今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

天皇生前退位&リオオリンピックメダル獲得について想うコトを綴ってみました。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

昨日の午後に天皇陛下の生前退位に対してのお気持ちが放送されましたね。とてもわかりやすく率直なお言葉で発表なされ、心静かにお聞きいたしました。国民統合としての象徴である天皇は、自分が今暮らしているこの世俗とは別世界の方だとこれまで勝手に思っていましたが、何だか、象徴でいらっしゃるけれども、同じ生身の人間で葛藤・逡巡を抱えてお務めを果たされて来られたんだなと近しく(大変失礼ですが)感じました。

国民の理解を問うとありましたが、ひとりの街の声として言わせて頂けるなら、天皇陛下のお気持ちのままに物事が進んで欲しいと思います。憲法上の問題などクリアにして行かなければならない難しい事項は専門家が審議なさるのでしょう。
今、この生前退位を始め様々な課題が山積しており、時代の流れの中で、‘過去に前例がない’では済まされなくて大きく変化を遂げなくてはならない時期なんですよね。

しかし、この天皇のお気持ちは随分前からお持ちだったようですが、水面下で審議されて来なかったんでしょうか。会社でもたまにある、その時になったら真剣に考えよう!ではないですよね、すみません。

あっ、思い出した事がひとつ。25年位前になりますか、群衆に混ざっての取材で5m位の至近距離で天皇皇后両陛下を拝した記憶があります。そこだけ空気が全く違い何か清らかなベールに包まれていて、にこやかにお立ちになっているだけで感動したといいますか、心臓がドキドキ鼓動したのを覚えています。
言葉では表現できないこのオーラは、長い歴史の中で守り抜かれ培われてきたものなんでしょうね。「美しい」その一言です。


その「美しい」つながりで、リオオリンピックでのメダル獲得!なかなか全てリアルタイム視聴出来ていなくてニュース番組等で知り得た情報なんですが、柔道男子73㎏級で大野将平選手が一本勝ちで金メダル獲得!解説者が、しきりに勝ち方が美しいと褒めてらっしゃいました。作戦勝ちとかではなく、柔道本来の一本勝ちが。なるほど。美しく勝つなんて、本当に実力がないと無理ですよね。


男子体操団体も12年ぶりに金メダル獲得!予選4位からの大逆転。予選では選手たち全員ミスをしたのに、短時間でよくここまで修正できましたよね、素晴らしいですよね。団体の難しさってありますよね、全員の持ち味を生かしたバランスも良かったんですね。インタビューに答える内村選手の表情が、これまでに見た事のない穏やかなものでした。数年前、内村選手は指先・足先まで神経の行き届いた美しい演技を目指していると言っていたような記憶がありますが、まさしくそうですね。どの選手も本当に素晴らしいと思いますが、内村選手の床なんて、全身バネのように軽くて舞っているように私には見えます。
選手たちの戦いぶりを見ていると、日頃の練習風景が重なってしまって、それだけで感動します。裏での修練の日々に敬意を表します。

 

今回のオリンピックには関係ないのですが、また「美しい」つながりで思い出したのが、トリノオリンピックで金メダルを獲った荒川静香さんの演技とソチオリンピックでの浅田真央選手のフリー演技。技もさることながら、「美しい」は心に残ります。真央選手なんてショートプログラム16位からのスタートでよくあそこまでフリーでの完璧な演技に持って行けたなと。勇気と感動を頂きました。すみません、古い話で、本当に。


スポーツでもダンスでも、職人さんの技でも、とにかくどんな分野においても突き抜けると最後は「美しい」んでしょうね。

 

どうってことない内容で申し訳ございません。これも私の「丁寧な生活」の一環〜世の中の出来事になるべく関心を持とう!キャンペーン中〜ですのでご容赦下さいまし。この、なるべく、というのがポイントです。

 

本日も良い日でありますように。