今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

本日は、居候Kくん、初出勤の日でございました。

こんにちわ、SUMIKICHIです。
本日で、弟の居候Kくんが東京から我が家に引っ越してきて丁度一ヶ月が過ぎました。そして、初出勤の日。なんだかんだと申しましても私は甘い姉でございます、歩いて20分の最寄りの駅まで送り迎え。

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朝は曇り空でしたが、気持ちが良かったです。無人駅というのも風情があります。
なんとかお仕事、頑張ってほしいものです。

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私も暇人ですねぇ、列車を撮ってみました。

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いってらっしゃーい。Kくんを乗せた列車が出発しまして、ちょっと周囲を眺めておりますと、鳥が・・

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どこぞのおじ様が・・

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そういえばここら辺の定年退職後の男女の方々は毎朝ここの山に登ってらっしゃるという話を聞いたことがございます。凄い! 

ホントに暇人だ、私。

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Kくんと同居して・・いいえ、身内かどうかは関係なく人と寝食を共にするのは、父親が老人ホームに入居して以来10年ぶり。もともと、かなり若い頃から持家で独り暮らし希望者でしたので、本気でやっていけるか自信が全くございませんでしたが、やはり、多少の拒否反応は起こります。イライラしたり、腹を立てたり、きついことを口走ったり・・そんな自分を見るのがこれまた辛くて自己嫌悪に陥り・・みたいな。Kくんも、気兼ねして、自由が無くて、肩身の狭い思いをしているんだろうな、とは推察はしますが、そこは男子、湿気るのに濡れたタオルを畳の上に置きっぱなし、加齢臭を気にせず洗濯物をためこむ、何度やんわり注意してねと伝えても、はい、と返事は良し、万事がそう。

本日も、Kくんの居場所の珪藻土の壁を見ると、なにやら黴のような模様が・・涙を堪えるのに必死でございました、あれほど言っておいたのに・・と。消しゴムで消してみましたが薄ーく汚れが残り・・。

しかし、出来た姉の私は考えたのでございます。Kくんが帰宅するのは午後7時過ぎ(迎えにも行きますけど)。それまで、元のように我が家を好きに使える、自由な生活タイム。嫌な気持ちの後に独りの快適な気分が倍増してメリハリのある生活が送れていいかも、男子の臭いはやがて独り立ちした後にクリーニングすればいっか(費用はKくん持ち、同意を得ている)、想定外に食費がかかるけど、以前から食材を使い切って節約料理術を身につけねば!と思っていましたので丁度いいかも、エトセトラ、同居生活は自分にもメリットあるぞ!と考え方を切り替えてみることにいたしました。

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とにかく、今は、Kくんが毎日出勤して、お仕事して、帰宅して、シャワーして、寝て、翌朝起きて・・基本的な生活をしてくれるようにと願うばかりでございます。あっ、ちゃんとお給料頂いて、私にも定額返済するという、人としての礼儀も全うしてもらうのです。つい、ダウンするかも、とびくびくして甘やかしそうになりますが、心を鬼にして人の道を説いていかなくてはなりません。って、私自身、欠陥人間ですから、悩むんでございます。この揺れが辛いんですよね。

世の中の多くの人は、家族という形態の中でしっかり生きてらっしゃり、尊敬いたします。私は、これまで甘えることを許されず、自分だけを頼りに生きてきたので(わたし、ひとりで生きていけるし、誰の世話にもなってない!という態度ではございまん)、Kくんを見ていると、羨ましいなぁと思うことがございます。私は、Kくんを支えるための存在として今後生きて行かなきゃいけないのかなぁ、とも。

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まあ、幼い頃の思い出や音楽の話、IT関連の事などいろんな会話をして笑い合う時間は貴重でございます。しかし、この先ずっと同居は出来ないなと感じております。お互いのためでもあります。余りにも離れていた時間が長すぎて、世界が違います。一般的には、歩み寄らなければ、家族なんだから、時間が解決してくれる・・それは解かっていますが、それが幸せといえない人間もいるのかなぁ、いてもいいのかなぁと、今はつらつら思っております。この男子臭さえ何とかなればなぁ、え?私?自分の家ですから、私のおばさん臭は良いのです。なんて。

