今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

我が家の庭の観察記録⑨&草むしり③

 

こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日は晴れそうです。りっぱじゃないけど心躍る我が家の庭の“花が咲くまで”の観察記録⑨。今朝の様子は・・・一見、変わってないじゃんって感じでございます。それと、草むしり進捗状況③も。  

 

【ヤマモミジ】本日も大量に開いてます

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赤丸タイプはこれまで気づきませんでしたが、どうなるんでしょう。

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もう一本のヤマモミジの方は、まだ蕾が多いです。

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葉先が茶赤色に変化しております。

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ハナミズキ】 

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【紅色トキワマンサク】 

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全体的に先端の色が薄くなってます。どうなるんでしょうか。

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【ロドレイア】 どうなっていくのでしょうか。

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【オガタマ】 

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常緑ヤマボウシ

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【あじさいアナベル二ヶ所ともすくすくと。

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さて、本日の草むしりは早朝6時前から一時間程度。ちょっと寒かったけれど、あっという間の時間。

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          ↓

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          ↓

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          ↓

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          ↓

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ミントが黒の囲いを越えて勢力拡大中。少し抜きましたら香りが漂い、一瞬癒されました。

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          ↓

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またまた見つけてしまいました。これって、モミジ?2㎝位の芽ですけれど、葉の形がモミジですよねぇ・・違うか・・・しばし様子見です。観察対象が増えました。

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そして、すみれ?じゃないですよねぇ・・これもしばし、様子見。

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楽しい朝のひととき。明日の草むしりは玄関周りを予定しております。  

sumikichi52.hatenablog.com 

日々感謝です。

“御衣黄”、満開!って紹介されていましたのに・・・。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日、早朝の草むしりを一時間で切り上げ、心待ちにしていた遅咲きの桜“御衣黄”を見ようと植物公園に出かけました。

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開園と同時位に入園しまして・・ちょっと恥ずかしかったかな。先日、夕方のTVローカルニュースで聞いたことのない“ゾウコンニャク ”の花が咲いたと紹介されていましたので、混む前にまず、そちらに行きました。

 

先に看板を使って“ゾウコンニャク”なるものの紹介。すみません、手抜きで。

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で、その花というのがこちら。花?開く前の状態が知りたいですね。

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枯れると、こちら。

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体が、こちら。らしい。

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へぇー・・・花って、うわぁー美しいぃ〜と気持ちが華やかになる、もしくは面白いねぇ〜と微笑ましく笑えるものだと思っていましたが、リアクションに困るってもあるんですね。咲いた直後は、種を運んでもらおうと虫を呼び寄せるため肉が腐ったような強烈な臭いを発するようです。本日は無臭だったと思います。

 

そして、お目当ての遅咲き桜たちの所へ。花びらが二重、三重だったり、手毬のようにぎゅうぎゅうに詰まって咲き誇っていたり、見応えございました。

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お目当ての桜ですが(間違ってるかも)、終わりかけてたような。

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f:id:sumikichi52:20170422192502j:plain これ素敵でした

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f:id:sumikichi52:20170422194447j:plain 手毬の群集が宙を舞ってる感じ

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本数はそれぞれ1本とか多くても3〜4本でしょうか、多くはないんですが豪華。

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ガイドさんによる桜の説明会が開かれてました。ちょっと興味津々でしたが時間がないので今回は諦めました。

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桜の他、気になった花や芽などを載せときましょ。

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f:id:sumikichi52:20170422192453j:plain ヤマブキ? 鮮やかな濃い黄色

 

毎度のことですが、ちょっとアートを感じまして・・。

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f:id:sumikichi52:20170422192524j:plain トネリコ

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f:id:sumikichi52:20170422192444j:plain チューリップも水分補給

 

緑のグラデーションが美しいですね。撮影技術が素人なもので・・。

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来週は、中国地方最大のチューリップ畑に出かける予定です。どんだけ癒されたいんでしょうね。

