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今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

《人生棚卸》会社員時代の迷走②

人生棚卸のお時間です。
自分を縛り続けていた会社員時代の迷走ぶりを勝手に綴っておきましょう。

会社員時代の迷走①の続きです。

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30歳〜39歳 

異動先は、コマーシャル枠を管理しながら料金設定をし、営業に販売してもらう業務部。番組を作るため経費を使う部署から、今度は、番組を作る事含めて会社の売上に貢献するための稼ぐ部署へ。視聴率重視の編成部と売上重視の営業部の間での調整役、つまり、縁の下の力持ち的な役割をするところだ。はっ?数字を扱うところ?無理・・そんなに意地悪しなくてもいいのに、と思った。誰もが、あいつで大丈夫?と首を傾げていたようだ。心ある先輩は、業務部のタイムデスクは、いわゆる仕切屋だから合ってるんじゃないのと励ましてくれた。制作時代の中継現場の私の姿を見て素直にそう思ったとのこと。周り全てが敵ではないのだ。誠実であれば救われることもあるのだ。
しかし、ここでも、彼女は興味ある仕事ならのめり込んでやるというレッテルを貼ら
れていることを知り、またまた、マイナスからのスタートである。またか。

最初の1年間は、エクセルなど新しいソフトを使いこなそうと、別室に籠って、地道にスキルを積み重ねていた。その年の終りに、突然上司から「君はこれまで苦労したんだろうね・・。で、いつもどこに行ってるの?」と、何も自己主張しない私に対して、真正面から人の心に寄り添うような雰囲気で言葉をかけて下さり、どうせまた色メガネで見られているのだろうなとは思うものの、少し心を開いて素直にこれまでの自分の立ち位置や仕事への考え方などを訥々と話してみた。そして、サボっているように見られていた別室での作業の理由と思いつきで作成していた表をお見せすると、「君は誤解されやすいタイプだね。これを、社長に参考までにお見せしよう。」と言って席をお立ちになった。唖然とした。そんな・・自慢するつもりではなかったのだが。
それから、自分の立ち位置が変化していった。今まで、組織の中で高いお給料を貰って働いているのにどこかで甘えていたのかもしれない。殻に閉じこもっていても誰も連れ出してはくれない。コツコツと積み重ねても表現出来なければ、それはしていない事と同じ。恥じを恐れていては成長なし。恥じなら、これまでたくさんかいてきたはずでは
ないか。後々考えると、自分の身となり肉となっているし、自分が傷ついた分人の気持ちにも寄り添える。すこしずつ謙虚に口を開いて行こうかな。
それからは、良い番組を作ってもらうため、業務部で売上をあげる努力をした。自分に出来る範囲で小さくて目立たなくても。この業務部時代の9年間は色んな意味で過渡期だった。自我自賛ではないが、組織人として一般的な成長を遂げていった。昔の上司が、今の上司に「少しずつ成長しているようだね。」と廊下ですれ違いざまにつぶやいたらしい。いえ、私が成長したのではなく、させて貰ったのである。相性とか出会い、組み合わせって大切だと思う。
しかし、やはり本来の自分を押し殺したままなので、組織で働く違和感はずっとつきまとっていた。余りにも、自分の感情を殺して調整役に徹し続けると、評価は上がるが、また身体が悲鳴をあげた。今度は天井が大揺れするめまいに襲われ1週間休んだ。自分でも気付かないうちに突然である。しかも、出張の当日の朝である。ここで、もう自分はダメのレッテルを、また貼られる、昔に逆戻りだ、と思った。今思えば、おかしな話だ。会社は私中心に動いているわけじゃないし、代わりはいくらでもいるし、自意識過剰である。しかも、自分で自分にレッテルを貼って深刻ぶっているだけなのだ。しかし、当時は余裕なかったのだろう。

それでも危機感を持ちながら、仕事に邁進していた。なぜ?

一方で、現場時代と比べて残業がほとんど無く時間の余裕が出来たので、転職も視野に入れて、具体的に行動し始めた。着付講師の資格を取ったり、日商簿記2級を勉強したり。他に、趣味で陶芸やフラメンコ、絵画教室などで心を潤すようにしていた。三日坊主で飽きっぽいためどれも続かなかった。おそらく、仕事が充実していないので、私に
とってはただの逃げ場であり気休めだったのだろう。
その逃げ場で言えば、突如自分の城が欲しくて、田舎の郊外の土地と家を25年ローンで手に入れた。この借金が、良くも悪くも、今後この会社で働くための大義名分となった。確固たる人生設計が無い、というのは、こんなにも迷走するものなのか。

③に続く・・・・・・・
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まとまりなく長くなってごめんなさい。

自分の心の整理のために綴ったものなので退屈だったことでしょう。
最後までお読み下さった方、有難うございました。