何より、元気にお仕事を続けられるように、ゆっくり歩いてほしい。都会じゃなくても、自然の景色の中で、休日には浜辺か高原でフルートを吹いたりして暮らしてほしい。50歳手前で、自分の人生を見つめ直してほしい。なぜ今こんな状況なのか、何が自分にとっての幸せなのかを。これは、自分自身に向けても言えること。

とぐだぐだ綴っておりましたら、Kくんから駅に到着したとのメールが。はいはい、車でひとっ走り。3分。

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本日は初日ということで、まず作業内容の説明程度、本格的な仕事は来週からだとのこと。人間関係的には、皆さん、プログラマー畑のようで自分と似たタイプだよ、と申しており、安心いたしました。私は、母親?

 とにもかくにも本日は、久々の自由で開放的な時間が過ごせました(汚れを発見したけど)。亭主、元気で留守がいい、の感覚。

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日々感謝です。

Eテレ「100分de名著 -野火- 第2回〜兵士たちの戦場経済〜」を観て。

こんにちわ、SUMIKICHIです。
すっかりレギュラー視聴するようになったEテレ「100分de名著」。今月は大岡昇平の「野火」。大岡昇平の代表作「野火」は、太平洋戦争末期、絶望的な状況に置かれた一兵士が直面した戦争の現実と、孤独の中で揺れ動く心理を克明に描きだした作品。戦後文学の最高傑作とも称される「野火」は、数多くの作家や研究者が今も言及し続け、二度にわたる映画化を果たすなど、現代の私たちにも「戦争とは何か」を問い続けている。番組では、作家・島田雅彦さんを講師に迎え、「野火」を現代の視点から読み解く。第2回は、極限状況下で展開される人間の経済行為や衝動的行為の意味を読み解きながら、人間の中の「悪」と「卑小」を見極めていく、という内容。

お恥ずかしい話ですが、私、読んでいませんので、ざっくり備忘録しときましょ。

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今回は戦場での一種の物々交換経済の形態がしっかり描かれている。では、さっそく・・

中隊を追い出され病院に辿り着いた田村。病院脇の草むらで8人ほどの兵隊と出会う。彼らは田村と同じく、行き場を失った者たちだった。

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戦場ならではの経済活動。特に長けていたのは安田という男だった。足に熱帯性の潰瘍を患う安田。しかし、彼は大量の煙草の葉を蓄えていた。これを食糧の芋と交換する商売を仲間に対して行っていた。そんな安田と親しくなるのが年若い永松。

「まあ、おめえもなるだけ、わしのそばにいるがいい。できるだけ、
 なんとかしてやるから」
「でも・・」

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安田は、永松を手足のように使い、食糧を調達させる。

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「永松が肩を貸してくれるんでぼつぼついってるんだ」
「肩を貸してやんなきゃ飯が食えねえ、だからしようがねえ」

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「そうでもねえぜ、おっさん」

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スタジオでの解説・・
安田自身は、煙草本位制を強いておきながら、自分では吸わない。そのくせ、兵隊は最後の一本は煙草と取り替えるんだという根拠のない自信を持っている。吸う奴をバカにしている。一方で、安田に手足のように使われる永松。たまたまある会話の中で、「俺、女中の子なんだ」と告白すると、「実は俺は女中を孕ませて子供がいるんだ」となり、疑似親子のような関係を結ぶ。この人について行けば生き延びにれるんじゃないかという予感を永松は持っているので、こき使われながらもついて行こうと決める。この二人の関係が次第に書き換わっていく。最初は、雇用関係、協力関係、やがて、強権支配、隷属、さらには、敵意、殺意へと。

 

さて、田村の経済状態はどうなるのか?
この時点では田村は戦場の経済には参加出来ていないが、ひょんなきっかけから、別の代替貨幣、価値あるものを手にして彼自身も戦場の資産家になる。さて何なのか?