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日々感謝です。

 

 

 

 

我が家の庭の観察記録⑧&草むしり②

 

こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日は晴れたり曇ったりでした。りっぱじゃないけど心躍る我が家の庭の“花が咲くまで”の観察記録⑧。今朝の様子は(現時点もう夕方ですけど)・・・一見、変わってないじゃんって感じでございます。それと、昨日から始めた草むしり進捗状況②も。  

 

【ヤマモミジ】まだまだ開き続けてます。くどくてすみません、好きなもので。

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ハナミズキ】 

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まだ小さいサイズですが、完成形はどの位の大きさなのでしょうか。

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【紅色トキワマンサク】 

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枯れたと思っていた枝から、日々芽吹いてます。

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↓ 先端が薄紫色といいますか・・枯れるのかな。

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【ロドレイア】 

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【オガタマ】 

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↓ 枯れたと思っていた枝先から芽が。

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常緑ヤマボウシ

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↓ 真ん中あたりはダメかな。

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さて、本日の草むしりは早朝6時過ぎから一時間程度かな(この後、遅咲き桜を見にでかけましたので)、あまり進みませんでした。時間を忘れますねぇ、この作業は、ホント。夢中になります。目立つ部分だけ手で抜いただけですので、じきにまたわさわさするでしょう。

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          ↓

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          ↓

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          ↓

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雑草をなくすとマンサクの紅色がはっきりして目立つようになりました。やはり、今のタイミングでやって良かったです。 引き続き明日もやりましょうかね。 まだ半分残っております。       

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sumikichi52.hatenablog.com 

日々感謝です。

我が家の庭の観察記録⑦&草むしり①

こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日は曇りがちになると予報では言ってます。りっぱじゃないけど心躍る我が家の庭の“花が咲くまで”の観察記録⑦。今朝の様子は・・・一見、変わってないじゃんって感じでございます。それと、気になっている草むしりも少し。  

 

【ヤマモミジ】まだまだ開き続けてます

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 【カツラ】 

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ハナミズキ】 

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【紅トキワマンサク】 

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枯れてたと思っていた枝から薄紅色の葉が生えてきてます。

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【ロドレイア】 

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【オガタマ】 

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葉っぱがだいぶ落ちました。生え変わるのかな。

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常緑ヤマボウシ

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f:id:sumikichi52:20170421084919j:plain ダメかと思っていたら

f:id:sumikichi52:20170421084920j:plain 赤丸も枯れてる新芽?

 

 

【あじさいアナベル 

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ピンボケですが、新葉もどんどん出てます。

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そして、後述しますが、草むしりしてましたら、雑草に埋もれて忘れていたもう一つのアナベルを発見。おぉーっ、お元気でなにより、って管理者としてどうなの?私。 

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そうそう、水やりは、植樹後から一年位は定期的に水撒きしていましたが、冬に入って現在に至るまで一切しておりません。これからは積極的にやらないといけないんでしょうね。基本的に頑強で自然にお任せ管理でも大丈夫な木を選んだつもりですので過剰な管理は必要ないのかなと都合良く考えてます。  

sumikichi52.hatenablog.com 

そして、だいたい毎朝6時に目覚めて庭に出ますが、今朝はなぜか気が向いて草むしりを少しいたしました。寒肥場所の上に雑草がわさわさしてるのはよくないですよね。

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          ↓

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          ↓

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ざくざく抜いていましたら、ぴょんぴょんと。

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すっきり・・ですが、体力不足のため、やはり、分けましょ。メインは明日以降で。

