今日も、生涯の一日なり

自分軸で生きると決め早期退職した50代独女のつぶやき

Eテレ「日曜美術館 ピカソ×北野武」を観て。呼吸=描く。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

滅多に観ることはないEテレ「日曜美術館」ですが、北野武さんが初登場、しかも画家・ピカソについて語るということで拝見いたしました。ピカソについては、随分前に民放のバラエティ番組でオリエンタルラジオの中田さんが解説されてまして、その違いも確かめたくて。ざっくり備忘録しときましょ。有名な話ばかりでしょうけれど。

 

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番組冒頭で、北野さんは「ビカソはあらゆるものを吸収し、それに技術が伴って螺旋階段のように上がっていく、貪欲さが凄い」と語る。

 

まずは、北野さんのお気に入りのピカソの作品「泣く女」を紹介。ビカソが56歳のときの代表作。大きな目から溢れる涙、ハンカチを握りしめ悲しんでいるように見える。心が揺さぶられるほど生々しい感情が吹き出しいる。

北野さんは、この絵を見て「単なる泣く女じゃなくて、下町の半狂乱になったおばさん、旦那が棟梁で、酒癖悪くっていつも殴り合いの喧嘩をしてるみたいな。これを見て、感情を前面に出して絵を描きたいなと思って悲しい絵を描こうとしたけど、悲しいだけじゃだめ、悲しい中に怒りが見えないと。じゃあ、怒りっていうことで、眉をつりあげちゃったら、ただの危ない人になっちゃって・・。」と話す。

 

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ピカソ研究の第一人者、早稲田大学教授の高橋保二郎さんは、次の通り解説。

「泣く女」ほど、‘悲しみ’と‘怒り’を同時に一枚の絵の中で描けた作品はなかったんじゃないか、赤と緑、ブルーとイエロー、など不協和音でありながら、それがピカソの独特の破壊されたフォルムとマッチしている。ピカソ以外の画家ではできない表現、だと。

 

絵のモデルは、愛人だった写真家のドラ・マール。知的で才気あふれる女性だったが、感情の起伏が激しくよく泣いた。ピカソは、あらゆる試みを繰り返しながら何枚もの「泣く女」を描いた。顔の向き、感情の大きさ、色彩・・そして、ついに、複雑でそれでいて強烈な「泣く女」を生み出した。

 

ここで、‘感情を描くのは難しい’と言う北野さんへの質問。どうして、暴力を突き詰めたような映画を撮るのか?

例えば、静止している振り子があるとして、一方が‘暴力’、反対側に‘愛’があるとしたら、‘暴力’にマックスで振り子が振れたら、今度は‘愛’に振れる。物凄い‘暴力’は、物凄い‘愛’に変わる位置エネルギーがあるとよく説明する、中途半端な暴力は、中途半端な愛でしかない、と北野さんは答える。

さらに、「泣く女」を見つめて言う。
泣くのと怒るのと同時に爆発してる感じ。ピカソが画家だなと思うのは色使い。原色って、生(なま)って感じがして、悲しみも生、怒りも生、生どうして混ざり合って・・凄い。面白いのが、じーっと絵を見てて、ふと目をそらすと、絵の細部なんか思い出せない、相当集中して見ててもそれをはぐらかすような、よくここまで崩せるなって思うね、と。

 

ピカソの言葉を紹介。

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そんなピカソがある色で自身のスタイルを確立。有名な「青の時代」。紹介されたのは、20歳の頃の作品「海辺の母子像」。寒々とした青い海と青い空、子を抱く母が佇む絵。当時パリにいたビカソは監獄に通ったという。我が子を監獄で育てなければならなかった女性の悲しみに引き込まれる。青で悲しみを描く、こうした作品が画家ピカソの出発点。

近年、この絵に関して、X線をあてると下に別の絵があったことが判明。ドレスを着た若い娘、下の方には花もありごく普通の女性像。調査では、白やオレンジ、黄色など明るい色彩が使われていたことがわかった。

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このように描き直した作品は、この時代たくさんあり、ピカソはどんどん、違う描き方を試みていきたかったということが表れている。若きピカソは格闘していた。悲しい表現を生み出すめ、キャンバスを買うお金がなければ、それまでの絵を塗りつぶしてでも描きたかったのだ。

 