丘陵地帯を独り彷徨った田村。ある日、林の上に十字架があるのに気づく。

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少年時代、キリスト教に心酔していた田村は、その夜見た夢の中で、教会の祭壇に置かれた棺の中で自分の姿を見る。

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その口が呟いたのは、聖書の中にある神に救いを求める言葉。

ある日、危険を顧みず教会を訪れる。しかし、そこで彼は教会の台所にやって来たフィリピン人の男女と遭遇してしまう。田村は意を決して彼らの前に出た。

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女の顔は歪み、なおも切れ切れに叫びながら目は私の顔から離れなかった。

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玉は女の胸に当たったらしい。

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男の方はすぐに逃亡。そして、田村は彼らのいた台所の床下に麻袋を見つける。

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スタジオの解説・・
この点はほとんど成り行きでそうなったとしか言いようがなくて、じゃあ、なんで、教会という神聖な場所で田村は、兵士じゃない女性を撃ってしまったのかという問題について、作者の大岡氏も、あとで、迷いはあったようだという。キリスト教が自分を助けてくれるかもしれないと思って行ったところで、真逆のことが起き、しかもそれと引き替えに床下から塩、それを持ち逃げする。

 

戦場での塩の価値はそれほど大きい?
そもそも古代の経済において、塩、特に岩塩は最も古い貨幣の形態といってもいい。塩を輸送する最中、泥棒から守るため雇われるのがSoldier(兵士)、その語源はsalt(塩)、Soldierに払う給料をsalary(賃金)、その語源もsalt、そういう語源的な見方もある。戦場というのは、古代のプリミティブな経済を復活させる。

長く孤独なさすらいのあと、田村は別の部隊と合流することになる。そのときに、塩を持っていることがわかると急に仲間の態度が変わる。上官も塩を分けてくれませんかねと。孤独に死と向き合ってた田村の態度が塩を手に入れたことで変わる。

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スタジオでの解説・・
軍隊の一員であれば敵兵を殺すことは罪に問われない、民間人を殺すのは軍規違反だが、このことがばれなければいい。戦争というのは国家の指令で行われているので、時として個人の倫理を超える行動をしてしまう。しかし、田村は個人の倫理観と国家の縛りの間で揺れていた。現代の組織においても同様なことがある。

田村は、戦場での殺人は日常茶飯事、女性を撃ったのは偶然だと、自分を合理化しようとするけれども、後悔したり悲しんだり、いろいろ逡巡する。そこでふと気づく。

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自分が悪いのではなく、国家が私に銃を持たせたのが悪いと。一種の自己正当化、責任逃れ。罪悪感を何とか自分の中で論理的に解決させようと考えた結果、銃を棄てるという決断をする。自分が戦闘能力のある兵士なら持ち続けるだろう、しかし、野火では一切銃を使っていない、女性を撃っただけ。むしろ、この銃を持っていることが負担になってきた。銃を捨てることによって捕虜となり、生きられる可能性が出てくる。捕虜になるということは、大岡氏の体験と結びついてくる。彼は捕虜になって生還するが、その傍らで、捕虜になることを潔しとせず自決した兵士たちもたくさんおり、その人たちの手前、生還したことを誇れずにきた、兵士たちへの罪悪感を生涯にわたって引きずっていた。

人はどんな状況でも集まれば、そこで経済が生れる、いざ、密林で極限状況に置かれたら、先祖がえりしたみたいに、駆け引き、取り引き、というものが自然発生的に起こる。人間というものはつくづく、生き残りの本能と直結して、経済的な生き物だと思い知らされる。          (完)

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どんどん恐ろしい状況になってまいりますね。田村と一緒に密林を彷徨ってみましたが、とてもではありませんが、一日たりとも生きていられません。本日終戦記念日、静かに祈りを捧げます。

日々感謝です。

Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ〜ガラクタ?お宝?不用品の値打ち〜」を観て。

こんにちわ、SUMIKICHIです。
レギュラー視聴しているEテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」、今回のテーマは〜ガラクタ?お宝?不用品の値打ち〜。家のあちこちに眠っている不用品。「新品からボロボロの品まで買い取る」という業者に持ち込んだ驚きの査定額とは?中古品への価値観の変化は?という内容。ざっくり備忘録しときましょ。