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日々感謝です。

「関ジャム 完全燃SHOW〜プロがやられた歌詞の技術13選〜」を観て。ここでも“何を書かないか”なのね。

こんにちわ、SUMIKICHIです。
たまに観る「関ジャム 完全燃SHOW」、個人的に好きな音楽番組です。今回のテーマは〜プロがやられた歌詞の技術13選〜。数々の名曲の作詞を手がける歌詞プロデューサーいしわたり淳治さんと物語性の強い歌詞で話題のバンド・クリープハイプ尾崎世界観さんが、J-POPだけでなく洋楽やインディーズまでジャンルレスにスゴい歌詞を紹介してました。現在、詩に関心があるので見逃すまいと拝見しましたら、大変勉強になりました。ざっくり備忘録しときましょ。各曲の解説文はいしわたりさんと尾崎さんの分析です。

 

では早速・・

【№1】≪愛して欲しい感情を正反対の言葉で強調≫
  KOH+『最愛』(作詞・作曲 福山雅治

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普通の人が書くと、「離れていてもずっとおまえを愛してる」という凡庸な歌詞になりがちなものを、「愛さなくていいから」と逆説的に書いたことで言葉と感情に“ねじれ”が生じて、いい違和感となって機能している。

福山雅治さんの曲はスゴいテクが何気に入っている。例えば家族になろうよ』。

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“お父さん”“お母さん”をPOPソングでここまでカッコ良く使った人はいない。イメージとして、‘ほのぼの’→‘歌い手のの人柄’が出て優しく成り過ぎてしまう使いにくい言葉。デビューして一年の新人バンドだと、‘親に感謝!’みたいな感じになる。“お父さん”を使えるアーティスト性の強さもある。


【№2】≪タイトルにもなっている強欲的なワンフレーズがスゴい!≫
  天才バンド『君が誰かの彼女になりくさっても』

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全体のほとんどがきれいな言葉で書かれている分、サビの“なりくさっても”という一点に、まるでまるで圧縮されたZipファイルのようにいろんな感情がぎゅっと押し込まれている感じがする。言葉をあえて汚すだけで、歌詞における感情をしまう棚としての機能はぐっと上がるという、ひとつの例でしょうか。

 

【№3】≪ストレートでありながら発明的な歌詞≫
  奥華子『恋』

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このサビの仕舞い方が素敵。このフレーズの状況を数々のアーティストがいろんな言葉を使って描いていたのを、そのまま言っちゃった潔さ。誰もが漠然と思っていたことを言い当ててくれた感じというか、名前のない感情に名前がついた感じがする。


【№4】≪圧倒的な歌詞量の中に怒りと優しさが染みる曲≫
  竹原ピストル『例えばヒロ お前がそうだったように』
     ※あまりにも歌詞が多過ぎて歌詞は割愛

死んだ友人のことを歌った曲。普通、歌詞は共感できないとダメ、誰にも当てはまる言葉じゃないとダメという風潮を感じているが、この歌は逆で、すごく個人的なことを歌って、その分凄く力強いし圧倒的。死んでしまったヒロくんに対して‘今までありがとう’ではなく、亡くなったことに怒っていて、愛情を感じる。


【№5】≪言葉の持つイメージをあえて逆に使う手法≫
  真心ブラザーズ『流れ星』

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流れ星は、儚いイメージで消えていくところが良いとされているが、それを消えてしまうことが悲しいと表現している。良いものの象徴と思っていた流れ星の見方を変えた。

 

【№6】≪聴き手を心配させる女心≫
  片平里菜『この涙を知らない』

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【№7】≪SNS世代ならではの皮肉表現≫
  yonige『アボカド』

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【№8】≪普通なら興味ない他人の恋愛を魅力的にする作詞テク≫
  テイラースイフト『BEGIN AGAIN』 ※和訳

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彼のキャラクターだけでなく、元彼のキャラクターも、さらには私が自分のことをどう思っているかさえも、たった2行で表現している。ラブソングは基本的には他人の恋バナ。だから、聴き手に興味を持ってもらうには、二人の関係やそれぞれのキャラクターが魅力的に見える必要があり、それが上手く出来ている。テイラーの歌で歌詞を追いかける人は少ないと思うが、彼女の本当の魅力は半分くらい歌詞だと思っている。

