今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

我が家の庭の観察記録⑳&パート辞める? 

こんにちわ、SUMIKICHIです。

ホームセンターでパートを始めて約半月、思いの外、4時間ずっとの立ち仕事は下半身に堪えますね(途中15分休憩あり)。色々勉強になりますし、楽しくはあるんですが、ちょっと身体への影響を考慮して、辞めることにいたしました。試用期間の三ヶ月は頑張ろうと思いましたが、その前にダウンしては皆さんにもご迷惑をおかけしますから。今はまだ重い症状は出ていないけれど、リンパ浮腫のことも気になりますし。根性ないなぁと自己嫌悪に陥りそうですが、無理はすまいと思います。働き方に関しては、安易に(そういうつもりはなかったけど)決めないでゆっくり考え直しましょ。

気分アップのため、今朝庭に出て気になるところの雑草を抜いてましたら・・

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なんと、5個目になるはずのヤマモミジの芽を一緒に抜きかけてしまいました!えっ?ここにも!一体何個生えてるんでしょう。生き続けてくれるかしら?しばし様子見。

他4個は順調(だと思う)に育ってくれてます。もう、新葉が4枚になってるものもございます。嬉しいなぁ。

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ミョウガの葉もすくすく。どんな風にミョウガができるのか早く見たいです。

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【あじさいアナベル

二つとも花芽が日々大きくなってますね。

こちらはおそらく白色

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こっちは、たしかピンク

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常緑ヤマボウシ

なんだかいびつな状態。赤枠は生きている部分、青枠・・死んでる?部分。

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これはススキかな?こんな色を経るんですね。

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日々感謝です。

 

地元町内会主催のウォーキング教室に参加してみた。座学も楽しいぞ。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

昨日、地元地区の保健センター主催の無料‘健康ウォーキング教室’に参加してみました。Eテレ「人生レシピ」で間違った歩き方特集が放送された頃、偶然このチラシが配布されており、迷わず申し込んでおりました。

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全3回講座で今回が初回。
第一回・・正しい歩き方、ウォーキングの効果、靴の選び方
第二回・・ストレッチ、実際に歩いて体感してみよう!
第三回・・継続のコツ、実践ウォーキング

講師は、健康運動指導士って方。60代位の小柄な女性で、背筋も伸び、にこやかでとてもハツラツ、立佇まいやお話されている時の表情を見ているだけで、‘やっぱり歩こうかな’って思ってしまいました。

本日は、主に座学、2時間。50代位〜70代でざっと40人はいらっしゃったかな。結構な数でびっくり。

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まずは、健康についてのお話。世間一般に言われている情報がほとんどで特に目新しいものは無かったのですが、個人的に知らなかった、というより、関心が薄くスル―してきたものに気づかされました。

例えば、“寿命”について、‘健康年齢’と‘寿命年齢’があり、‘健康年齢’は人の助けを借りずに自分のことは自分で出来ること。広島県の女性は、この二つの年齢の差が、全国で下から二番目の長さ。つまり、死ぬまで寝たきりや介護状態の期間が長いらしい。ということは、介護福祉に多くの税金がかかる(決して税金かけたくないという意味ではないです)、だから、行政としては、‘歩こうキャンペーン’を推進し、この二つの年齢差を縮めたいのかな。

また、「今は元気だし、運動してもしなくても別にいいよ、それに効果あるのかどうかもわからんし」と思いがちですが、もし病気になってリハビリをする状態になったとき、日頃、運動やウォーキングをやっている人とそうでない人とでは回復の度合いが歴然として違うようです。ですから、今やっても効果なんてと思わないで下さいと指導士さんは力説されていました。

私は、ハッとしてしまいました。ただ日頃身体を動かさないから、歩いてみるかな・・程度の軽い気持ちでしたが、そうか、健康で自立していることは自分の幸福のためだけじゃなく、社会のためでもあるんだよな、と。こんな当たり前のことは頭ではわかっていても、こうしてきちんと専門家のお話を聞くことがありませんでしたので、わかりやすく現実的に教えてもらうと、バラバラだったものがつながったという感じです。特に独り者の私は、歩かなくっちゃ。

 

ところで、‘コロモティブシンドローム’って皆さんご存知なのでしょうか?私、癌体験者ですのに、健康管理に疎過ぎます。とほほ。

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いよいよ、ウォーキングのお話。
ます、フォームについて。Eテレ「人生レシピ」で紹介していた内容と同じでしたが、実際に指導士さんが見本をみせて下さるのでわかりやすい。

 

sumikichi52.hatenablog.com

今回は基本的なフォームを教えて頂き、室内で実践。

背筋を伸ばす、その時の姿勢は、真っ直ぐつま先立ちして、すぐストンと戻す、これを10回繰り返して立った時の姿勢→股関節から下ではなく、ウエストから下が足だと思うこと→片足、膝を伸ばして踵から着地(踵の中心が地に着くように)→片方の足、ひざ裏を伸ばして、足指全体(小指側にならないよう主に人差し指あたり)で地面をしっかり蹴る→腰の体重移動・・文章だとわかりにくいですよね。

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面白いことに、指導士さんの指導で順を追って全員で歩いてみたら、最初は足音がドンドンって凄い音がしていたのに、最後は音があんまりしなくなってまして、いかに全員なんらかの変化があったのかを示してました。

しかし、マスターしたわけではなく、脳が「おや?いつもと違うことをしてるぞ」と反応したばかりで、まだ馴染んでいない、身体に覚えさせるまでには三ヶ月毎日やりましょうとのこと。

