登山は、確か約20年前の30代前後の夏、そろそろ夏休みが終わるという時期、8/31だった?と思います。山開き最終日という言葉を覚えているんですよね。

なぜ富士山登山?

当時親しくしていた番組レポーターが・・

「この前ロケで富士山に登ったんですよ〜、死ぬかと思いましたよ〜。突然なんで体力作りとか何も準備せずですよ、信じられます?あーたらこーたら・・・でもご来光見たら感動して、下山する時は‘もう一回登ってもいいかな’って思ったんですよ〜。」

と語ったので、へっ?富士山って、そんな簡単に登れるの?私の人生カテゴリーには富士山登山って入ってないけど・・・突飛な行動好きの私の中で何かが閃いたんでしょうね、その話を聞いてすぐ、芝居仲間でもあるもと職場の同期女性・Sさんに声をかけました。

私 「この夏、富士山登ろーよ。○○ちゃんがロケで登ったらしいよ。いつがいい?旅行会社に申し込んだ方が楽よね?何が必要なんかね。あーだこーだ。」
S 「・・・・・?いっぺんに云わんでも、いつも、急だね。富士山って、あなた・・まぁ、いいけど・・・行こうか!」

さすが、ノリの良いSさん!いつも有難うございます。ただ単に面白いかも、気が変わらないうちに、と思っただけなんですよ、きっと私は。

ものの10分で決まり、段取りはSさんがちゃちゃっと済ませてくれました。出発日の2週間前位の出来事です。結局、団体ツアーではなく、二人で新幹線とバスを乗り継いで行くことにし、仮眠小屋も予約してくれました。人気の吉田ルートで登れば団体さんがたくさんいらっしゃるみたいで、全くの初心者の我々でも行列のおしりについて行けば何とかなるのではないかという安易な考えからです。

それから、必需品の登山靴やカッパ、下着などを買い揃え、スポーツ店の登山を熟知されている販売員さんから歩き方等簡単なアドバイスを受け、いざいざ出陣!

 

ここから先はなんてことない写真をだらだらお見せするだけになりますが、きっと貴方も登りたくなるはず!?です。

 

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下りの写真は、予定が大幅に狂ったため、たらたらしてるとバスの時間に間に合わないので転がるように走って(気分はそんな感じ)ましたので撮れませんでした。下りの方が膝への負担が大きく、途中歩けなくなり、5,000円払って馬かロバに乗りました。遅いじゃん。

 

この後は、温泉地で一泊して帰りました。経験者の多くがおっしゃるように、また登ってもいいかなぁと確かに思いましたね。すかさず、「よく言うよ!高山病で死んでたじゃん。ご来光も8合目だったし。」とSさんからツッコミが入りました。また登ってもいい?なぜなんですかね、わかりませんねぇ。それが富士山の魅力?

 

あと、登山中に印象に残ったことがあります。女子大生かな、二人の若い女性が

女性①「登れども登れども、山頂は遠いね・・・。」
女性②「結構しんどいよね、ずっとこのままなんかなぁ・・。」
①  「なんか、人生みたいよね・・・。」
②  「こんな人生、つらくて嫌だぁ・・・。」
と低いテンションで会話しながら、私を追い抜いて行きました。

あらあら、足取りは軽くてらっしゃるのにと思わず微笑んでしまいました。なぜ登ろうと思ったのか取材すれば良かったな。

 

もしかして、登り方には生き方が出るのかな?Sさんと私は、全くタイプが違って、この登山でも如実に表れてるなと思いましたね。Sさんは、元気で頑張り屋、サービス精神旺盛、一方私は掴みどころのない飄々とした感じ。
登山の仕方(いえ、初めてですけどね)も、Sさんは早く目的地に着いて遊びたい、完遂が目的。私は、体力不足ということもあるのですが、少し歩いて座り込み、まわりの石なんかを手にとり眺め始めてSに叱られる、つまり到着よりも過程を楽しむ感じ。あぁ、なんか出てるなぁーと勝手に思っていました。

また、Sさんの優しさにも気付きました。先に行っていいよ、と云うと、だめよ、あんたはどっか行ってしまうかもしれないし、と言ってじっと待ってくれるんですよね。途中で止まるのは、自分のリズムが狂うから、しんどいですよね、それなのにぶちぶち云いながらでも待ってくれるなんて、私には出来ないですよ。まっ、最後あたりは愛想つかされ先に到着してました。

 

ブログにしていて、富士山登山そのものとそれを取り巻く深い想いを思い出しました。懐かしい。有難うございます、と何かわかりませんが、頭の下がる今日この頃です。

 

いかがでございましょうか?森も植物も楽しそうな雰囲気も何も無い写真でしたが、自分を試すにはもってこいでございます。挑戦なさってみては?

素敵な休日をお過ごし下さいまし〜!