この曲には、登場人物が、‘彼’‘元彼’‘彼女’の3人登場、邦楽だと‘僕’‘君’の2人になる。この3人目を出すのが難しい。英詞と日本詞の違いもある。英詞で‘he’‘she’は‘第三者’にも使えるが、日本詞では‘彼’‘彼女’となると‘恋人’の呼び方になってしまって、何を言ってるかわからなくなる。3人目を上手く出せてる邦楽があったら、書いた人は相当なテクのある人。


【№9】≪女性じゃないと書けない別れの情景≫
  aiko『恋人』

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女性ならではの‘怖さ’を感じた。これを聴いて以来、彼女(女性)に服をもらうのが嫌になった。

 

【№10】≪救いゼロな歌詞が逆に救われる曲≫
  フラワーカンパニーズ『吐きたくなるほど愛されたい』

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軽妙なリズムとかけ離れたとことん絶望した歌詞。究極に落ち込んだときに聴いて、涙が出るほど刺さった歌詞。最初から最後まで同じ熱量でネガティブなことを全く手を緩めず、とにかく絶望しているというのを伝え続けるとスゴい救いになる。最高にオチている人におススメ。


【№11】≪ある口調を使うことで自分の言葉にした曲≫
   斉藤和義『ずっと好きだった』

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‘だぜ’はちょっぴりキザな感じで、‘好きだったんだ’という純情と相まってとても素敵に響く。‘だぜ’の口調も本人のキャラクターあってこそのなせる技。いしわたりさんは、自身が詞を提供する側で、この‘だぜ’を許してくれるアーティストってあんまりいないと思う、作詞家的には嫉妬するカッコ良い仕上がりだと言う。


【№12】≪フレーズだけで行間を読ませる歌詞≫
   クレイジーケンバンドタイガー&ドラゴン

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‘俺の話を聞け’という汎用性の高いワードを、物語に隙間を持たせた粋な言葉遣いが秀逸な歌詞。歌詞は‘何を書くか’が重要だと思われがちだが、実は‘何を書かないか’の方が重要。‘いつから知り合いで’‘何に金を貸したか’みたいな話は野暮。そういうしみったれたことを書かないことで主人公のクールなキャラクターが色濃く立ち上がってくる。行間があった方が参加意識が出来る、‘書かない’意識の方が曲は面白い。


そして、歌詞を語る上で欠かせない人物・秋元康さんについて分析。
秋元さんは、とにかく作品が多く、手数も多い。その凄さがわかる一曲。
【№13】≪限られたフレーズで画を想像させる歌詞≫
   乃木坂46『制服のマネキン

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聴き手が10人いたら、物語のあらすじと映像を全員同じように想像できる表現方法。
この詞の内容を普通の人が書いたら・・
  僕らは学校からの帰り道、
  自転車を押しながら歩いて
  河川敷に座った
  どうして君は何も言わないの?
  僕が何か言ったら嘘になりそうで・・なんたらかたら

秋元さんのは、一行々映像のワンシーン的に詞が書かれていてカメラワークが優れている。

他にも“ごくせん方式”というのがあり、例えば、‘極道’と‘先生’のように対立する無関係な言葉を組み合せて作る。この二つの言葉をどうやって結びつけるかというと、“ドラマ”を作る。これをやっているのが、例としてSKE48『12月のカンガルー』。

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‘12月’と‘カンガルー’は本来無関係、そこでA・Bメロで“(ドラマ)”の説明、サビで‘12月カンガルー’の完成。歌詞は、ふり幅が遠いほどドラマを想像したくなる。

 