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番組で登場した、一人暮らしの角田光三郎さん(66歳)は、物が多すぎて家の中が狭くなり困っていた。押入れからは10年近くも使っていない趣味の道具が次々と出てくる。角田さんは商社マンとして働いていたが、57歳の時に会社が倒産し、第二の人生として、指圧師を目指して専門学校に入学。その際、サラリーマン時代に謳歌していた
ゴルフ、ダイビング、乗馬、キャンプなどの趣味の道具をもう使わないだろうとしまい込んだ。60歳で免許を取得し、今は個人営業の指圧師として活躍中。しかし、趣味を楽しむ余裕はない。66歳という年齢や体力を考え、趣味の道具を処分することに決めた。しかし。大金をかけて揃えた品ばかり、ダイビング用品は50万円位、他のものも合わせると100万円以上。

「捨ててもいいけど、もったいない、ごみになるより誰かに使ってもらえたら気持ちがいい」と不用品を買い取り、リサイクルやリユースしている業者をネット検索。出張買取OKの複数の業者に電話で問い合わせると、‘レジャー用品だと2〜3年以内に発売された商品のみ’などと言われ7社に断られる。8社目で一応取扱っているが状態を見てから、という業者が見つかった。その業者の鑑定士に査定してもらうと・・

50万円位したダイビングセットの中では、水深や潜水可能時間を計算してくれる“ダイブデモ”(購入価格約10万円)が4,000円に。鑑定士がスマホに入っている中古品の価格相場データベースで、商品をいくらで転売できるかを調べ、その結果によって買取価格を決める。レギュレーターは1,500円、水中カメラ3台で400円、防水バッグ2個 20円、合計6,220円。

角田さんは、使い道があるかもとダイブデモは売らないことにした。本当に使い道はあるのか・・。この他、ゴルフセットは、一本10円。今は皆さん片付けたいと思っている商品のひとつで、たくさん市場に出回っており、人気商品とか新しいタイプ、もともと高級なものは買取価格が高い。乗馬セット 800円、釣具セット 200円、キャンプ用品(テントや折り畳み椅子含む) 500円。

ついでに、7年前に購入し今は使っていない液晶TV 500円。この日の買取合計4,700円。角田さん、「まだ使えるものたくさんあって、機会があれば使うかなーと思ったけど、使わないよね、たぶんね」とひと言。

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経済評論家の勝間和代さんは、これらを自治体の粗大ごみとして出した場合の費用を考えてみましょうと問いかける。角田さんの場合、全部で12点、一点300円かかるので合計3,600円必要(各地域で違うのかな?)。しかも、両袖机や卓球台など大きな物は、2,500円もかかる。さらに、シール(粗大ごみ処理券)を貼って所定の場所まで運ばなければならない。ほかに、パソコンやTVは粗大ごみに出せない、購入店で引き取ってもらうかリサイクルセンターまで持ち込む。3,600円かかるところが、4,700円貰える、8,300円儲かったと思った方が良い、さらに、押入れのスペースが広くなったので、家賃も安くなったと考えることが出来る、とのこと。

 

次に、埼玉県にある“新品からボロボロのまで大歓迎”というキャッチコピーのお店。食品、動物の剥製、アダルト商品など一部を除いて何でも買取、というのが特徴。

不用品を入れたビニール袋(45?)一袋100円で買取(キャンペーン価格)。この日訪れた主婦が持ち込んだのは、一袋100円が7袋、フライパンなどキッチン用品まとめて50円、古い家電2円、計752円。半年ぶりの断捨離らしい。

ヴィトンのボストンバッグ、チャック部分や縁がボロボロ。それでも、買取価格3,000円!実は、リメイク愛好家に再販売でき、需要がある。ブランドものなら、使いさしの口紅や残量が半分の香水なども50〜100円で買取。

 