効果的なウォーキングのための4項目を教えて頂きました。
①効果的な運動強度のために心拍数の把握は重要。

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②余分な体内の脂が燃え始めるのは継続20分必要(諸説あり)。最初は5〜10分でも良い。
③二日以上あけない、出来れば毎日が理想的だが、出来る時でも良い。
④脂が燃えるのは、動かしている筋肉でなのでしっかり意識して動かす。

次回は二週間後。実際に戸外を歩くらしい。ストレッチの方法も次回。

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シューズはウォーキングシューズを準備。そして、紫外線防止のためのサングラスも。

宿題として、自分の心拍数を運動前、途中、後に計っておく、基本の歩き方で週2日以上歩いてみる、自分の目標を記入しておく、などが出されました。なんだか本格的。

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参加者の中に誰一人として知り合いがいませんが、それでも楽しかったですし、テキストの中に楽しむコツのページを見て、

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あっ、今実際にやってるなと意味もなく嬉しい気持ちになりました。パートのお仕事を始めてから片道15分程度歩いていますが、だらだら脇見しながらなので効果的な運動にするには、もう少し力強い方がいいんですねぇ。この講習が終わったら、この地区で月一程度歩こう会みたいなのを計画されているみたいで、参加してみよっかな。続くかなぁ。それと、今回はテキストからいくつか引用させて頂きました。

唐突ですが、劇団団長から届いた癒しの一枚。癒されるぅー。

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日々感謝です。

Eテレ「100分de名著 三国志・陳寿 第3回〜孫権 「信」がピンチを救う〜」を観て。周瑜は美男子、そこ重要!?

こんにちわ、SUMIKICHIです。
すっかりレギュラー視聴するようになったEテレ「100分de名著」。今月は、正史「三国志」。小説、漫画、アニメ、人形劇、ゲーム、そして映画と、1800年前の中国激動の歴史を描いた三国志は、世界中の人々を魅了してきた一大スペクタクル。この物語は「三国志演義」。しかし、実は、小説のもとになった歴史書がある。それが正史「三国志」、今月の名著。

お恥ずかしながら、私、中国の歴史は教科書レベルですし、映画「レッドクリフ」は観たことあるけれど程度で、‘正史’は存じ上げませんでしたので、ざっくり備忘録しときましょ。

第3回は、孫権の生き方から「信」の大事さを学んでいく、というもの。

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前回の曹操は、父親が総理大臣になるような家柄であるのに対して、孫権の家柄はそんなに高くない。それでも親兄弟から受け継いだ名士や武将との信頼関係によって勢力を広げて行く。

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まず、父・孫堅から紹介。
孫堅は揚州の弱小豪族の出身。武芸に優れていたが、経済的に自立していなかったため、トップ官僚の家柄の袁術のもとで反董卓連合軍に参加し、袁術を追いつめる活躍をする。その結果、董卓は洛陽から逃亡。孫堅は、董卓によって焼きはらわれ、盗掘されていた漢の皇帝の墓を修復。孫堅は‘漢の復興を助ける’という意味の“漢室匡輔”を基本方針にしていた。

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墓を修復することで漢への忠義を表わした。これによって多くの名士たちから人望を集め、信頼を得ることになる。その後も孫堅は、袁術のために戦うが、その途中戦死してしまう。

その孫堅の想いを引き継いだのが、長男の孫策だった。孫策袁術のもとで武将となって活躍したが、ある時袁術は自ら皇帝だと宣言する。孫堅の時代から漢に忠義を誓い続けた孫策袁術が皇帝だなんて認められるわけがない。ここで袁術と決別する。

そんな孫策をトップ官僚の家柄を持つ名士中の名士・周瑜が支える。周瑜は、もともと先代の孫堅の漢に対する忠義に共鳴していた。周瑜との強固な関係がさらに多くの名士を集め、孫策勢力を拡大する。しかし、一方で、孫策は制圧した地域の名士を厳しく罰したため、多くの恨みをかっていた。その報復として暗殺されてしまう。死の直前、弟の孫権に後を託す。

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孫権は、武力では父と兄にはかなわなかった。そのため、彼らから受け継いだ優秀な名士との関係性をさらに強める。また、革新的な発想を持つ魯粛という名士を招き、組織の基盤を強化。当時、漢の皇帝を擁立し、天下統一を目指していた曹操と対峙していく。
 
スタジオでは、兵も食糧も袁術に依存している状況だったから、袁術から離れるのはかなり勇気ある行動、孫権が継いだときはまだ幼くて、武力はないので名士との信頼関係を前面に出して行く、と補足。

 

そんな孫権に、ある名士が今後のビジョンを提案する。
“天下三分の計”、提案したのは魯粛。ん?“天下三分の計”って諸葛孔明じゃないかって?実は・・“天下三分の計”は、「三国志演義」では劉備に仕えた諸葛孔明が提案したと書かれているが、正史には魯粛孔明、二人のそれが記されている。

まずは、魯粛の“天下三分の計”。

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‘鼎足’とは三つの足。孫権曹操劉備のこと。

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魯粛は、曹操と対峙するには、劉備にも土地を与え三国を建てるべき、今は漢の復興よりも民の安心が大事と考えた。漢室への大義を掲げていた孫権と名士たちは、魯粛の構想を退ける。しかし、その後、彼のビジョン通りに三国時代が到来。魯粛の“天下三分の計”は、時代を先を見据えるグランドデザインだった。やがて魯粛の進言により、孫権は呉を建国する。