なるほど。皆さん、面白い分析をなさいますねぇ。そこまで深く考えることないのですが、説明されると妙に納得できることがたくさんございます。自分では言葉にできないけど、なぜか言葉やストーリーに引っ掛かりを感じながら好きで歌ったり、聴いたりしてまして、そうそう、そうなのよ、あるいは、そうだったのかぁ、と腑に落ちました。それにしても、歌詞自体も上手いんだと思いますが、いしわたりさんたちの説明がそれ以上に興味深くて、さすが売れっ子さんは経験値、研究量が並みじゃないですね。

私の世代では、松本隆さんとか阿木燿子さんとかの世界観で育ちましたので、また違う感覚ではあるんですけどね。あっ、オフコースさん、さだまさしさん、松山千春さん、長渕剛さん、などなど大御所もいらっしゃいました。個人的には、小学生?でしたでしょうか、『木綿のハンカチーフ』の設定が大流行し、仲間内で遠距離恋愛の話になると、いつもその曲名が比喩となって登場してました。都会の絵の具に染まるなよ、とかいってましたね、おませだったなぁ。話がソレました。楽しいですね、歌の話って。こんな番組が増えたら、一億総作詞家みたいなことになりますね。

日々感謝です。

我が家の庭の観察記録⑥

 こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日も晴れるようです。りっぱじゃないけど心躍る我が家の庭の“花が咲くまで”の観察記録⑥。今朝の様子は・・・少しずつ、少しずつ育ってる、気がいたします。

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【ヤマモミジ】

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f:id:sumikichi52:20170420074453j:plain ここから生えてるのは切った方がいいのかな

 

  

ハナミズキ】 

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【紅トキワマンサク】 

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【ロドレイア】 

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【オガタマ】

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サザンカ?】 

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【あじさいアナベル 

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地面を見ながら歩いていましたら・・・ん?何?この穴は・・。

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どうやら、蟻の巣に通じる入口のようでございます。どうしたらいいんでしょうね。 

sumikichi52.hatenablog.com 

日々感謝です。

Eテレ「100分de名著 人生論ノート・三木清 第3回〜「孤独」や「虚無」と向き合う〜」を観て。“孤独”は“知性”かぁ。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

すっかりレギュラー視聴するようになったEテレ「100分de名著」。今月は、1937年に冒頭の一章が発表されて以来80年近くもロングセラーを続ける名著「人生論ノート」。第3回は、人間の条件である「虚無」や「孤独」との本当のつきあい方に迫る、というもの。ざっくり備忘録しときましょ。

 

まず、ここで言う“虚無”というのは“ニヒリズム”ではなく、“人間の条件”という意味で使うとのこと。“人間の条件”が“虚無”だからこそ、我々は生きて行く価値があると三木は考えた。(どういうことなんだろ?)

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“虚無”を大海に例えるならば、私たち人間は海の中にある一粒の泡のような存在でしかない。しかし、いかに小さな存在であっても海がなければ泡も存在しない。つまり、海は泡が存在するための条件であり、“虚無”な人間が存在するための条件なのだ。さらに、とてつもない広大な世界で生きるために人間には、“形成力”が必要であると三木は考えた。

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冒頭から伊集院さんは、これはもしかしたら番組始まって以来の難解なくだりかも・・と言う。(同感。)

岸見先生の解説によると・・
広大な海の中で人間は、泡や波のような存在で非常にちっぽけ、それに対して海があまりにも広大過ぎて生きて行くことに絶望するような徒労感、無意味感に襲われる、でも生まれてしまっているという事実もある、海の中に放り出された我々はもはや“存在する”という事実から逃れられないならば、自分自身で生きて行く“意味”を作っていかないといけない、だから“虚無”からの“形成力”、“人生は形成である”と語っている、とのこと。

“虚無”を“世界”とか“宇宙”とかに置き換えても良いのか?良いらしい。(その方がわかりやすいと私も思う)

自分なんかいてもいなくても世界は変わらないし、無意味な人生であったとしても誰かによって決められるわけではない、自分で形成して行くしかない。と同時に、三木は社会が変容したことで、現代人の自己形成は難しくなったと言っている。