ピカソは、スペイン・マラガで生まれる。母親はピカソの幼い頃のことを「言葉を覚えるより先に絵を描いていた」と言っている。11歳の頃のデッサン「石膏トルソの習作」を見た画家の父親は、自分を凌駕するような技術に舌を巻いたという。19歳、ピカソはパリへ。しかし、芸術の都は甘くなく、思うように絵は売れなかった。ある日、共にパリにやって来た友人が自殺。絶望の淵でそれでも筆を握り続け、苦難の果てにあの色に辿り着く、青い「自画像」。誰にも似ていない独自のスタイルがここで確立される。ピカソピカソになったのだ。

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‘青’といえば、北野さんの初期の監督作品「あの夏 いちばん静かな海」が思い起こされる。耳に障害がある若い男女の物語。空や海も青い、そしてヒロインの気持ちも青。この印象的な‘青’は‘北野ブルー’と呼ばれ、北野さんにとっても‘青’は重要な色だった。北野さんは、ロケ地の背景に多いセメントが青みがかったグレーで、全体モノトーンにしたくて‘ブルー’が美しいなと思った、‘青’って面白くて、ピカソに限らず北斎もそうだし、‘青’にとりつかれていく画家が多い、と話す。

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しかし、ピカソは「青」の時代を3年で捨ててしまう。現れたのは明るくなった作品「サルタンバンクの一家」。どこかはかなげな旅芸人を柔らかな色彩で表現。この頃になると、恋人もでき、少しずつ絵も売れた。

30代でさらに変わる。対象をバラバラに分解して、その存在感が引き立つよう組み合わせた「ぶどうの帽子の女」。これが“キュビスム”。絵画の革新者・ビカソの誕生。

40代になると、「海辺を駆ける二人の女」からもわかるが、ギリシャ彫刻と出会い、のびやかな生命感溢れる作風が開花。第一次世界大戦後、束の間の平和な時代を反映するかのような光景。同じ画家とは思えないような変貌を遂げるピカソ

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同じスタイルを続ければマンネリ化する、そして、ひとつのスタイルで戦争の時代、平和な時代を表現できるのか、ピカソのスタイルの変貌はビカソ自身と時代の変化に応じていったものだと言える。

 

北野さんも、映画「Dolls ドールズ」では、ブルーとうって変って鮮やかな色彩で画面を彩り。次々とチャレンジしている。

北野さんは、それはあくまでも過程であり、一番つらいのは、いつまでも‘北野ブルー’って言われること。それは、その映画でのこと、飽きるんですよね、同じことをいつまでもやっていると、言う。

 

やがて、ピカソは戦争のうねりに巻き込まれる。スペイン内戦勃発。そんな中、パリ万博のスペイン館の壁画制作を依頼される。当初、芸術の自由を謳い上げるテーマを構想した。しかし、ある悲劇がおこる。ナチス・ドイツによるスペイン北部の町・ゲルニカへの無差別爆撃。ピカソはテーマを一変させる。完成した作品「ゲルニカ」は横7.8m×縦3.5mの大作。愛人だった写真家のドラ・マールが撮った制作過程の写真を見るとナチス・ドイツへの怒りや惨状などを象徴していた握りこぶしなどのモチーフが過激なものから随分柔らかくなっている。

ピカソにとって作品とは、その時代や場所を離れて永遠に生き続けることを願ったもので、当初の握りこぶしを排除して人類共通の遺産として作り上げたのだろうと解説。時空を超えて人々の心をつかむには・・・と何度もこの絵を見つめ直した、とピカソは話していたようだ。この一枚の絵の中に、人間が生きて行く上での悲しみや希望など全てが盛り込まれているね、と北野さんは言う。

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北野さんも映画を作るときに普遍性を意識するのか?
禅宗のお坊さんとかが言うように、人間は‘生まれて、飯食って。死んでいく’こと、その中でいろんなことがついてまわるんだよと言われるとそうかもなと、その一部を切り取って恋愛映画や暴力映画、感動映画なんか撮ったりするけど、所詮人間は‘生まれて死ぬこと’になっちゃうんだけど、その単純さをアーティストとかが広げていく、どこにスポットをあてるかが勝負なんじゃないかなぁと語る。

 

ゲルニカ」や「泣く女」の後、あまり評価されなくなる。力の衰えを批評する人もいた。それでもピカソは描き続けこう言う。

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今、ピカソの晩年が見直されている。何事にも捉われない自由奔放さ。特別に借りた本物の作品がスタジオに。亡くなる一年前、90歳のときの作品「男の顔」。ビカソって聞いたからかなぁ・・聞かなくても凄いと思うけどね、俺、と北野さんは絵を観て言う。