一方、孔明の“天下三分の計”は、あくまでも漢の復興を目指すための手段だった。孫権と連携しながら自分たちの基盤を固め、一時的に三国にし、時期をみて曹操を打倒し漢の復興を目指した。

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スタジオでの解説では・・
孫権は“漢室匡輔”を掲げているので、初めは受け入れることは出来なかった。ただ、漢って何だ?その当時、漢って曹操だったりするわけで、曹操が好き勝手に漢を動かして以上、それは本当の漢なのか?完全に混迷の時代だから、漢とか儒教とか絶対的な価値観を否定する、飛び抜けた意見が出てくる。それを認める人もいればそうでない人も、そしていろんな価値観が出て来るのが混乱している時代の特徴。

そんな時代に、自分はどういう風に考えるのか、そして、その上に君主がいて、君主をどう説得させるのか、君主が何を選ぶのか、選択肢は状況に応じて変わってくる、と。

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そしてついに、孫権曹操が対決しなければならない時がやってくる。
ある時、孫権に天下統一を目指す曹操から、降服を求める書簡が届き、圧倒的な勢力を誇る曹操を前に、孫権側の名士たちは、曹操に降服し、曹操のもとで出世をすればいいのではないかと主張。しかし、それに反対した名士がいた。周瑜魯粛周瑜孫権と名士らを説得。孫権軍は水軍では有名であること、さらに支配する人民からの信頼が厚いことを取り上げ、降服すべきではないと主張。

悩みに悩んだ孫権は、周瑜魯粛を信頼し、曹操への交戦を決意。三国志で一番有名なあの“赤壁の戦い”。曹操軍10万、対する孫権軍3万〜5万、圧倒的に曹操軍が有利。
戦いに挑む前に、当時勢力を伸ばしていた劉備とその軍師・諸葛孔明と連合関係を結ぶ。そして、劉備軍1万を加え、長江をはさんで赤壁の地で対峙。決戦は208年12月孫権側の将軍・黄蓋は降服すると見せかけて、焚き木を積んだ船に乗って曹操軍に接近。この作戦は、孔明が東南の風を呼んだりして、派手な活躍をしたことになっているが、正史には書いていない。フィクション。主役は黄蓋だった。

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曹操は、黄蓋が降服すると信じていたため対応が遅れなす術がなかった。結局、敗北した曹操は、中国統一を断念した。この戦いをきっかけに、曹操孫権劉備、この三者がしのぎを削る三国時代へと突入。

 

ところで、この“赤壁の戦い”、正史と三国志演義とではだいぶ異なっている。

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伊集院さんは、唯一知っている③番の矢(矢が足りなくて、おとりの船に飛ばしてきた相手の矢を集めて使いまわした)のこともフィクションだと知り、あんぐり。4番目の風もフィクション。

曹操は、「孫子」の兵法をきちっと学んだ人で、その中には百戦百勝ってものを褒めていない、そんなに戦うと国が痛んでしまう、戦わないで国を降服させるのが最大の成果だと書かれているので、そうしようとした。そして、黄蓋が接近してきたとき、降服に来たんだと油断した。大きな敗因はこの油断だったかも、一方で、孫権側は、周瑜魯粛と結んだ信頼の厚さが、降服巧作に切り崩されないで戦いを続けることが出来たのが勝因と解説。

伊集院さんは、降服するにあたって、あいつ、ギブアップするんじゃないかって疑心暗鬼が一番怖いですよねと言う。

孫権が攻められる前に、荊州が攻められ、降服した人々は高い地位に就いている。そういうのを見せつけて降服を要求してくるので、降服した方が有利だという情報は共有していたはず、なのに降服しなかったという点に信頼関係を見ることができる、と先生は補足。

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最後に、また伊集院さんは、そもそも自分の信条って何?お給料が良いことなのか家族が笑っていることなのか、そんなものがどこかに行ってしまうと家族という集団がすごく弱くなったりする、会社にしてもそう、それがあるからうちの会社っていいよねっていうところを一回見返すことがあっても言い気がする、と話す。

突然、周瑜は凄く美男子だったという話になり、フィクションでしょと思ったら、正史にもちゃんと出てるらしい。事実は小説より・・ってことが色々出てきますね、と伊集院さんは笑う。そこ、重要なんだぁ・・。次回は、いよいよ人気の劉備諸葛孔明

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今回観ましたら、何故だか急に映画「レッドクリフ」を観たくなり(過去に観たのに)、Vocal Lessonの課題曲選びのためのCDレンタルのついでに、パートⅠ・Ⅱとも借りて観てしまいました。

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周瑜は誰が演じてたっけ?ああ、この方でしたね、と満足。昔は、歴史を深く知らずただの物語として観てましたが、この番組で大まかな流れを教えてもらって観ると随分見方が変わってる気がします。うーん、しかし・・次回の劉備諸葛孔明を観てからにすべきだったかな・・ちょっと早まりました。

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日々感謝です。

 

Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ〜50代からのファッション改革〜」を観て。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」、今回のテーマは〜50代からのファッション改革〜。今、年を重ねた女性のファッションに注目が集まっている。娘のアドバイスによってみるみるおしゃれ上手に変身した50代女性のブログが人気を集めたり、おしゃれな着こなしをしているシニア女性の街角スナップの写真集が出版されたりしている。そこに共通するのは、年を取っても堂々とおしゃれをしたいという前向きな生き方。いくつになってもファションを楽しみ、輝き続ける女性の姿を伝える、という内容。