『限定された世界』から『無限定な世界』へ。
昔は生まれて死ぬまで知り合う人は100人に満たず、お互い相手の顔も名前も知っている世界、しかし現代はまさしく極論すれば、ネットでつながっていて会うこともない、そもそも自分とリアルな相手との間で個性は作られるのに、今は個性を作る関係が無数にあり、無限定なアノニム(匿名)な存在になっている。無数の多くの人とつながっているのに、人は孤立とていってしまう、そんな現代社会。

 

そんな社会の中で、三木は“虚無”との向き合い方をこう説いている。

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三木は、“虚無”から何かを形作る力を“構成力”と名付けた。そして、構成力のためには、“混合の弁証法”が必要だと考えた。

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弁証法とは、本来矛盾や対立を統一する考え方。しかし、三木は矛盾や対立を解消せず、それらを混在させて抱え込んだまま混合していく方法を提案。そのためには“秩序”が必要となる。様々な要素の配列や組合せを変えて、適切に位置づける。それによって人間は“虚無”から脱出できると考えた。

たとえば、クラスでソフトボールをするかドッヂボールをするかで子供たちが分かれた場合、どちらかが優れているからと退けるのではなく、時間や順番を決めてどちらもやろうと決める。このように異質な考え方を排除せず全て受け入れていこうとする場合には、秩序が必要。

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岸見先生の場合、書斎の棚に本がたくさん積んであるが、それを他人が大きさを揃えるなどして一見美しく整理すると、本人は使いづらくなる、つまり、“秩序”とは、上から押し付けたり機械的に切り捨てたりするものではない、必ず温かさがないといけないと言う。

伊集院さんは、さきほどのソフトボールかドッヂボールかの話でいえば、ドッヂボールの方がカロリー消費率が高いからそっちにしましょう、となると一見秩序だってみえるけれど冷たいって感じですかねと確認し、ならば、これを実現させるのは工夫がいりますし、なかなか難しいので押し付けがちになりますねと話す。

 

さらに、三木は“国家の秩序”についてどうあるべきかも考察した。

ヨーロッパでナチスドイツにより、第二次世界大戦の火蓋が切られたころ、三木は近衛文麿を中心にした研究会のブレインとなり、政治の世界に足を踏み入れる。日中戦争を何とか終結させられないか、時代を生きる哲学者として積極的に国策研究に関わる。しかし、現実は悪化の一途をたどり、戦争は泥沼化していく。昭和15年、成果のないまま昭和研究会解散、あえて体制に加担しファシズム軍国主義に抗してきた三木にとっては、大きな挫折でもあった。その翌年に三木は、“秩序”についてを書きあげる。

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三木は、“外的秩序”という言葉で“国家の秩序”について考察した。国家は自分に都合の良い秩序を強制しようとするが、心の秩序に合わないものは真の秩序とは言えない、戦時下にあってその考えをギリギリの表現で説いたのかもしれない。

 

また、三木は“価値多元主義”の危うさにも気づいた。
現代でいえば、例えば、ヘイトスピーチなんかは、言論の自由だといえば誰も反対できないように、“価値多元主義”ではなく、土台となる価値を認めなければならない、“価値体系”の大切さに気づいたのだ。

ここで言葉の使い方で間違わないようにしないといけないのは、“弁証法”でドッヂボールもソフトボールもどちらも生かすというやり方をさっき聞いたが、この“価値多元”と“価値体系”は別ですか?と伊集院さんは尋ねる。
ベースになるものがないのに全てを受け入れてしまうのは危険だ。

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これを土台にしてさえいれば、“価値多元”を内包することは可能らしい。逆に、それがなければ、アナーキー(虚無主義)に陥ってしまう。何も価値観が無い所に新しく強力な価値観を植え付けることは簡単。子どもや世の中のことを考えていない若者などに対しては簡単に扇動できる。だから、秩序の根源には“人間の尊厳”を認めるという“価値体系”が必要。