ピカソは、絵を描くとか描かないとかそんな次元にいるのではなく、朝起きて、見たものを‘いいねー’なんて言いながらササっと筆動かしてて、まるで息するかのような域にまでいたのかなと、絵の評価も彼には関係ないんじゃないかなと、子供みたいな絵が描けるようになったっていうのも自分で評価しなくなったってことじゃないかな、と話す北野さん。
今後の映画作りについては、今まであまりにも考えてこなかったんで、今後は台詞ひとつにもこだわりを持とうかなと思ったりするねと笑う。

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以上の内容は有名な話でしょうけれど興味深かったです。こうも語る人によって切り口、見方が違うものかと。この番組では女性遍歴や盗作疑惑などは一切省かれていまして、シンプルでしたし。「ゲルニカ」の解説の切り口も違ってました。売れない時代のことや晩年の子供のような絵も存じ上げませんでした。バラエティ番組を観て、そんなに詳しくなかったピカソのことをちょっと調べてみようと図書館で本をお借りしたんですが、熟読してないからこぼれ落ちているところが多々あり。 

晩年の絵を拝見して、ピカソの絵だと言われなくても凄い!と思えるかなと自身に問いかけてみましたが、正直自信ございません。有名画家の力作揃いの中に飾られていましたら、面白いし、インパクトがあるので目に留まるとは思いますけれどどう凄いのか説明できないでしょう。が、ピカソの「見たいように見ればいいのだ」という言葉に励まされます。それと、北野さんが出演されることに興味がありましたので満足です。

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日々感謝です。

急遽、浅田真央さん引退特番・・ジャンプも凄いけれど、美しいスケーティングが好き。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日、急遽午後7時からテレビ朝日浅田真央さんの引退特番が放送されましたね。ソチ五輪後から、薄々覚悟してはいましたが(私が覚悟してどうすんの?)、正式に公表されると本当に寂しさを感じます。私の年齢の半分ですのに、何やら偉業を成し遂げた偉人さんのようで素晴らしいなと思います。一見飄々とした普通のあどけない女子って雰囲気なのに、どこにあんなパワーが潜んでいるのか不思議です。

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真央さんが、初出場で初優勝した15歳でのGPファイナル、観てました。こんなにあどけない女の子なのに凄いなと画面にくぎ付けになったものです。翌日会社で、ニュースで映った15歳の真央ちゃんの演技を見て、みんなで「そりゃ優勝するよね、次元が違うよね」なんて会話したシーンもしっかり覚えています。衣裳までもです。

それからの活躍は言うまでもなく。本当に彼女は凄いなと深く思い始めたのは、五輪で銀メダルを獲ったあと、佐藤コーチに教えを受け始めたあたりでしょうか。それまで積み重ねてきたものを壊すことにもなりかねないのに、一から基礎をやり直すなんて、勇気があるなどころの話ではないと思ったからかな。でも、それはとても良かったんですね、滑りが、見え方が全く変わったような気がしていました。

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それと、誰もが忘れないあの試合、ソチ五輪での失敗のショートから復活のフリーの演技。観ていました。ショートはもう何も言えなくて、フリーも祈るような、でもショックを受けても良いように半ば諦めつつ、ドキドキしながら。ジャンプを次々と成功させて、最終のステップあたりでは不覚にも涙が滲んでました。よくぞここまで、なぜこんなことが出来るのか、きっとここまでくるのに見えない努力を死ぬほどしてきたんだろうな、心が半分折れていたとしても体がこれまでの努力を裏切らなかったということなのか。

さらに、真央さんの凄さを知らしめるための神様のいたずらなのか、お計らいなのか。金メダルを獲るよりも心に強く深くいつまでも心に残るものとなったんじゃないかと思っていました。まあ、金メダルが一番良いんですけどね。あの感動は、元気を貰えたと単純に言ってはいけないんじゃないかとも思ったりして。羽生さんにしても真央さんにしても、こだわりを持って突き動かされて人は、もう自分自身との闘いなんでしょうね。私は、トリプルアクセルや4回転ジャンプが数多くなくても、真央ちゃんの基礎がしっかりあった上での複雑なステップ、指先にも柔らかく神経が行き届き、風がなびくような美しいスケーティングが好きです。羽生さんもです。もちろん、それらのジャンプあってこそ、というのは踏まえた上で、です。