印象的なところをざっくり備忘録しときましょ。写真がなく文章ばかりですのでわかり辛いかも。

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まず、金子敦子さん、54歳。
3年前から、日々のファッションを自撮りしてブログ『命短し恋せよ乙女☆50代の毎日コーデ』にアップしている。

50歳を過ぎた頃、デパートの鏡に映った自分の姿を見て、あまりのおばさん度にがっかりして、このまま歳取るのは嫌だなと思ったみたい。それで、自分を変えたくて、毎日のコーディネートを自分の記録として撮影していたけど、それじゃ続かない、誰かに見て頂いて、人の目を感じることで続けられるんじゃないかとブログを始めた。高価なアイテムを使うわけではないのに、50代とは思えないナチュラルで、きれいで、可愛いファッション。

同世代の女性たちから絶大な支持を得ている。自分の服装に自信なかったというけれど、今やブログの読者10,000人、カリスマブロガーになってしまった。

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金子さんのオシャレ履歴書・・・
学生時代、大人しかった10代はおしゃれに関心なし、20代はバブル絶頂期でワンレン・ボディコン。30歳で結婚し、長女・春さんを出産。育児に追われ、気づけば万年GパンにTシャツ姿。しだいにおしゃれからほど遠くなった。

「何着ていいかわからなくなった。やってもやっても上手くいかない。自分に似合うものってなんだろう?っていつも必死になって考えていた」

悩んでいたとき、オシャレに変身させたのは19歳の娘・春さんのアドバイス

春さん、早速この日のコーディネートをチェック。
「尻デカじゃない?スカートをさ、白持ってくるべきかね?」(きっつー)

膨張色の白は、腰回りに自信のない金子さんがはくと、太さを強調してしまうと指摘。

「靴下が気になる。モコモコしたやつじゃなくて、もっとピタっとした丈の短いやつとかがいいんじゃない」

指摘されたことはメモを取り、次に生かしている。春さんが辛口で批評し、金子さんが参考にするというスタイルが出来上がった。

こんな調子で母親をどんどん変身させていった。

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母と娘のファッション改革その①『黒神話の崩壊』
金子さんは黒色の洋服をよく着ていた。とりあえず黒を着ておけば、どんな場所に出かけて行っても大丈夫だと思っていた。
“黒は便利だから多用する、そんな怠けた心にアウト!!”

「黒を着るっていうのは、おばさん、すごいやりがちじゃん。それってすごくおばさん臭いことなんだと思う。細く見せたりするけど、顔色も悪くなるし、あんまり良くない。」と春さん、痛快。

「黒に関しては、素直にそうかなって思いましたね。実際に写真撮ったからだと思う。自分の写真を見てみたら、やはり黒を着てるときはいただけない」と金子さんも納得。

確かに、黒いトップスやパンツを、白いシャツ、紺色のボトムスに変えると、顔周りも明るくなった。全体的にとっても爽やかな印象。

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母と娘のファッション改革その②『若者アイテムにさようなら』
大人カジュアルの代表として手を出したくなるひざ丈の‘ドミンゴスカート’。タイトなシルエットで、素材がしっかりしているのが特徴。金子さんも持っていて組み合わせていたが、“そんなドミンゴスカートに毒舌娘がアウト!!”

「この素材、分厚くてシルエット的にも硬いから、太ももとかが気になる。ちょっとこれはうちの母親が着るとイタイなと思った」と毒舌娘が言うと、「写真を見てしみじみ、これはいけないなって気づきましたね」と金子さんも納得。

足の太さが強調されていた。それで、素材は柔らかなロングスカートに変更。すると、足の太さが気にならず、きれいなシルエットになった。

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母と娘のファッション改革その③『似合わないものはあきらめろ』
中でも娘の辛口コメントが炸裂した洋服がカラフルなセーター。
シマシマのセーターは代官山のお洒落な古着屋さんで一目ぼれして買ったんです」と金子さん。“50代、一目ぼれで洋服を選ぶなと、アウト!!”

「見た瞬間、なんでこれ買ってきたんだろうって思いましたね。グリーンとブルーという寒色系コンビだから母世代の人には、色のコンビとしてどうかなと。似合わなければそんなに執着する必要はないと思う」ですって。

「最初は納得出来なくて、シマシマちゃん、お気に入りだったので何回着ても同じ反応だったので処分することにした」とか素直な金子さん。

「直接言われたら頭にくるかもしれないけど、写真見ながら聞くと、凄い面白いなって、一緒に笑っちゃう感じ」らしい。

母がブログに写真を載せ、娘がファッションチェックをする、二人三脚のファッション改革はいつしか評判に。

「突然人気が出て、皆さん、娘の声が聞きたいわけ。娘はどう思っているのか?周りの読者の方は大人なので、基本、褒めるじゃないですか、本音は出ないわけ。本音を言ってくれるのが私の場合、娘。この言葉を聞くことで向上したんだなって思ってます」と金子さんは言う。娘の愛と鞭のこのブログは、二人に対する応援コメントで溢れるようになった。そして、なんと、二人のやりとりが本になってしまったのだ。

お洒落で素敵に変わったお母さんに、娘は
「急に昔の知り合いが、新しい母を見たら、‘お母さん、凄い若返ったね’って言ってて、私としては、みんなが驚いてくれるのが自分のことのように嬉しかったから、うちのお母さん、変わって良かったなと実感しましたね」と何だか嬉しそう。