ここは大切なところで、虚無という大海に生れて、自分で形成していかなくてはならないという基本をしっかり心に刻んでおかないと大勢に流される。そして、「ニヒリズムは独裁主義の温床である」とも言う。

 

昭和15年、三木は“孤独”についてを発表。

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三木は、“孤独”には美的な誘惑があり味わいがあると書き、決して“孤独”を乗り越えよとは言わなかった。むしろ、たったひとりであることを自覚して孤独に耐えることは生きる上で大切なことだと言う。

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伊集院さんは過去を振り返って・・
高校の頃、学校に行かなくなったあたりでは、ホントにひとりだった、当たり前に孤独だった、しかし今、わりと大勢の人たちと楽しく関わり、あの頃の僕からすれば望んでいた世界にいるような感じだが、もっとマズい孤独感が襲ってくるときがある、孤独は人との間にあるものでそれが必要ってなってくるって、それはどうしたことかと・・・と腑に落ちないご様子。

岸見先生は、高校生のときに一人も友達がいなくて、心配した親が先生に、大丈夫でしょうかと尋ねたところ、先生は「岸見くんは友達を必要としない人だ」と言ってくれた、世間では友達は多い方がいいと言われるがそうじゃなくてもいいんだ、自分がひとりでいられることに先生は価値を見い出してくれたんだということに驚いたという経験があると話す。

自分が人と意を異にするということでひとりになる、孤独になることはあるが、その孤独に耐えられることが大切なんだ、“孤独の内にいられる”ことが“強さ”なんだということらしい。それが“知性”の意味なんだと解釈できる。

これが書かれた時代は、この真逆の時代。心の中ではおかしいと思っていても、“孤独”の恐ろしさから、周囲のイケイケドンドンに染まらざるをえなかった。いつの時代にも、どんな場面でも、自分はそれに賛同できないと輪からはずれることができるのは、“知性に属する孤独”をちゃんと持っている人といえる。

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最後に、哲学者が全てもうわかったという視点で書くものだと思いがちだが、何度も失敗して不屈の精神で闘ってきた本ですね、と伊集院さんは感想を話す。

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“虚無”や“孤独”がこんな風に表現されるとは驚き・・いえ、戸惑いますね。「人生論ノート」そのものを読んでいませんので生意気なことは申せませんが、やはり番組で説明して頂いた方が理解しやすそうですね。番組よいしょではございませんので。

三木さんの論は難解ですが、伊集院さんの若かりし頃の“孤独”と大人になって仲間たちがたくさん出来ての“孤独”の質の違い、岸見先生の友達を必要としない“孤独”を受け入れてもらえた時の喜び・安堵など、凄く共感いたします。私も、大勢の中での“孤独”は、ひとり時間の“孤独”よりつらい時がございます。まぁ、かといって、なにやらの信念があっての“孤独”ではなく、ただの引っ込み思案ってことですけれど。

“虚無”にしても、自分には何にもないなぁー、何をしても虚しいなぁー、とずっと感じて生きていて、それそのものが“虚無”なんだと思っていましたが、そもそも“虚無”の中に人間が生まれたのだと言われますと、概念が覆されますね。じゃあ、虚しさは当たり前のことなのかと。ホッとするような気が抜けるような。これについては、前述しましたが、“世界”とか“宇宙”とかで表現して貰えると理解しやすいです。

同じ言葉でも、文学と哲学、その他のジャンルで微妙に意味合いが違うんですよね、そのうち慣れるのかな。それとも、自分の学んできた世界が狭いってことなのかな。

まぁ、私は独り者、おそらくこれからも。そうそう、“孤独”は“知性”、“孤独の内にいられるのが強さ”、ほぉーっ、言葉を鵜呑みにさせて頂けるならば、私は結構イイ線いってるかな?“孤独”に愛された人間ってことにしておきましょ。

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日々感謝です。