勝間さんは、私たちは捨てることへの罪悪感がどうしてもありずっと家に置いておくが、5?10年後絶対に捨てることになる、ならば、リユースやリサイクルで使ってくれる人がいれば、使ってもらえるうちに提供した方がいい、お金になるというよりは使ってもらえるというのが気持ちを明るくする、と話す。

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ここで、よくタンスの肥やしになりがちな“着物”について。取材した業者によると、一枚100?500円。作家もので数万?数十万円。なかなか需要がなく査定が難しいので、専門業者に査定してもらった方がよい。

また、注意点として、訪問して何でも買い取るという買取業者で悪質なものになると、貴金属はないかと居すわり帰ろうとしない“押し買い”というのがあるらしい。独り暮らしのお年寄りが狙われたりするよう。

 

では、買い取った品物はどうやって使われているのか。
兵庫県姫路にある買取業者の本社には、全国の店舗で買い集められた品物がここに届く。再販売のためのクリーニング作業、細かい汚れはブラシやつまようじで落とす。ヴィトンのバッグで南京錠の鍵が無いものは、ストックしている在庫(使えそうなものを取っておく)の中から合うものを取り付ける。実は、南京錠は人気で、単体で販売できるほど。ブランドものの使いさしの口紅は先端を横にカットして再販売。

クリーニングされた品物は、インターネットオークションに出品。ネットに掲載する写真は、手にとって見れないため、傷んだ個所は特に念入りに撮影したもの。

オークションへの出品例 オークション期間は2日間。
・買取価格10,000円のバッグ 1円⇒16件入札 15,722円
・  〃  1,000円の使いさし口紅などのメークセット⇒19件 2,300円

・  〃  1,500円の角田さんのレギュレーター⇒3,210円
・ 〃  28,000円の高級ブランドバッグ⇒34件14,500円

赤字リスクもあるが、宣伝や集客の意味で効果はあるという。

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続いて、大阪府堺市にある買取業者の倉庫、ここには毎日トラックで10トン?13トンもの不用品が届く。家電製品、大きなステレオスピーカー、子どもの三輪車などありとあらゆるもの。これらは、インターネットとは別のルートで売れていく。品物は、種類ごとに段ボールや箱に詰められ、リサイクルショップや中古品の専門業者に転売。例えば、靴は一足50?100円で買取、それを靴の専門業者に300円で転売、着物や和装小物は着物の専門業者に、子どもの帯は写真屋さんに。というのは、世界遺産のある場所では着物を貸し出して写真を撮るというサービスを提供しているところがあるから。貿易コーナーの品物は、タイやカンボジアに輸出し再販売。角田さんのキャンプ用テントやクーラーボックス、釣竿もそこにある。この業者はタイ・バンコクに5店舗を持ち中古品を販売、輸送費がかかるため国内より少し高めの価格設定。ベビーカーは、日本での買取価格 数百円〜1,000円、販売価格5,000〜6,000円。ちなみに、新品だと数万円する。

 

ほか、国内外で売るのが難しいものは、古着なら繊維素材として1㎏10〜15円で販売し、工場の機械の汚れや油拭きのウェスにリサイクル、1本10円のゴルフクラブは1㎏10円で鉄くずとして販売。どんな不用品でも買い取るというこの業者、様々な手段を使ってリサイクル、リユースをしている。

 

勝間さんの解説・・
日本人って世界で一番消費者として目が肥えている言われている、日本人が使ったものは品質の良いものが多いと認識されているので人気。
 中古市場の推移と予測では、
  2010年 1兆1,443億円
  2015年 1兆6,517億円
  2020年 1兆7,631億円
  2025年 2兆  632億円
  2030年 2兆1,710億円

この背景には、インターネットの普及が大きな要因となっているが、モノの価値に対する考え方の変化も見られる。新品だから良いというのではなく、それぞれ必要な品を、必要な状況で取り入れる。

そうなると新品が売れなくなるのでは?
その年のものを買いたい人はその年に買う、今年のものを着終わった人からまだ着たいという人にまわっていくので、売れなくなるのではなく、良いものを出せばどんどん売れていく、循環していると思えばいい。中古品を買う習慣が身につくと、循環する仕組みが解かってくると思う、とのこと。    (完)