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顰蹙を買いそうですが、引退について冒頭で寂しいとは書きましたが、私、正直に申しまして、ちょっぴりホっとしています。競技フィギュアではなくアイスショーなどでの自由な表現者としての真央さんに期待します。今後どうなさるのか不明ですけど。ですから、今回の引退は、個人的には良かったね、と言って差し上げたいと思います。そして、ありがとうございましたと。もう充分苦悩されたと思います。

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画面では、繰り返しくりかえし、過去の映像が映し出され、スタジオでも似たコメントを繰り返しくりかえし・・でも、観ていて、くどいけれど飽きませんでした。と申しますか、そうだ、録画しとこ、ってなりました。真央さんは、自分がしたいからしてる、誰のためでもなく(亡き母のためってのはあるのかな)、変な欲もなく、ただそれだけなんでしょうね、だから人は純粋に応援するのでしょう。自分の理想とする姿を重ねてみたりもして。

何が言いたいのかよくわからない記事ですが、今の心境を綴ってみました。明日、真央さん自身の口から語る会見が予定されているんですよね、拝見させて頂きます。

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日々感謝です。

新番組!Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ〜ライフチェンジ!新たなトビラが開く〜」を観て。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

Eテレ「団塊スタイル」の後番組、「あしたも晴れ!人生レシピ」がスタートしましたね。番組HPでは、心も体も変化し、この先を考え始める50代以降、 「これからどんな人生を歩んでいきたいのか」と問い始めた人たちを応援し、 健康、住まい、お金、ファッションなど、幅広いテーマで“生活を豊かにするヒント”をお届けする情報番組。あなたの人生が明日も晴れますように!という思いを込めて・・とあり、ほぼ前番組と同じ感じですね。MCは賀来千香子さんと高市佳明アナで若返ったようです。53歳の私としましては、引き続き視聴いたしました。

初回のテーマは〜ライフチェンジ!新たなトビラが開く〜。人生の後半戦、これまでとは違う生き方に挑戦し、新しい人生の扉を開いた女性たちを紹介。

では、印象に残った女性をざっくり備忘録しときましょ。  

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熊本県阿蘇村に住む小松丸昌子さん、52歳。
7年前、無農薬のハーブや野菜を使った化粧品を販売する会社を設立、‘自然のもので人はきれいになれる’というこだわりの化粧品は工場近くの道の駅や移動販売などで売られ、人気が口コミで広がり今では従業員10人、取引先は50社にまで増え、年商4,000万円までに成長。

熊本市内で生まれ育った小松丸さんは、福岡の短大卒業後、もともと会社経営には興味がなく花形だったコンビューター会社に就職。4年後、より良い働き口を求めて化粧品会社に転職し、最初は事務職だったがやがて化粧品が肌に与える影響について関心を持つようになる。その時代、急にアレルギーやアトピーが言葉として出てきて、なぜそうなるのかを勉強した。そこで思いついたのが安心・安全な化粧品作り。

そのアイデアを実現させようとした背景には当時40代という年齢が大きく影響した。歳をとるにつれ、自分がどうなりたいかというのが凄く重要になってきた。そんなとき、定年退職後、熊本市内から南阿蘇村に移住した母・勝子さん(現在72歳)が無農薬の野菜作りをしていたのを見て、これで化粧品を作れないかとひらめいた。日頃自分が食べている野菜と比べても味が濃くてしっかりしている、そこに生えているハーブが他の所のものより香りが良かった、などが起業のきっかけとなった。

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勝子さんは、「いろんなお洒落な野菜が食べたいと思って作ってただけなのに・・気づいたらいろんなことやらされてる」と笑う。

 

そう決めてから、小松丸さんは45歳で会社を退職。自分の退職金と地域の補助金を合わせて、平成22年に約2,000万円で会社設立。「これは私がやったものだというものが何もなかった。何か残すものが凄く自分には必要だった。自己満足だけど。また、50代、60代、70代になったときに自然の肌でいたいな、どうなっていたいかを考えた」と当時を振り返る。

設立後、一年かけて自分の理想とする化粧品を開発し、販売開始。使用した人からの‘他のものは使えなかったけど、こちらのは肌に合う’という声に勇気づけられた。社長になった小松丸さんは細々した作業も自分でやり休みがない。が、つらさはなく生甲斐となっている。楽しみにしているのは、従業員たちとの昼食会。おかずやご飯はみんなの手作り、独身の彼女にとって、ここがホッとできる家族の団欒の場。「みんなが私のやりたいことについてきてくれる。とても感謝している」と素敵な笑顔で話す。