「昔は、こなす感じの着方をしていたけど、今は服を楽しむ着方をしていると自分では思っている」と金子さんも楽しそう。

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スタジオでは、ゲスト講師、スタイリスト歴30年の地曳いく子さんが「娘さん、厳しい。大人の痛いところをグサグサ切ってくれて。でも、あれぐらい言ってもらわないと、‘平気、平気、大丈夫’ってお友達ばかりだとあなたのことだから関係ないわで終わっちゃう」とはっきり言う。

さらに、ブログの効果について、
「あると思う。私もファッションがわからなくなったとき、毎日自撮りしちゃうんです。それで、一週間後に見ていくと、イケてるときとダメな自分がわかる。金子さんは、イケてないのをやめていくという作業をして、さらに辛口コメントとなると最強ですね」と話す。

黒の服については・・
歳をとると元気がなさそうに見える。ボトムに使うとかチークやグロスなどメークを濃くするとかしないと黒の強さに負ける。黒が似合う年代もあった。けど、絶対に着てはいけないわけじゃなく付き合い方を変えましょ。

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続いては、ゲストの阿佐ヶ谷姉妹の妹・木村美穂のファッションチェック。
普段よく着ている恰好を写真で拝見。パーカーが好きでよく着ている。20年位ずっと同じ。パーカー+若ぶりなTシャツ+Gパン。

地曳さんは、「顔だけ隠して見るとすごく可愛い。今の大人になった木村さんの顔に、ついていかなくなっちゃったの。三点とも若者アイテム。パーカーは小顔効果があっていいけれど、Tシャツをいかすのなら、大人っぽいロングスカートなど、素材を大人っぽいものを取り入れる。これだと大人要素が一滴もない」とバシバシ切る地曳さん。

 

最も自信のある‘丸首カーティガン+白のレース地ブラウス+プリーツスカート’コーディネートを見て、「ブラウスはいいけど、上も甘い、スカートも甘いので、上を活かすなら下を辛くするとか、大人はちょっと甘辛にした方がいい」と解説。

白のレース地ブラウスを使って変身!!ブラウスの上に合皮のベージュ色デザインJK、JKの縦に流れるラインが欠点を隠してくれる。

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もうひとつ、おすすめのコーディネート。
カーキのシャツワンピースに春らしい黄色の大きな花が描かれたストールを首回りに巻き、手首の細さを強調するためブレスレット。「お顔が地味でらっしゃるからストールで華やかさを・・」と地曳さん、おかまいなしにズバズバと。

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そして、60歳以上の先の世代の、自分のスタイルを持ったオシャレでカッコイイ女性たちを紹介。街を歩くそのカッコイイ女性たちのスナップ写真集が出版されており、12万部の売上げ。撮影した若い写真家・MASAさんは「こんなカッコイイ人たちもいるんだぜ。若い人たちに将来こんな風になるために、頑張ろうぜ!」というメッセージを込めてと撮っている。そして、こちらも若いデザイナー・MARIさんは「歳を重ねるからこそ出る魅力を否定するんじゃなくて肯定して、ポジティブに捉えられるようにファッションを通していろんな世代に伝えていけたらいいな」と話す。

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自分流にファッションを楽しむ二人の女性紹介。

大田さん、67歳。
歯科衛生士として60歳まで働き、定年後、毎日洋服を選ぶのを楽しんでいる。この日着ていたTシャツは腕を横に広げると象さんになっている。洋服選びに歳は関係なくて、自分に似合って楽しければそれでいいと思っている。若い子が着そうなふんわりワンピースも素敵に着こなす、若者むけのお店で4,000円、すそからレースが見えるようにペチコートを手作り。布製のアクセサリーも作る。

和田さん、71歳。
この日、今年の春夏オススメの柄、ボタニカルプリントのシャツをさりげなく着こなす。「色が派手だと着られる感じになるので、白とグレーで抑えたものを取り入れてみた」と話す和田さんは、東京都内でいけばな教室を開き、アクセサリーも洋服にあわせて、いつも生徒さんにも評判。

22歳で結婚、三人の子供て、しかし、47歳の時に旦那様をすい臓がんで亡くし、それまでの女性らしい良き母の服は捨て、短めのボブ、後は刈上げ、強い女性をイメージした個性的なスタイルにチェンジ。お洒落は自分をアピールするもの、ちょっととがったファッションをしてきたが、最近変化が。「亡くなった夫が好きだったファッションに反発していた時期もあったけれど、ここへ来て、夫が好きだったものに戻ってきているのかな。不思議です」とにっこり微笑む和田さん。

夫が亡くなったあと、肩肘を張って生きてきた和田さん。年齢を重ね、その必要もなくなり、自分のオシャレを確立した。
「亡くなった夫が、‘今日のあなたはすごく素敵ですよ’とよく言ってくれた。それは私にとっては有難かった。自分らしい味付けをしたお洒落をしたい」

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ライフスタイルによって洋服は変わる。強く生きたいとき、攻めて戦うとき、歳を重ねて自分を確立したあとはナチュラルに戻る・・ファッションは変わって行かなきゃいけないんですよ、昔の自分にしがみつくからおばさんに見えちゃう、と地曳さん、最後までズバズバ辛口だった。(完)

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金子さん親子のプログは楽しそうです。それに、どんどんナチュラルに、素敵になられて驚き。さらに、諸先輩方がお洒落を楽しんでらっしゃる姿も素敵。たしかに、最近、本屋さんをのぞくとシニア世代のファッション本が並んでいて、いつの間にかこんな時代になったのね、と思っていました。例えば、白髪にショッキングピンクなどの派手な色合いが映えてカッコイイんですよね。誰に遠慮することなく堂々と、私はコレが好きなの!って。私は、断捨離でかなりの量の洋服を処分しまして、早期退職もしましたから、贅沢が出来ず、この一年衣類を購入しておりません。下着とかは買いましたけど。