 

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ゴルフセットを買い取ってもらえなかったと居候Kくんは言う。ですから、現在我が家の玄関に鎮座しております。はっきり申し上げて邪魔、でございます。健康のために数本残っており、我が家と鼻の先にある(歩いて数十秒)古いゴルフ打ちっぱなし場に毎朝出掛けては小銭を遣っているようです。

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こちらに戻る際、家財道具を処分するのにいろいろ調べたようですが、ほとんど買取不可で逆に費用が発生してました。私も、二年前のリフォーム時に断捨離ついでに処分する際、同様な感じでございました。まあ、私は、粗大ごみの処分費用節約のため、処理場まで車で何度か運びました(持込は無料なので)。

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ただ、“着物”に関しては、どうしても手放せないのでございます。そもそも着物の素材や色彩などが大好きで、着るためというより眺めるためですかね。そのわりには一向に眺めてませんけれど。あるという気持ちと思い描くだけでもウキウキするのでございます。お片付けのこんまりさんもおっしゃってますね、心がときめくものは手元に置いても良いと。そして、着なくなった着物は自分で何かに作り直そう!と保管してまして・・数年経過してるな・・作るかな、ホントに。こういうのも、どなたかに着て頂ければ着物も喜ぶのでしょうね、でも、古いし、ね。

    f:id:sumikichi52:20170814202801j:plain 作るかなぁ・・

中古品・・車の免許とりたての初めての自家用車でもさえも新車の軽、が、作業車レベルでクーラーもついてなくて安かったかな、そんな感じで、あまり中古品を購入することがこれまでなかったような気がします。というよりも、物を買うときに中古品という概念がなかったと思います。裕福な家庭ではなかったのに、あっ、そもそも、頻繁に物を買うということ自体なかったということでしょうね。現在も、退職してからは、必要に迫られての本くらいですね。

ふと、衣類の中古となりますと、日々綿シャツを洗濯するとわかりますが、どうしても黄ばんだり薄くなったりしますよね、それをなんとかクリーニングしたとしましても、私の汚れや匂いが完璧に撃退できたとは思えないので、やはり躊躇いたします。ですから、衣類は資源ごみに出してしまいます。その後の行方は深くは存じ上げませんが。

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あっ、ベビーベッドとかベビーカーとか子どもグッズは、周囲で使い回しできる環境の人はいいけれど、そうでなければ助かりますよね。物にもよりますね、私は自分が独り者で、そういう状況がわからないから、中古品の概念がなかったとかなんとか悠長なことを言ってられるのだ。そうそう、処分される物を見ていて、もったいない、買わなきゃいいのに、とはそんなに思いませんでした。購入した時、それを使っていた時はとても楽しくて必要だったものですよね、物って時と共に減価償却され、価値が減っていくように、人間の想いも時と共に変化(価値が下がるというわけではなく)しますから、良いのではないかと個人的には思います。処分するときに感じた感情が頭の片隅に残りますから、次に手に入れる時は、本当に必要かどうか、一旦立ち止まれるでしょうから、自分の中に判断基準が増えるということでもありますよね。自分に言い聞かせてる面あり。

話を戻して、要は、目的に応じて中古品を上手に活用しましょう、ということですね。って当たり前のことを言い、本日はこれにて失礼いたします。

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日々感謝です。

 

 

      

 

 

 

 

今年も行ってみた、ひまわり畑。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

去年早期退職して、初めて出かけた高原のひまわり祭り。今年も懲りずに行ってまいりました。実は、居候Kくんに自然の美しさに触れてもらおうかなと思いまして二人で。前回はお盆過ぎでしたので、所々がっかり状態、いえ、いらっしゃいませのおじき状態。今回は、ネット情報通り、見頃!でございました。

8時開園に合わせて、早朝6時半出発。本日は、似たような写真ばかりですが、ひまわりを堪能して頂きましょう。

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f:id:sumikichi52:20170813134052j:plain 整列!

f:id:sumikichi52:20170813134046j:plain 踊ってる!