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 そんな小松丸さんには、まだまだやりたいこがある。乾燥したハーブやオーガニックで育てたブルーベリーに紅茶や紅いもなどをブレンドしたお茶、うるち米と古代米をブレントした玄米コーヒー、オレンジやイチゴ、生姜などの材料にハーブを混ぜたハーブティーなど、様々なオーガニック商品を世に送り出しているが、それらの材料を作り始めて気づいたことがある。

農業は、生産して出荷するだけなら利益は凄く少ない、機械代でほぼなくなる。小松丸さんは、「うちで加工することによって付加価値をつけて売り、オーガニックの農家さんを支援出来れば未来の農業になるなと思い頑張っている」と言い、2年前、オーガニック生産組合を作り理事長に就任。そして、去年は観光協会の理事にもなり、南阿蘇村をアピールするため農業体験などのイベントを開いたりして精力的に活動を開始している。

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その想いを強くしたのは、熊本地震の経験。一部のビニールハウスが壊れ、田んぼに土砂が入り、復興とともに南阿蘇をより良いカタチに変えていきたいと考えている。「南阿蘇は空気もいいし、病気もなくなるくらい良い場所。元気がないときにここに来て、美味しいものを食べて健康になり、南阿蘇に行けば癒されるよといわれる場所にしたい」と。

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小松丸さんの生き方を観て、何より表情がいきいきして溌剌とされているなと感じます。がむしゃらに肩肘はっていなくて、自分の想いに正直に動いていらっしゃる。その想いは、自分さえよければ、ではなく真逆の、みんなのために、世のために、小さくても自分ができることをやる。想いがシンプルです。私のように欲が全て自分に向いているのが恥ずかしくなります。

人生50年の時代から、現代は人生100年の時代で、自分の人生を設計して舵取りが可能な時代。言い換えれば、折り返し地点の50代(本当は40代かな)で、重要なこととそうでないことがわかってくるので見つめ直さないとこんなはずではとなってしまいますね。いえ何もりっぱにとかお金持ちにとかではなく、自分にとって何が大切か、何をして生きたいか、どうなっていたいかですよね。

人生後半の生き方って、周囲にはまだまだモデルが少なくて・・。人それぞれ状況が違うので、正解も見本も成功もないんですけどね。番組を観ながらつらつら考えましたら、自分のやりたいことをしたいから早期退職したものの、少し先の自分の姿(目標)が具体的な映像としてまだイメージ出来ていないなぁー、例えば、自分が歌をうたうことと世の中のためになることとを結びつけることができるかなーとか詰めが非常に甘いです。と申しますか、ただ好きに歌い続ければいいんじゃない?必然があれば広がるし、とにかく閉じこもらず開かなくては、とも思いますし。まだまだ理屈が先行する日々でございます。

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でも、日々感謝です。

やっぱり満開の桜のアーケード下を歩きたい!雨降る前に。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

本日朝、また何を思ったのか、まだ桜が満開になる前にふらっと行ってみた土師ダムに再び出かけてみました。明日雨が降るとかなんとかで、今しかない!と。ちょっとお天気は良くなかったんですけどね。

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いつものように写真だらけ、しかも似たような写真になります。もし万が一、近郊にお住いの方がこの記事をご覧になられてご興味がございましたら、まだ蕾がすこーしありましたので今週末の土日も圧巻の桜が楽しめるのではないでしょうか。本日も結構ご家族連れが多かったです。

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まずは、噴水に向かって左岸から・・

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湖岸全体に桜の木々が植栽されてます。お手入れ有難うございます。

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サイクリングロードでもあるので、この長い道には自転車ですね。本当は乗るつもりだったんですけどね。

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どの方向を見ましても、アーケード状態です。

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緑枠は新しい花で中心が緑がかっている、赤枠はそろそろ散る頃で中心が赤くなっている、というのが新旧の見分け方だと、本日夕方TVローカルニュースで解説してました。え?ご存じ?