まぁ、私は今後このスタイルで行こう!と決めたのが、昔から好き、といいますか、一周回って戻ってきたのが、ダンガリーシャツとGパンですね。背も高くにい、肩幅狭い、胸ない、尻デカ、足X脚で短い、顔でかめ、なので本来似合うはずもないんですけど。うーん、オシャレコーディネート、自分に似合う服の研究が面倒臭いのでしょうね、この時点でもはや脱落者。今風の大人ふんわりロングスカートとか襟足を抜いたふんわりシャツなども着てみたいなとは思うものの、すぐ飽きるかな。それに、予算ないですし。結局、人生と一緒で、自分らしさを確立できてないなぁ、私。

そうそう、鏡を見る、写真で自分の姿を見る、これ大事ですよね。私もたまーに自分の姿を見ますが、目をそむけたいです。が、そこを踏ん張ってじーっと見ると、イケてないところがわかりますよね。歌にしてもそうですね。上達のコツは、自分を知ること、自分の歌声を客観的に聴くと、イケてないところがわかりますよね。って、買ったままのレコーダーを使いこなしてない私。とほほ。今回も楽しい内容でございました。

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日々感謝です。

我が家の庭の観察記録⑲&通勤風景〜そこまで見る!?〜

SUMIKICHIです。

お仕事の行き帰りの楽しみ、気になった景色を載せときましょ。そして、またまた我が庭で可愛いモノ見つけましたのでそれも。

まず出勤時・・

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f:id:sumikichi52:20170516145338j:plain きれい

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f:id:sumikichi52:20170516145638j:plain 水田に映るモノ

f:id:sumikichi52:20170516145346j:plain 毎朝すれ違うご夫婦

 

仕事帰り・・

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f:id:sumikichi52:20170516145345j:plain ←手作り道具仮置き場、面白い

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人通りのない道、ネコ二匹、横を通り過ぎる私を凝視。襲われる?

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f:id:sumikichi52:20170516145911j:plain 身じろぎせず、じーっと。目が細くなってる?

f:id:sumikichi52:20170516145805j:plain まだ見てるー。ホントに見てる。

 

さてさて、我が家の庭。

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出勤前と夕方に分けて、少し雑草を抜いていましたら・・

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また見つけまして。ヤマモミジ(?)の芽。2つ追加!です。両方とも高さ2〜3㎝位です。

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f:id:sumikichi52:20170516192655j:plain 小さな小さな葉も出てる

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以前見つけた2つの芽は、1㎝は伸びたかな、順調に育っているようです。踏みつけてはいけませんので、石で囲っておきました。結果、今のところ4個見つけました。

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もう少し育ちましたら、鉢に植え替えてみようかな。引き取ってくれる友人がいたらプレゼントしよ。

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Vocal Lessonの先生からお聞きしたのですが、モミジの花はやがて飛んで、中にある種が辿り着いた場所で上手くいけば芽吹くらしい、花は、遠くまで飛ぶように竹とんぼのような形になってるらしいよと。へぇー、そうなんだぁー、とよくよく見ますと・・赤枠で囲んでいる部分が種になるんでしょうか。徐々に膨らんでます。ということは、去年飛んだ種が、我が庭で芽吹いているわけですね。知らなかったぁ。

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他にも、あじさいアナベルももう少ししたら花が咲いてくれそう?

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ミョウガの成長、早過ぎっ!

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しかーし、これは誰のしわざなのでしょうか。穴がぼこぼこと。ネコなんでしょうねぇ。この辺、鹿が出るので、それかなぁ・・。

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がっかりなのが、家の裏に植えてみたミョウガがやられてしまいました。掘り返されてる?わかりにくい写真ですね。

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紅色トキワマンサクも花後はまた枯れ木のごとく寂しくなってます。やれやれ。

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ヤマモミジの花にしてもなんにしても、会社員時代は心に余裕がなくて、庭で植物を育てて愛でることもなく、自然の美しさに気づかず過ごしていましたが、早期退職後、気持ちにゆとりが持てる贅沢な時間を頂戴し、じーっと眺めているとシンプルに、今を生きてる実感を味わえます。あぁ、金銭問題はとりあえず横に置いて。

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日々感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NHK「ノーナレ〜諦めない男・棋士 加藤一二三〜」を観て。散った桜の花びらも美しい・・。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

少し前、毎週日曜日の午前中に放送している「ワイドナショー」で、藤井聡太くん四段が公式戦16連勝か17連勝達成かのニュースを取り上げてまして、ゲストに棋士加藤一二三さんが出演されていました。私、将棋は詳しくなくて、棋士ですぐ頭に思い浮かぶのは、羽生さん(さん付けはいけない?)くらいのもので、あとは、アニメ「青いライオン」をEテレで観た、知り合いの中学生の息子さんが棋士を目指してて大変そう、そんな程度ですので、加藤さんのことも全く。かなり凄い方のようですのに、ダウンタウンの松本さんが“ひふみん”って仇名で、突っ込んでらっしゃったので驚き。こんなユニークな、TV制作側の大好物そうな人材がいらっしゃるのねと思っていたところ、NHK「ノーナレ〜諦めない男・棋士 加藤一二三〜」というタイトルを番組表で見つけ、迷わず録画視聴いたしました。