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太陽に向かって! 

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いろんな種類があるのね。 

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f:id:sumikichi52:20170813134021j:plain 赤い日傘、目立ちます

f:id:sumikichi52:20170813134024j:plain 本気ならマイ脚立必要ですね

f:id:sumikichi52:20170813134018j:plain どこぞのおばさん?私

f:id:sumikichi52:20170813134019j:plain わざとらしいKくん

 

9時過ぎると、お客様がどっと押し寄せ、大変な賑わいでございました。私たちは2時間位巡って退散。来るたびに思いますが、土づくりから種まき、草抜き・・スタッフの皆さん、ありがとうございます、と。観光にあまり興味のないKくんもさすがに、感動したようで、スマホでひまわり畑のロング写真を数枚撮っておりました。

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 日々感謝です。

 

映画・小林多喜二の母の物語『母』を観て。

こんにちわ、SUMIKICHIです。
本日は、ゴスペル弾き語り&トーク(少し参加させて頂いてます)でキリスト教の伝道活動していらっしゃるM氏からの情報で映画・小林多喜二の母の物語『母』を観てまいりました。原作 三浦綾子さん、主演 寺島しのぶさん。

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パンフレットには、

       わだしは小説を書くことが、
       あんなにおっかないことだとは
       思ってもみなかった。
       あの多喜二が
       小説書いて殺されるなんて

と綴られております。
あらすじも原文のまま載せておきましょ。

秋田県釈迦内村、小作農と小さなそば屋で生計を立てる貧しい家の娘にセキは生まれた。当時の小作人は、地主に50%もの地代を払わねばならなかった。貧しい農家の娘たちは身売りするより仕方がない。 セキの幼なじみの少女も売られていった。 学校へ行きたくても、学校は男の行くところだと親からは相手にされない。 15歳で小林の家に嫁いだセキは三男三女を生み育てたが、長男は病死。次男が多喜二である。セキは優しい母親であった。 自分は字も書けなかったが、多喜二は叔父の世話で小樽高商(現小樽商科大学)まで卒業させてもらい、銀行に勤める。 当時の銀行は大変な高給で、一生涯楽に暮らせる程であった。しかし多喜二は貧しい人の味方となって小説を書き、 武器を作るお金で皆に白い米のご飯を!と反戦を訴え続けた。 そんな彼の小説は危険思想とみなされ、遂に多喜二は国家権力によって殺されてしまう。セキは自分の息子が悪い事なぞするわけがないと多喜二を信じ続けていた。 そんな折、娘のチマに教会へと誘われる。そこでイエスの死について話を聞かされたセキは、 何も悪い事をしていないのに殺されたイエスと多喜二の姿を重ね合わせ、 思いを巡らす・・・。

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母の愛の偉大さ、息子の拷問死への悲しみなどはもちろんですが、やはり、多喜二さん自身の拷問死、時代の風潮に逆らえない人間の愚かさに憤りを感じました。本日のブログは打つ手が進みません、って毎度のことですけれど。不条理だ、不条理だと言ってみたところで、言論の自由な現代に生きられて感謝ですと言ってみたところで、逆に虚しさで気持ちがいっぱいになります。

何より救いでしたのが、寺島しのぶさん演じる母・セキが、畳の上で子供たちに見守られてやすらかにあの世に旅立たれたこと。これは演出?だとしましても、わたしにとってはせめてもの救いでございました。

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母のこと、家族のこと・・別の機会に感じることを綴ってみたいと思います。本日は、あらすじを載せただけでございますが、これにて失礼いたします。

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日々感謝です。

 

Vocal Lesson記録〜2017/8/11〜& “おやじバンド夏ライブ”

 こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日は、音楽漬けの一日でございました。午後からVocal Lessonに行き、その後、市内から一時間位車で走った地域にあるホテルで夕方から開かれた“おやじバンド夏ライブ”へ。先程(22時頃)帰宅しましたが、まだ興奮冷めやらぬといった気分でございます。