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続いては、反対岸へ・・

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この区域は、ひろーい広場があり遊べる空間ですね。

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路上ならぬ広場ライブをされている男性がいらっしゃいました。自由だなー、私もやりたいなと思っていましたが、実際に拝見しますと、独りは勇気がいりますね。

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この屋台はいつまで出店なさるのか不明です。

 

次は、この広場と駐車場の間にあって桜の木々がさらに密集した区域。

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この方が、周囲に理解されなくても未来の村のことを考え、独り開拓し続けたということのよう。前回はここまで来ていないので読んでおりませんでした。

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四方どっちを向いても区別つかないほどの桜、桜、桜・・・

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ピンクの桜も数本ございまして、綺麗でしたので少し。

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歩きました、本日は。4kmはいったかと思います。実は、ここに来るまでの県道沿いに、これまた素晴らしい名もなき桜並木がございまして、そこも歩いたのでございます。どれくらいかな・・1kmはあるんじゃないかな、川土手両岸に桜並木が。空撮したい感じです。後日別記事にしときましょ。

日々感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

我が家の庭の観察記録

こんにちわ、SUMIKICHIです。

ここのところ不安定なお天気が続いてます。りっぱじゃないけど心躍る我が家の庭の観察記録。

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【ヤマモミジ】

f:id:sumikichi52:20170401161413j:plain 一週間前位かな

        ↓ 

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f:id:sumikichi52:20170409123849j:plain 花?可愛い

 

【カツラ】

f:id:sumikichi52:20170409123850j:plain ハート型の葉が可愛い

 

ハナミズキ】 

f:id:sumikichi52:20170409123856j:plain 開いてきた!

f:id:sumikichi52:20170409123854j:plain 去年購入時よりわんさか

 

【紅トキワマンサク】 

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f:id:sumikichi52:20170409123851j:plain 枯れたと思っていたら

 

【オガタマ】

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常緑ヤマボウシ】 

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【ロドレイア】 

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【その他】

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ところで、成長といえば雑草。わさわさしてます。 

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以前のブログにも綴りましたが、特に寒肥した場所に茂ってまして、面白いからしばし放置しておこうかと思ったのですが・・。

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雑草が栄養を横取りしてるのかなとも思い、近く草むしりすることにしました。

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日々感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

日々感謝です。

 

 

 

Eテレ「オイコノミア〜植物と経済学が出会うとき〜」を観て。へぇーっ、プラントハンター。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

ほぼレギュラー視聴しているEテレ「オイコノミア」。今回のテーマは〜植物と経済学が出会うとき〜。地球上の植物、その数約70万種といわれ、植物はなぜかような進化を遂げてきたのか、経済学でさかんに使われている理論が解き明かす、という内容。ざっくり備忘録しときましょ。

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ゲストは、プラントハンターの西畠清順さん。顧客のあらゆる要望にこたえて世界中から植物を運び込むプロフェッショナル。そして、今回訪れた場所は、東京代々木にある複合商業施設。敷地の半分以上に世界中の珍しい植物120種が植えられている。全て西畠さんが集めて育てている。日本ではない異国の地のような空間。ここで、実験的な
試みを行なっている。

推定樹齢500年の枯れかけているオリーブの老木を5年前にスペインから運び込んだ。芽が出ていないけれど、新しい芽が出ようとしている。普通は、見た目が良い木を持って来て植えるのが通常の庭造りだが、西畠さんはあえて老木を配置。枯れかけてもなお芽吹く生命力を見せたいと考えた。

また、長期間乾燥に耐えられる多肉植物のトックリラン(原産地メキシコ)の隣に、水大好きな熱帯果樹のジャボチカバ(ブラジル)を植え、水はけを工夫して共存させている。当初はこれだと育たないと周囲に言われたが、あえて挑戦した。

西畠さんは、自分は関西人で、東京に来たとき結構緑のある公園が多くて、見たことのあるたくさんの木を植えて量で見せても、なかなか感動しないな、量は少なくても人が‘これ大丈夫?’‘何考えてんの?’と気になって、距離が近くなる作戦を考えた。情熱とテクニックが他にはない空間を生み出している。

植物って数学的。この植物は、この時期にこういうやり方で移植したら成功率が高いとか合理的で理に適っていて、それをわかった上で別のことをすると、それにおさまらない動きをし、また驚かされると西畠さんは言う。

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そもそも、プラントハンターって何?