この「ノーナレ」、ナレーションが一切ない、新スタイルのドキュメンタリー、ということで興味はあったのですが、観たことは無く、丁度良かったです。ざっくり備忘録しときましょ。印象に残った部分だけで、あちこちに話は飛びます。今回は、深い意味はありませんが、写真少なめバージョンにしてみました。

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SIDE・A 諦めない男①史上最年長の棋士
史上最年少プロ棋士・藤井啓太四段の弁
「76歳とは思えない迫力、でも時折、可愛らしい仕草・・対局中にカバンの中からチーズを取り出して来られて、それを目の前で食べられると、顔を上げて見ないわけにはいかない。・・休憩終了前に、指しました、斬新ですね」

 

SIDE・B 加藤一二三伝説
棋士・内藤九段の弁
「加藤さんは子供の頃から、福岡のダイヤモンドと言われてまして、加藤さんの周りだけが涼しいんですね、冷やっとしてるんです。その時に、‘僕は8割の力が出せたらいいと思って指してるんだよ’と言ったんです。それでびっくりしましてね、天才は涼しいものかという印象だった」

加藤さんは、14歳7ヶ月でプロ棋士に。当時の最年少記録。18歳で八段、史上最速で昇段。“神武天皇以来の天才”と呼ばれ、升田幸三実力制第四代名人曰く“この子、凡ならず”、中原誠十六世名人曰く“加藤さんは雲の上の人だった”と。

羽生さんの弁
「加藤先生はよく色紙で、“直感精読”と書かれてまして、直感を掘り下げていい手を見つけようと、こんなにたくさんの手を読んでいるのか、とか、こんなにたくさんの手が見えるのかというところでのインパクト、衝撃はとても大きかった」

 

SIDE・A 諦めない男②引退の危機
1月12日順位戦。もし負けたら、もし負けたら引退の瀬戸際に追い込まれる一局になる。もともと加藤さんは名人だが、一つずつ段階的にクラスが落ちて、現在C級2組の下から3番目の成績。残念ながら結果がついていかなかった。現役引退が決定した。

 

SIDE・B 支えてきたもの
棋士先崎学九段の弁
「一対一で檻の中に入れられた人間が戦うっていうことなんですよね。相手は必死に勝とうとしてくるからその相手に対して、それ以上の気持ちを持っていないと崩れちゃうんです。だから、そういう意味でみんなあるんだろうと思います、バランスをとるための何かが」

加藤さんは、名人戦にも昭和35年以来出場できず、他のタイトルも獲れないでいた。“このまま指し続けても、この先大きな展開はないな・・”。私は行き詰っていた。このままでは、自分の棋士人生は見えている。なんとか壁を突破し、打開する術が必要だった。“洗礼を受けることで、新たな道が開かれるのではないか?”それが、最初にカトリック教会を訪ねた理由だった。

「本当に祈りの方です。お御堂の静けさの中に身を置いてらして、神様にひたすら時間をかけて本当に心を開放させて祈ってらっしゃる。またやるぞ、また戦うぞという元気と勇気がその祈りから生まれてくると思います。彼が信じて、諦めないで頼み続けたので得られたと思います」と神父さまは言う。

 

昭和57年、42歳でようやくつかんだ名人戦挑戦権。対局相手は中原誠、9期連続名人の絶対王者。両者譲らず、三度の引き分けが起きる異例の展開。史上最長の十番勝負にもつれ込んだ。中原“玉”に即詰めを見つけて、ひょーっと立ち上がる、それから即詰めに討ち取って、加藤新名人が誕生する。その時、すぐに席を立って、ダダダダっと階段を駆け下り、編集部の直通電話から自宅に電話して「お父ちゃん、勝ったよ」と報告した。精神的に苦しかったんだろう、そこから解放された気持ちをまっさきに家族に伝えたかったのだろう。

加藤さんはとても子煩悩。出産時、早く赤ちゃんを見たくて、新生児室のガラス窓に頭をゴツンとぶつけたほど。

妻・紀代さんの弁
「夫の師匠から、勝った時はほっといていいから、負けた時は、すごく大事にしてあげて下さいねと言われたのを覚えていて、負けた日はニコニコして好きなものをお料理して将棋のことは触れないようにしてましたね」

 

SIDE・A 諦めない男③奇跡を信じて
現役引退ニュースについて加藤さんは・・
「現役であるか引退するかに関して言いますと、確かに重症の患者だと思うのね、そうだけども、別に死ぬわけじゃなしんですよ。仮に引退する状況になったとしても順位戦以外に、例えば将棋戦であったり、王将戦であったり、NHK杯戦であったり、たくさんの対局があるんですね。理論としては勝ち続けてタイトル奪取している間は引退ではないんです」

現実的には不可能に近い話だが、そういう風にコメントするところが加藤さんらしいようだ。

飯島七段(B級1組所属の強敵)との対局。加藤さんが猛攻して、飯島さん投了。引退決定直後翌日の史上最年長勝利。
「素直に嬉しいことだと思います。私は今まで2000何局か戦ってますけども、今日戦った作戦は、この中で5局くらいしか指してない将棋なんですね。新しい戦いの展開がまだまだあり、無限です」

 

SIDE・B 将棋という世界
指し手のバリエーションは無限にあるといわれ、10の220乗だとか。例えば、天文学者が扱っている星の数が10の25乗個というのと比べると随分大きな数だ。考えて、考えて、考え抜くというところは天文学者が少ない情報の中で、分からない部分を読み解いていくのに似ている。