“おやじバンド夏ライブ”は、毎年この時期に開催されてまして、かれこかれ20年以上のお付き合いになる着付けの(元)先生・Yさんから毎回お誘い頂いております。旦那様がギーター担当で出演されてます。私の夏の行事、夏の風物詩のひとつでございます。

sumikichi52.hatenablog.com

 

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 ↓元着付けの先生Yさん        ↓なぜかファイトポーズの私

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還暦を迎えられる旦那さま。信じられない若さです。

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別のバンドの皆さんは40代。こちらも盛り上げてらっしゃいました。

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f:id:sumikichi52:20170811222045j:plain 輪になり始めたり・・

f:id:sumikichi52:20170811222046j:plain YMCAだったり・・

f:id:sumikichi52:20170811222047j:plain 涙のリクエストだったり・・

あっという間の2時間。Vocal Lessonを受けている身としましては、ステージングとか歌い方とか、勉強になります。って、単独公演なんて実現できるわけがございませんが、せめて発表会レベルでも活かせれば嬉しいな。

 

話が前後いたしますが、本日のVocal Lessonでは、水越恵子さんの「Too Far Away」を歌いました。居候Kくんの選曲でございます。谷村しんじさんが「Far Away」というタイトルでカバー?していらっしゃるようですね。とてもスローテンポで間が持たない感があり、私にはまだまだ歌いこなせないようでございます。

 

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昨夜、Kくんと秋の発表会用の選曲会議《一回目》を開きまして、といいますか、私が一方的にアコースティックでもできそうなバラードをチョイス(言い方古っ)して!と命令、いえ、お願いし、Kくん好みのあれこれを次々とネット検索して流してもらいましたら・・ひっかかったのは、中島みゆきさんの「夜曲」とかさだまさしさんの「檸檬」、竹内まりやさんの「純愛ラプソディ」とか。3曲位に絞って先生に選んで頂くつもりですが、歌いまっす!と感情たっぷりなタイプ、ちょっと難しそうなタイプ、我慾を捨て軽く歌うタイプ、とそれぞれタイプの異なるものにしてみようかと思っています。会場はお酒を飲みながらの小さなライブハウスで、生徒さん達15人程度出演、一般客なし、ギター&ベース&キーボードのアコースティック形式、リハなしぶっつけ本番、といったざっくばらんな身内の発表会で、Kくんは私の歌声を知らないのに、「お姉ちゃんには、中島みゆきとかを暗く、重く歌うより、さりげなく軽く歌うのが合ってんじゃないの」とわりかし的を得たことを口にしておりました。そうんなですよねぇ・・年齢とともに、好きな曲、歌いたい曲と自分に合う曲が、ズレてきてるんですよねぇ・・わかってはいるのでございますが、歌いたい曲(ポップロック)を若いうちにカラオケでしか外に出していないので自分の中で昇華しきれてない、だから執着し続ける、一方で、歳相応でないといけないのかという反発、で、逡巡するんでございましょう。しかし、Lessonのおかげ(朗読とかも含めて)で、心の中でこんがらがっている埃まみれの糸が徐々にほぐれて、埃が浮いてきた感があり、いつかきれいな一本の糸になるのかな。だといいな。すべては“我慾”?選曲会議はまだまだ続くのであります。

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日々感謝です。

モンステラ、恐るべし!一週間で・・。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

我が家の庭の記録のついでに、“乱暴な仕立て直しから2ヶ月以上が経った観葉植物たちの様子”も載せときましょ。

umikichi52.hatenablog.com

 

モンステラ】 

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 ↑ 約2ヶ月ちょっと前           ↑ 8/3

            ↓ 1週間で・・

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相変わらず、切込み模様がないのが気になります。

 

水挿しのモンステラの根もわんさか。 

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マドカズラ 

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  ↑ 2ヶ月ちょっと前          ↑ 8/3

            ↓ 1週間で・・

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水挿したち。こちらもわやわやと根が出ております。

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いつ鉢植えするんですか?って話でございます。  

日々感謝です。