西畠さんは、詳しく調べたことはなく聞いた話ではと前置きした上で、300年前位にヨーロッパで生まれて、王族や貴族、政府機関、企業に雇われて自国にない植物を世界各国にとりに行って届けた人たちのことをいうらしい。人間が歩けそうもない高い岩山に張り付いた状態、いわゆるロッククライミング風な格好で植物採取したり結構危険で命がけだ。

現在世の中で見かける木や花、観葉植物はほとんど流通に乗ったもので、クリックひとつで買え、珍しいものでもちょっと勉強すれば個人で仕入れられるという流通が成熟した時代。西畠さんはプラントハンターと呼ばれるようになってから、流通に乗っていない植物、時に命がけで崖に行くときもあるし、規格外の大きさのものもあるし、それに特化してきた。

 

ここで、西畠さんのしていることと経済学とのつながりについての話。

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貿易について経済学で分析する際、根幹をなす考え方。なぜ、貿易が必要か、海外からいろんなものを持って来ることが人々をどれだけ豊かにするのかを貿易の理論で考えたりする。1817年位からスタートしていて長い歴史がある学問。西畠さんの仕事は“多様性選好”を満たす仕事。

世界中にはもの凄く面白くてかわいい植物がいっぱいあるから人に伝えたいという衝動があって、見て欲しい、聞いて欲しい、体験して欲しい・・で持ってきちゃう、と西畠さんは笑顔で話す。

 

しかし、海外から日本に持ち込む時には大変な神経を使う。特に“検疫”。日本では厳しいルールが設定されており、土ひと粒たりとも持ち込むことが出来ない。そこには想像を超える苦労がある。非常に細かい許可や書類が必要で、時間もお金も判断も情熱も莫大にかかる。運ぶ時期を間違えた、書類に不備があった、少しでもミスると何千万円かけても一発でパアとなる。持ち込めないときもあった。許可や書類がOKになっても植物が枯れたら意味もない。この木ならここまで切ってもよい、この時期なら大丈夫など経験から得たノウハウだけで仕事している。

経済学ではこれを・・

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西畠さんは、自分に依頼すると料金が高いとよく言われるが、一般人がやるともっとかかる。プロに任せて木の料金を払う方が安い。250トン位の植物を毎年仕入れており、この業界のプロ中のプロ、個人輸入するよりもコストダウンできる。スーパーと生産農家が直契約すると仲介業者が入らず安くなるというパターンがあるが、これはそうではないらしい。

 

ところで、西畠さんは又吉さんと同い年。又吉さんが園内を歩き回ったときのまなざしを見ていて気づいたよう。又吉さんが植物好きだと。歩き方や目の配り方で植物好きかどうかわかるらしい。

又吉さんは「好きです、好きです。よく自宅に帰る途中公園に立寄りぼぉーっと緑を眺めてました。自然の中にいると自分の器の中に抱えきれなくなったものを託せるというか器を開ける感じがする。」と話す。

西畠さんも「植物を見ていると野望とかナルシシズムとかを全部一旦ニュートラルにしてくれる。パワーが出過ぎるのも抑えられるのかも」と言う。

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続いて、植物の知られざる力を紹介。
アルソミトラ(東南アジア)の種。平たく薄いブーメランのような形。飛ばすと紙飛行機のように舞う。アメリカのステルス戦闘機のモデルになったといわれる、いわゆる“バイオミミクリー”。生物の形態や機能を模倣することで新しい技術を生み出す学問。

 

さて、多様な植物の進化。経済学で重要なある理論で読み解くことが出来る。

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様々な分野で応用されており“進化ゲーム理論”というものもあるらしい。

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例えば、‘木の高さはどうやって決まるのか?’
基本的には遺伝子にプログラムされたものが振る舞い方に出てしまう。この理論では、自分で行動は決められないけれども、進化的に安定な戦略をとっているようなものが、突然変異や淘汰のプロセスで生き残っていく。

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どういうことか、隣り合う木と木の関係でみてみると・・・
森の中に、間隔をあけて横並びで3本の低木が生えている。太陽の光をたくさん受けようとして、真ん中の木が突然変異で背が高くなったとしたらその木が太陽の光を多く受けとれ、徐々に小さめの木が淘汰され大きい木だけが生き残る。木の高さは変わってもお互いの関係性は変わらない。そして、また光を受けようとして突然変異でさらに背が高くなるかというと、育てるのには時間もかかれば水を吸い上げるのにもコストがかかる。この場合、水・養分を吸い上げるのはコストなので、やみくもに高くなるのではなく環境に応じてバランスをとるようになる。

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植物は隣を意識している。こういうことがあるから、植物は種を遠くに飛ばして子孫を残そうとする。

日本で室内に飾る人気の観葉植物、フィカス・ウンベラータは、現地アフリカでは葉の大きさは小さく、室内に置かれると太陽の光を受けようと3倍の大きさになる。環境によって姿かたちを変化させる。植物の世界では、強い弱いではなく環境に適応できたものが生き残っていく。