また芸術家の要素もあるのかも。例えば、将棋と音楽はジャンルが違えど、こういう曲を作りたい、こういう一局を指したい、後世に残るこの一曲、この一手を、という気持ちは同じかも。加藤さんは、大変なことがあったときに、ベートーベンのピアノ協奏曲第5番を聴いて気持ちを奮い立たせている。

 

諦めない男 最終章

「やっぱり長い年月が経つと、そろそろ新しい風かほしいなとというところが出てくる、言い換えると、それも価値観の入れ替わりだと思うので必要なもの」

対戦相手との対局をコピーして持ち帰る。

「今は研究の時代と言ってもいいかもしれません。私が42歳で名人になったんですけども、その頃に比べると研究時間は3倍くらいに増えています。みなさん、パソコン派ですよね。私はモダン派」

羽生さんの弁
「ある部分テクノロジーの世界なので、新しい技術がどんどん出てきますし、それをどういう風に取り入れていくかということも、とても大切なこと。一方で、加藤先生が、これだけ長きにわたって続けてこられたのは、小手先の目先の利益を取るというようなやり方は、決してしなかったからなんじゃないかなとも思うんですよね。求道者のような先生だとも思っているんですけど。」

加藤さん
「私は、つい最近悟ったんです。バッハは自分が能力があって、理屈抜きで名曲を作ったんです。私もそうあるべきだと思った。理屈抜きで私も将棋の才を頂いているわけだから、ひたすら将棋を指して、良い将棋を指すことに尽きる」

佐藤名人、加藤さんと対局するにあたり、
「加藤先生の中で闘志はもちろん持たれていて、それが拡散するよりも、静かに燃え上がるような・・メンデルスゾーン交響曲第3番の第一楽章のように、最初はとても静かな静謐な雰囲気で始まる、そのあとに激しい感情のうねりみたいなものにつながっていく、加藤先生が持たれているそんなオーラを感じながら、この対局の一瞬一瞬を大切にしたいと思う」と話す。

美しい引き際とかを考えないのではないか、戦い続けることこそ人生。自分からは戦うことを絶対やめないという凄さを感じる。

羽生さんの弁
「歳月の重みというのは、想像以上に長いという感覚はありますね。私、今、加藤先生の半分にも達していない、現役の年数でいうと。だから、最多敗は、活躍していないと絶対に作れない記録なので、人智を超えた世界というか・・」

佐藤名人との対局の詰み、負けたが、とても美しいと記者たちは言う。

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最後に、妻・紀代さんの弁
「桜の花って満開のときも、花吹雪のときも、散ったひとひらの花びらが土手の草花の上にちょこんと乗っているときも、満開の花びらと同じで枯れてないんですよね。きれいなままの花びら、ああ、パパ、一生懸命やって散った花びらみたいに、きれいな部分が残ってるんだったらいいのかなと思って。本人も意気消沈はしておりませんので、すごく明るく元気にまた違う使命を果たすべく、きっと頑張るのではないかな」 (完)   

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毎度のことながら、だらだら長くなりました。何も綴らない方が良いように思いまして、ここまでに。あっ、二つ。ひとつは、奥様の最後のコメントに感動。私も散って地面に落ちた花びらを見て、きれいだなと思う方でございます。二つめ、美しい詰み。勝敗関係なく、自分が目指す詰み。なんとなく、いいですね。美しい○○。

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日々感謝です。

地元劇団公演のお手伝い雑記①

こんにちわ、SUMKKICHIです。

 本日は、“ずっとやりたかったコト”関連の活動に参加いたしましたので、ざっくり綴っておきましょ。地元で結構人気のある社会人劇団の公演が今月下旬に予定されてまして、私は制作、簡単に言うと、チケット管理や当日受付などを頼まれております。本日は通し稽古があり、役者が全員揃うというので、チケット集計表に間違いがないか各自チェックしてもらうため、仕事終わりで稽古場に顔出ししました。

sumikichi52.hatenablog.com

公演の宣伝をさせて頂きましょう。

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って、チラシ載っけるだけ?手抜きですみません。

制作グッズを引き継ぎ、通し稽古を少し見学。やっぱり、私の劇団とは全く別物の空間。

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それもそのはず、チケット料金当日券で大人3,000円もするのですから、当たり前でございますね。

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どうでもいい話ですが、我が劇団の団長も、この公演に客演参加していまして、写真撮影好きなのに稽古が忙しくて遊びに行けない団長のために、私が撮ったチューリップ写真を吐きそうなほどプレゼント。

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エプソンのカラープリンターで印刷したものですので、本格的ではないんですけど。癒しにはなりますでしょう。ちなみに、はっきりくっきりバージョンとマットバージョンを。私、キヤノンよりエプソン、レーザーよりインクジェットが好きです。えっ?興味ない?すみません。

 朝からお仕事なので、夕方以降から夜にかけてのおでかけはしんどいかなーと思っていましたが、自分の好きな空間に身を置くのは、かえって気分転換になって良いなぁ、と今、感じております。

それと、本日見た癒しの景色を載せときましょ。

仕事の行き帰りの風景、癒されます。パチパチ撮りながら歩くのが日々の楽しみでもあります。

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f:id:sumikichi52:20170513214721j:plain 美しい緑のグラデーション

 

アートを感じます。

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人通りのない田舎道に咲く、誰に見られることも、褒められることもないけれど、ただ静かに美しく、凛と咲いています。まだ、蕾がたくさん開くときを待っておりました。

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なんと、我が家の庭で勝手に芽を出してくれたヤマモミジが日々成長してくれてます。いいぞ、いいぞ!高さ2.5㎝位かな。

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日々感謝です。 

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