西畠さんは、植物と人間の最大の差は脳があるかないかだと思う、本能というものはお互い持っているが、植物は生きることにストイックで、ひたすら子孫を残すことしか考えていない(脳はないけど)、人間だったら子孫を残す事しか考えてないって言ったらしかられますけど、と言って笑う。

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これに関連して、間もなく生を終えるため今しか見られない植物があるという。100年に一度咲く花の木、センチュリープラント(メキシコ)。実際は20〜30年で咲くらしい。この長い間じっと耐えて成長し、そろそろ子孫を残せるとなった人生の最期に自殺することを決めるとのこと。朽ちたら倒れて、種が飛んでまた生える。そのために
少しでも高く伸びる。

又吉さんは、「30年に1度しか咲かないって聞くと、別に人間に見られるために咲いてたわけじゃない、ここにおるからあるっていう・・僕等人間も同じだなと思いますね、芸人は面白いことを言わんとあかんのですげど、それは仕事であって、そもそも人間はそこにおるから、おるっていう・・」と感慨深げに話す。

 

今の時代に求められる植物って?
昔だと、火傷したらアロエとか、食料とか薬とか直接的に人間に役立つものが求められた、そして、バブル時代は派手な花をたくさん飾ってOKみたいな雰囲気だっだか、今は、美しいデザインはどこでもやっているので、なぜその木がそこに必要なのか、なぜその木を選んだのか、意味のある緑化、意味のある植物空間が求められているのでは、物語があった方が面白い、と西畠さんは語る。

最後に、又吉の経済ポエム〜生き残るために空中に浮く植物、喋り出す花〜

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最近(でもないか)、こちら地方のショップでも凄く珍しい植物が並んでますよね。店内だとそこまで巨大なものはありませんが、番組のロケ場所にはどうやって海外から持ち込んだの?って思うほどの巨木がいっぱい。根や葉を全て落としてまるで資材のような
かたちのものを巨大クレーンでつるして船に運び込むんですね。それにしても、命がけの作業で“好き”の極みですね。

しかし、この「オイコノミア」、なんでも経済学とつなげて、時には‘はぁー・・?’と思うこともありますが、興味深いこともあり一種の勉強になります。序盤の貿易の‘多様性選好’あたりで、もしかしてトランプ大統領がらみの流れになるのかしら?と勘ぐってしまいまして、案の定バスレましたけど、私、だいぶ「オイコノミア」慣れしてきたようでございます。次回は、また興味ある“盆栽”がテーマのようですので楽しみにしております。

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日々感謝です。

 

20年ぶりに訪れた三次の有名な珈琲屋、お元気で何より。

こんにちわ、SUMIKICHIです。

昨日、スイセンの花を見に庄原備北丘陵公園に出かけた帰り、三次を通るので、そうだ!自宅を建てた約20年前頃によく通っていた珈琲屋“スプレモ”で豆を買おう!と思いつきまして、立ち寄ってみました。自宅から車で約一時間位かかりますが、まだ体力的に若かったし、ちょっとお高めですけど美味しいのでよく通ってました。 

sumikichi52.hatenablog.com 

 

あらら、外観がカフェ風にリニューアルされてらっしゃる!以前は、いかにもレトロな老舗の珈琲店といった趣でした。

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店内もすっきり。が、焙煎機と豆の選別作業台などはそのまま。

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懐かしい。選別作業のことを“ピック”って言うんでしたっけ?このお店は、ハンドピックなんです。ですから、豆が揃っていて、とても美しいのです。そして、毎日焙煎してらっしゃるそうです。どこもそうなのかしら。私は、深煎りが好きなのですが、20年ぶりですのでブレンド(中深煎り)豆200g注文。そして、たまに出張シェフをしてくれる後輩女子Uさんへのお土産に100gペーパー用挽きも注文。

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最近よく買うタリーズコーヒーの豆より100〜150円割高。なんせハンドピックですから。

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本当は休憩したかったのですが、この後そのUさんと会う約束がありましたので今回は豆買いのみ。

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なんと、そのUさんからは、パセリを頂戴しました。おぉーっ、使えるかも。

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11月末に頂戴してましたオリヅルランは無事越冬。元気だわー。

f:id:sumikichi52:20170408125657j:plain 11月末頃

         ↓

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 頑強だとは聞いていましたが、冬の間も結構元気(あっ、家の中で管理してました)で、ちょっと成長早過ぎっ?

日々感謝です。